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和倉、熱海、鳴子、嬉野温泉他、人気温泉ニュース【温泉地 Biz+(11/13週)】

今週も人気温泉地からの最新ビジネス情報をお届けします。
地域活性、地方創生につながっていくことを期待しています。

群馬|草津温泉(にっぽんの温泉100選2021:1位)・伊香保温泉(同15位)・万座温泉(同27位)・四万温泉(同43位)・みなかみ18湯(同51位)

群馬限定購入キャンペーンを開催

「高崎前橋経済新聞」からの記事です。
ハーゲンダッツによる群馬限定の購入キャンペーンが行われているという内容です。

ハーゲンダッツと群馬の接点を今回初めて知りました。

ハーゲンダッツ(米国ミネソタ州)は1984年に日本上陸。
同年から「ハーゲンダッツ群馬工場」(高崎市新町)でアイスクリームの製造を始めた。
現在も国内で販売するアイスバー以外の商品のすべてを群馬工場で生産している。
ー出典:「高崎前橋経済新聞」記事

もう40年近く、大半の製品を群馬工場で生産しているんですね。
そしてそのつながりから、群馬県内でしか参加できないキャンペーンを開催してもらえるとは素晴らしい。

地域色のある企業とのコラボは観光そのものに直結しなくても、組合員のビジネスとバッティングしない限り、温泉地でもどんどん仕掛けたら面白そうですね。
平日に参加するような企画にしてワーケーションの促進につなげるとかもありかもしれません。

コンテンツが不足しているような場合は「温泉むすめ」のような企画と連携させればいいわけですし、温泉の顕在ファン以外にもリーチできそうです。

Blog記事ではしばらくの間、東日本の人気温泉施設記事が一番読まれていましたが、最近は温泉むすめ関連が人気になっています。

年末にはこれまでの記事の検索サイトからの傾向やGoogle Analyticsの記事別エンゲージメントランキング等を紹介しようかと考えています。

石川|和倉温泉(同10位) 

海外ツアー客受け入れ

「石川テレビ」から加賀屋に2年半ぶりに海外からのツアー客が訪れたという記事です。

第8波の影響が気になりますが、嬉しいニュースですね。

今後の新型コロナの話がすっかりなくなるような時のためにしっかり情報発信して、海外のお客様たちのモチベーションを上げておきたいですね。
特に中国からのお客様が大事になるでしょうから、一度途絶えた流れが復活するように仕掛けを考える必要もありそうですね。

新型コロナ後でツアーで求めるコンテンツに違いはでるんでしょうか?
私、国内外でほとんどツアーに参加したことがないのでわからないのですが、パンデミックの後だと影響を受けそうな気もします。
長く愛され続けている温泉は効能もありますし、プラスになるかもしれませんね。
海外で、ヘルスツーリズムとして日本の温泉を見ることはないのでしょうか。

高校生発案の観光ツアー体験会開催

「中日新聞」から高校生発案の観光ツアーの商品化に向け、体験会がひらかれたという記事です。

今後、若い層を温泉地へ集客するにあたり、やはり若い目線が必要になると思います。
もしかすると若い層だけでなく、面白い企画としてシニア層も興味を示すのかもしれませんね。
これまで当たり前に思えていたコトやモノが別の目線で見られるようになると面白さは増しそうです。

地元の高校生は地元愛も深まるでしょうし、他のエリアでも観光協会と学校のコラボは面白い企画ができそうですね。

静岡|熱海温泉(同20位)

パーティバイクの営業開始

「静岡新聞」から熱海市内を周遊するカウンター付きのパーティバイクの営業がスタートするという記事です。

以前にハワイで見たことがありますが、その時は残念ながら見るだけで終わってしまいました。
ぜひ熱海へ行って乗ってみたくなっています。

これを体験型というのかどうかはわかりませんが、アートや飲食などの充実著しい熱海で新たなこういったビジネスは面白いですね。
他にも導入したらマッチしそうな温泉地がいくつもありそうです。

