2019年8月の記事一覧
てぬぐい『カブトガニ』誕生秘話①
↓てぬぐい『カブトガニ』に同封しているパンフレットの説明文です。
夫婦 仲よく、カブトガニが砂浜を散歩しています。
カブトガニは約2億年前に現在のような姿になって以来、ほとんど進化をしないまま種を保ってきた生物だそうです。日本では瀬戸内海と九州北部の海岸しか生息していません。
岡山県笠岡市の神島水道が、カブトガニの繁殖地として、国の天然記念物の繁殖地の指定を受けています。笠岡市にはカブト
てぬぐい『カブトガニ』誕生秘話②
2010年9月22日(木)に、倉敷市本町に約2坪の小さな店「お茶とてぬぐい日本茶カフェ互茶」を開店しました。秋分の日で雨だったのを覚えています。
笠岡市という、倉敷市から広島県方面に30㌔ほど西の町で、日本茶と茶道具を戦後60余年商ってきた『青山茶舗』という店の倉敷支店という位置づけでした。(なぜ倉敷に支店を?という話は別の回で。その場所しか選ぶことができなかったのです。)
日本茶カフェという
てぬぐい『カブトガニ』誕生秘話③
今なら!今なら!
……T商店のM氏にご提案いただいたこと、
オープン以来、オリジナル商品を漠然と企画していたこと、の要因がミックスされ、私は、オリジナルてぬぐいの製作に取り掛かることで頭がいっぱいになりました。
が、しかし先述のように倉敷をテーマ、モチーフにしたものは、私自身のなかで練りきれず、全く進行しません。商売を始めたばかりの倉敷という町に折り合いがついてなかったのかもしれません。
てぬぐい「カブトガニ」誕生秘話④
「カブトガニをデザインした手ぬぐいを作る」
そこから今のデザインになるまでには、
もう一つ山を越えなければならなかったのです。
笠岡だから「カブトガニ」なのか…
そこがオモテじゃないだろ!
(もちろん心のなかにはありますが)
ここから改めて、カブトガニの生態を勉強しました。図鑑をみたり、カブトガニ博物館でジッと見つめ合ったり、小さいのはかわいいなぁとかボンヤリ眺めたり…といっても製作までに