見出し画像

Z世代の約5割が子どもは要らないと答え、うえちづは結婚していたと叩かれる

BIGLOBEの調べによると、18~25歳の男女計500人へのアンケートで、将来子どもが欲しくないと思う割合が約5割というデータが出たそうだ

こういうアンケートは、バイアスのかけ方でいかようにも編集できてしまうのでなんとも言えないが、あえてBIGLOBEの文脈にのっかったまま考えると
①割と習い事や教育にお金をかけてもらった子たちが
②自分は同じものを与えてあげられない不安から
③子育てに明確なビジョンを持てないでいる

ということなのかなと思う

正直、超氷河期の私も「夢を持て」とか言われても無理ゲーとまわりが言ってきた世代だし、我々から下はずっと経済成長はゼロステイなわけで、
「頑張ったら今よりいい生活ができる」
と、月月火水木金金で右肩成長よろしく頑張ってきた親や祖父母世代の価値観レールに乗せられたところで、走ってみたが駅がなかったことを切にご報告申し上げたいところである

ただ、とはいえ、どの世代に生まれたとしても、駅は「探す」「たどり着く」ものではなく「作る」ものなのかもしれない、と思える環境を自他の力で獲得できたからこそ、彼・彼女らの「先が見えない」不安にも寄り添って「一緒に駅を作ろうぜ」と言いたいなと思っているし、言うだけでなく投資して死にたいと思っている

なお、個人的には婚姻制度はもう要らない派だ
私はうえちづと異なり(笑)、実質戸籍は無傷なままなのだが、あとちょっと待てば、一度結婚制度というまやかしに惑わされて「絵に描いた幸せ家族」をやってみたけれど、傷つき疲れてボロボロになったソルジャーたちが丘に戻ってくると思っている
そのときは、男女問わず、両手を広げて「おかえりー」と迎えるつもりだ(頼まれてないけどな

(うえちづは今、令和のバックラッシュに突入…いつまで経ってもロッケンロールで、見ていておもろい)

まぁ、その様子をうえちづは「所詮人間はおひとりさま」と称したのだが、なぜか結婚しないことを推奨している文脈だけが形骸化して残っている
あぁ、メディアって怖い

この書籍と現象を信じてシングルを貫いた女性たちを置き去りにしたとか、ビジネス左翼だとか、まぁみんな好きだねぇ、フェミ叩き(笑)
私はフェミニストではないとチノアソビでもお伝えしているのだけど、

フェミと婚姻制度&少子化は別問題で(というか、「結婚ー出産」という一択しかないことにPOISONかましてきたのがフェミなだけだと私は思っている。色々ある選択肢の中で、結果それを選んだのなら別にいいじゃないか、と)、
【A】出産は結婚のあとに、という日本の貞操観念
【B】女性の高学歴化や社会参画により、結婚が晩婚化しているという現象

ゆえに子どもが減るのは至極当然なのだ、もはや三段論法ですらない

婚姻、恋愛結婚、出産、夫婦別姓、LGBTQ、学歴社会残波、などなど変数が多すぎてバリエーションだけが多様化しているが、バイアスが旧態依然としているので結局実態は変わっていない、ただそれだけのことだ
だから現在のZ世代も、結局「子育てできるほど社会生活をしっかり営める自信がない」となるのである

さらに言うと、そもそも少子化で何が悪いのかということをもう少し考えるべきかなと思うが、そこまで階層をそろえてしまうと大混乱に陥るので、いったんチノアソビでは「少子化を食い止める」を前提に、「少子化を考えるシリーズ」をお届けしています
まだご視聴前の方はぜひ上記回をリッスンプリーズ!

Podcast「チノアソビ」が「合同会社チノアソビ」になり、唯一の事業としてスタートしたのがマガジン「チノアソビ大全」。ぜひご購読くださいませ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?