古内東子『魔法の手』がアナログ化！
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レコード＆昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
今回紹介するのは、9月21日に発売されたこのレコード。
古内東子
『魔法の手』
2LP (MHJL 217～8) / Japan / 2022
side-A
1 だいすき
2 雨降る東京
3 魔法の手
4 くちづけを待ってる
side-B
1. 心にしまいましょう
2. シャワールーム
3. ぎりぎりまで
side-C
1. 銀座（ginza version）
2. ずっと一緒に
3. 淡い花色
side-D - bonus tracks
1. 銀座（single version)
2. 友達に戻れない
3. 銀座（acoustic version)
古内東子のデビュー30周年プロジェクト第2弾作品として、1998年8月19日にリリースされた7thアルバム『魔法の手』が初アナログ化。
デヴィッド・T・ウォーカー（g）やポール・ジャクソン・ジュニア（g）、マイケル・ホワイト（ds）といった海外ミュージシャンが参加している名盤です。
彼女が初めてオリコンアルバムチャート1位を獲得したのも、この作品ですね。
このアルバムがリリースされた当時、ラジオやテレビCMで耳にした「心にしまいましょう」を気に入り、タワレコでCDを試聴。
良い作品だったので、アナログ盤が出たら必ず買おうと思っていました。
24年も待ちましたよ（笑）。
今回発売された2LPの良い点は、3曲のボーナストラックがD面にまとめられていること。
アルバムを聴きたいときにA～C面のみ再生すれば、ボーナストラックと分けて聴けるので。
アルバムが再発される際にボーナストラックが追加されることがよくありますが、基本的には不要だと思っています。リスナーは、アーティストが最良と判断した曲順・曲数の作品を聴きたいわけで。
でも、今回収録された3曲のボーナストラックが素晴らしい音源であることはお伝えしておきます。
ただ一点だけ苦言を呈させてもらうと、やわらかい紙でできた見開きジャケットが非常によろしくありません。
このタイプの見開きジャケットにレコードを入れて保管すると、盤がゆがんでしまうことがあるんですよね。
ということで、無地のハードスリーブに入れ替えました。
（白ジャケ1枚分、レコード棚の隙間がなくなるのでやめて欲しい）
とはいえ、24年間待ち焦がれていた『魔法の手』のアナログ盤が発売されたことは嬉しい限り。
存分に堪能させていただきます。
なお、『魔法の手』のCDとBlu-rayで構成されたデラックス・エディションも同時発売。
Blu-rayは、1999年7月23日にDVDとVHSで発売された『toko furuuchi concert tour '98 魔法の手』をアップコンバージョンした映像作品とのこと。
（アップコンバージョンというのは、長波長光を短波長に変換する技術ですって）
＊ ＊ ＊
当初はもっと早く公開する予定でしたが、ファラオ・サンダースとアントニオ猪木さんの訃報が立て続けに飛び込んできたので、あとまわしになったしまいました。
謹んで哀悼の意を表します。安らかに。
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