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入院生活で使ったものと読んだ本

※全文を公開している「投げ銭」スタイルのノートです。

レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。

5月10日に右膝の前十字靭帯再建手術を受けました。
2016年に発症した変形腰椎症の影響により治療を続けている腰と左脚の状態が思わしくなく、腰の負担を減らすために、30年以上前に痛めた両膝の前十字靭帯の手術に踏み切ることを決意。
右膝のリハビリを半年ほど続けた後に、左膝の手術を行う予定です。

当初予定されていた入院期間は約2週間。
子供の頃に2回ほど入院したことがあるけど、どちらも短期(1泊とか2泊とか)だったので、長期の入院は今回が初めて。

ネットで調べながら持参するものを揃えていくうちに、結構な量になってしまいました。
半年後に予定されている左膝の手術の際に見返すために、今回必要だったものと不要だったものを整理しておきます。
あくまでも自分の為のメモですが、これから入院する方のご参考になれば幸いです。
もちろん、症状や病院によって状況が異なると思いますけど。

使ったもの
・バックパック(大、小)
・トートバッグ
・キャスター付きレコードバッグ(本を詰め込みました)
・買い物バッグ
・マスク
・ストラップ×3(財布、スマホ、その他)
・スマホ/充電器/イヤフォン
・コンセント延長コード
・現金/クレジットカード(現金は院内のコンビにで使用)
・ストラップを付けられる財布
・ボックスティッシュ(1箱使い切らなかった)
・ウェットティッシュ
・シャンプー/ボディーソープ/洗顔フォーム
・身体を洗うタオル
・歯磨きセット
・紙コップ
・髭剃り
・毛抜き
・耳かき
・綿棒
・爪切り
・ハサミ
・乳液
・ユースキン
・ビニール袋
・巾着袋(大×1、中×1、小×1)
・室内履き(スリッパは不可)
・シューズバッグ
・下着(12枚使用)
・短パン
・Tシャツ(4枚使用)
・ジャージ上下
・バスタオル(就寝時に腰を保護するために1枚使用)
・フェイスタオル(1枚使用)
・うちわ(室温を調整できないので)
・ワンタッチ・ボトルストロー(500mlペットボトル専用)
・ジップロック
・S字フック(大、小)
・ボールペン
・メモ用紙(多めに)
・本
・薬手帳

使ったけど次回は少量でよいもの
・靴下(4足使用)
・ハンカチ(2枚使用)
・ふりかけ(一度しか使わなかった)

使わなかったけど次回も持っていくもの
・リップクリーム
・眼鏡

使わなかったもの
・割り箸
・プラスチックのスプーン、レンゲ
・爪楊枝
・絆創膏
・水筒
・除菌スプレー(病棟の各所に設置されていた)
・ボールペン以外の筆記用具

使ったけど次回は不要なもの
・デニム(装具を使用するので、帰宅時に穿けない)


寝衣とタオルをレンタルしたので、持参した衣類やハンカチ等はそれほど使いませんでした。

ペットボトルに装着できるボトルストローは必需品です。手術直後は身動きが取れないので。

松葉杖で歩行する際に両手がふさがってしまうので、小さめのリュックサックも欠かせません。


今回お世話になった病室(6人部屋)にはWi-Fiが設置されていなかったので、ポケットWi-Fiをレンタルしようと思い、それ系に詳しい友人が薦めてくれたものを契約するつもりでしたが、在庫無しとのこと。

ならば、読書に専念しようと思い、厳選した18冊がこちら。
(カバーは邪魔になると思い、事前に外しておきました)

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読んだ本

梶原一騎/原田久仁信
『プロレススーパースター列伝』9~11巻

柳澤健
『1984年のUWF』

『証言UWF - 最後の真実』

玉袋筋太郎+プロレス伝説継承委員会
『捧腹絶倒!! プロレス取調室 ~昭和レスラー夢のオールスター編』

小島一志
『純情 - 梶原一騎正伝』

ECD
『いるべき場所』

奥田英朗
『東京物語』

吉田修一
『悪人』上・下

えすとえむ
『うどんの女』

かいつまんで読んだ本

『AGAINST - 90年代パンク/ミクスチャー共闘編』

『For Diggers Only - レコード・コレクティングの深層』

角田光代
『三面記事小説』

読めなかった本

吉田ルイ子
『ハーレムの熱い日々』

西川美和
『ゆれる』

吉田修一
『さよなら渓谷』


プロレス本(UWF関連)が多いです(笑)

発売当時(2017年)に話題を呼んだ『1984年のUWF』と『証言UWF - 最後の真実』。誰が正しいとかはさておき、どちらもおもしろいです。

『捧腹絶倒!! プロレス取調室 ~昭和レスラー夢のオールスター編』は気楽に読めるインタビュー集。個人的には越中詩郎、藤波辰爾、藤原喜明の回が好きですね。

『純情 - 梶原一騎正伝』は、友人が強引に貸してくれた本。こちらもプロレス関連の記述が多く、なんとか読了したものの、(予想通り)そんなに好みじゃありませんでした。


音楽関連は3冊。
ECDこと石田義則さんの音楽的自伝『いるべき場所』は、これまでに何度も再読しています。

『AGAINST - 90年代パンク/ミクスチャー共闘編』と『For Diggers Only - レコード・コレクティングの深層』は、友人知人のインタビューが載っている本。
(入院中、寂しくならないように)


小説は文庫で持っているものを選出。術後は身体をうまく使うことができないと思ったので。
入院前は、最も好きな作家である角田光代の小説をたくさん読もうと思っていましたが、ハードカバーで所有しているものが多く、文庫で所有している短篇集を1冊のみ。

奥田英朗の『東京物語』は、何度読んでもグッときます。
地方から上京した音楽好きの方は是非!


マンガは『うどんの女』と『プロレススーパースター列伝』のタイガーマスク編。初代タイガーマスクこと佐山聡もUWFに参加していたことは、皆さんご存じの通り(知ってますよね?)。
しかしながら、『少年サンデー』連載時(1982年)に読んでいたタイガーマスク編を、約40年後になっても楽しめるなんて、当時は思いもしませんでしたよ(笑)

『うどんの女』は1冊で完結するので、入院時には向いているかも。


これらの本のおかげで、ネットをあまり利用せずに済みました。
入院前に入稿した記事が公開された際の告知や、SNSを少々、noteを更新したくらいですかね。

入院中に公開されたのは『Rooftop』の連載コラムと、『ヂラフマガジン』に寄稿したCOALTAR OF THE DEEPERSのライブレポート。


COALTAR OF THE DEEPERSの記事が公開された際にどうしても"Blink"が聴きたくなり、MVをYouTubeで再生。
入院中に音楽を聴いたのはこの1曲だけですが、手術前に大きな力をもらった気がします。


といった感じで、12日間の入院生活をなんとかクリア。予定よりも早めに退院できました。手術もうまくいったようです。
(開けてみたら半月板もボロボロで、縫合したんですけど)

5月19日の午前11時半頃に帰宅。
12日ぶりに飲んだビール(赤星!)の味は格別でした。
最初に針を落としたレコードは、SUPER JUNKY MONKEYの7インチ。

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