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誰にでもわかるシナリオの書き方 入門編③

おはようございます!
3日連続でシナリオの書き方について投稿しています。
ニーズがあることが分かったので、連投する事にしましたw
思い立ったが吉日って言いますしね。
間を開けずに書いていくのは、今まであまりしてなかったので新しい試みです。
いくつか続きを書かずに1ヶ月とかありますから、そちらも順次書いていこうと思います^^;

さてさて、若かりし頃は原稿用紙に手書きしていましたが途中からワープロになり、PCになりました。
時代の変化ですね。

そして何より変わったなと思うのは、物を書くために調べる手段です。
幸い、実家には百科事典があったりしたのでそれで調べたりしていましたが、足りない時は自転車で15分ほどの大きな図書館へ通っていました。
それがインターネットが出現し、検索エンジンが発達し、情報量が増えてからはインターネットで簡単に図書館以上の情報へ簡単にアクセスできるというのは創作活動には物凄くプラスですね。
ただ、その分誰も様々な知識にアクセスできるので「へぇー」とか「ほー」とか感嘆するような内容を書き込めるのが難しくなりました。
結果、インターネットの情報ではなく生の取材や専門家からのアドバイスとか、専門書のお世話になることが増えたので、結局は変わらないかもしれませんw


時間経過を示すには、小道具を使いましょう!
昼のシーン、夜のシーン、昼シーンという展開だと1日経ったことが表現できますよね。
例えば、同一のシーンでなくても昼のシーンから昼のシーンという展開だと、わかりづらく、誤解を招きやすいわけです。
ワンカットでも良いので翌日の昼なのであれば、夜のシーンを入れるとスムーズに時間変化が受け入れられます。
さて問題ですし、3日だったら、1週間だったら、1年だったらどうしますか?
逆に1分後、1時間後という短い時間変化だったら?
一番シンプルな方法は見て分かる時間変化の表現です。
そう、時計を使うという方法ですw
他にも陽の高さとか、グラスの中にある氷が溶けるとか、風雨で錆びるとか、木々が芽吹くとか、紅葉し落葉するとか、安易な方法はカレンダーを使うとか表現は無限大です。


距離感を出したいなら、移動手段を挿入しましょう!
小道具を使わないのであればテロップを使うという方法もあります。

テロップ「あれから一年後…」

とかですね。
ハリウッド映画とかでよくありますね。
この方法だと1億年後でも1万年前でも好きに簡単に表現できますね。
近場の移動であれば、オフィス内→オフィスビル群→別の会社のオフィス内というように内から内の移動の間に外のシーンを入れると移動したことをハッキリさせることができます。
もっとハッキリさせるならば、オフィス内→電車に乗っている主人公→オフィスビル外観→別の会社のオフィス内というようにします。
現代劇であれば、東京-博多間であれば空港のシーンを入れたり、飛行機内のシーンを挟むことで距離感を表現することができます。
あとは柱に東京と書けば東京ですし、大阪と書けば大阪ですがそれをわかりやすくするためには東京らしい場所、大阪らしい場所として知られているシーンにすればOKです。
東京なら東京駅とか、スカイツリー前とか、大阪ならば道頓堀とか大阪城とか見る人が分かる、知っている場所にするという方法です。


回想シーンや夢のシーンは、ハッキリと柱で書きましょう!

◯回想・雑居ビル屋上(夜)
  静まり返った深夜のオフィス街にある雑居ビルの屋上でタバコを吸いな
  がら月を見上げている若い男。

回想シーンは、現在進行形のドラマの中に挟むことが多いので、区別がつくようにこのように記載します。
回想と同じように夢のシーンも同様に柱に記載します。

◯夢・岸壁(早朝)
  岸壁を猛スピードで飛び上がってくるドラゴン。
  その背に乗る海原。


セリフは長くても原稿用紙3行に抑えた方が良い
長セリフは基本的には説明的になってしまっていたりするものなので、避けたいところです。
意味のある長セリフは良いのですが、無意識にダラダラとセリフで語ってしまう傾向がある人がいますし、油断するとセリフで表現しようとするということはよくあることです。


3行に収まらないセリフでは、相手の反応を入れるのが良いです。
長セリフを解消する方法としては、相手のリアクションやセリフを挟むという方法があります。
掛け合いと言いますが、掛け合いにすることでテンポも生まれつつ、キャラ同士のやり取りで、わかりやすく説明できるという効能もあります。

ということで、第3回はここまでにします。
まだまだ続きますので、読んで頂けると嬉しい限りです。

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