買ってよかったレコード!!! 〜大西順子カルテット 『Grand Voyage』
※無料で全文読める「投げ銭」スタイルのノートです。
レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。
一昨日購入したこちらのレコードが最高でした!
大西順子カルテット
『Grand Voyage』 LP
(SCLP-1057)
side-A
1. Wind Rose
2. Tridacna Talk
3. Ground Swell
4. Harvest! Harvest!
5. Flor de Organdi
side-B
1. Charlie The Wizard
2. High Tide
3. Low Tide
4. Un Día de Cielo Azul
5. It's a Fine Day
大西順子 (p)
井上陽介 (b)
吉良創太 (ds)
大儀見元 (perc,vo)
guest:
小野リサ (vo,g)
昨年12月29日にCDでリリースされた大西順子カルテットの初アルバムが『Record Store Day Japan 2022』限定商品としてアナログ化。
『Record Store Day』は、独立系・個人経営のレコード店を支援することを目的として2008年4月19日にスタートしたイベントで、毎年4月の第3土曜日に世界各国のレコード店で開催されていました。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、2020年から分散開催されています。
今年の『Record Store Day』は、4月23日(土)に第一弾として『Record Store Day Japan 2022』、6月18日(土)に第二弾『RSD Drops 2022』が開催。
『Grand Voyage』は、今年のRSD第一弾リリースアイテムということになります。
なお、CDは14曲入りですが、収録時間の都合によりアナログ盤は10曲入り。
曲数が少ないのは残念ですが、厳選された10曲を堪能できるので個人的には大満足。このような素晴らしい作品をレコードで聴くことができるのは、本当に喜ばしいことです。
異例のヒットを記録したデビューアルバム『WOW』(1993年)発表以降から日本のジャズ・シーンを牽引してきた大西順子(ピアノ)の最新作は、井上陽介(ベース)と吉良創太(ドラム)とのレギュラー トリオに、パーカッショニストの大儀見元を加えた新カルテットの初アルバムです。
注目は、ふたつのヴォーカル曲。
ボサノバシンガーの小野リサがポルトガル語で歌う「Flor de Organdi」と、大儀見元がスペイン語で歌う「Un Día de Cielo Azul」。
ポルトガル語とスペイン語の歌、そしてパーカッションを導入してラテン的な要素を取り入れた、大西順子の新境地ともいえる快作です。
(ジャケットのイメージにぴったり!)
おそらく、オーソドックスなジャズ・ファン以外の方にも気に入ってもらえると思うんですよね。
スピリチュアルジャズと呼ばれるようなサウンドが好きなリスナーにも聴いていただきたいです。
めっちゃくちゃカッコいいので、なくなる前にぜひ!
(一昨日購入してから、すでに10回以上聴いてます)
『Grand Voyage』の1曲目に収録された「Wind Rose」のライブ映像です。
レコーディング直前に行われたブルーノート東京公演の演奏ですね。
こちらもぜひご覧ください!
※以上で終了。「投げ銭」でサポートしていただけましたら大変助かります。
ここから先は
¥ 100
この記事が参加している募集
サポートしていただけましたら大変助かります。 いただいたサポートは、両膝の前十字靭帯再建手術と変形腰椎症の治療に使わせていただきますので。