城崎温泉(にっぽんの温泉100選2021:11位)は下駄のカランコロンと鳴る風情のほうがよさそうですが。

宮城|鳴子温泉(同21位)

クラファンで巨大こけしの頭改修完了

「河北新報」から大雪で頭部が落下していた巨大こけしに関する記事です。

無事に支援が集まり、目標金額100万円に対して452人の方から支援を受けてなんと500万円以上集まり、無事に改修されました。

昨今、こけし目当てで旅をする方は少なくなっているかと思いますが、今回は"巨大こけし"であること、そして非常に多くのニュースになり広がったこともあるかと思います。

地方メディアの記事もいまやスマートニュース、グノシーといったスマホニュースアプリにより、全国に情報が広がりますし、温泉地も積極的にニュースリリースすべきですね。
今回の記事でも登場していますが、和倉温泉の「中日新聞記事はとてもよく目にしている気がします。

他にも「温泉」のキーワードで検索したところ、400件以上ヒットしました。

ご興味がございましたらご覧ください。

佐賀|嬉野温泉(同25位)

旅館が文学賞を創設

「佐賀新聞」から旅館「和多屋別荘」が文学賞を創設したという記事です。

和多屋別荘は先日も銀行他と連携しての新たなビジネスをローンチさせていましたが、積極的ですね。

文学・文豪と接点のある温泉地も多いものの、なかなかこういったクリエイター援助をする余裕がある施設はないでしょうし、そういう時代でもなくなっていますしね。
素晴らしいです。

先日、温泉エッセイストの山崎まゆみさんが訪れていて、施設内の写真をTwitterで投稿されていましたが、施設そのものも素敵ですね。

宮城|秋保温泉(同35位)

来年開催予定のG7科学技術大臣会合が秋保温泉に決定

「東北放送」のニュースです。
来年5月に開催予定のG7科学技術大臣会合が秋保温泉に決定したという内容です。

サミットが開催されると日本ではその地がとても話題になりますが、私はサミットそのものを調べたことがなかったので、いろいろな場所で大臣会合が行われることを知りませんでした…

大臣会合が開催されることで、これまでどのような影響があったんでしょうか。
こういうニュースにより国内では温泉好きではない人も「佐勘」の名前を耳にするでしょうし、ネガティブなことはないと思いますが。

なお、これまでの日本国内のサミット開催地は以下のとおりでした。

・第5回(1979年) 東京
・第12回(1986年) 東京
・第19回(1993年) 東京
・第26回(2000年) 名護市「九州・沖縄サミット」
・第34回(2008年) 洞爺湖町「北海道・洞爺湖サミット」
・第42回(2016年) 志摩市「伊勢志摩サミット」
・第49回(2023年) 広島市「広島サミット」
ー出典:ウィキペディア 

東京で暮らしていると「サミットで首都高が…」というイメージでした笑
それが地方開催によってポジティブに変わった記憶が蘇りました。
首脳会議の開催地は毎回、話題になっていますね。

とはいえ、当たり前の話ですが8カ国の持ち回りなので、ちょくちょく行われます笑

福井|あわら温泉(同40位)

来年2月発泡酒の販売へ

「FNNプライムオンライン」から、あわら温泉女将の会による日本酒の仕込み、発泡酒の新製品に関する記事です。

女将の会は観光PRだけでなく積極的ですね。
日本酒は私の周りでも飲む人をほとんど見なくなりましたが、スパークリングとなると別です。

来年2月に発売になるそうなので、どんな製品になるのか楽しみです。
今後の新幹線開通に合わせて、周辺だけでなく試飲会などを開いて、あわらへ行きたくなるきっかけになるといいですね。

先日、実家へ福井のへしこを手土産に持っていきましたが、とても喜ばれました。
両親とも日本酒は飲みませんが、へしことスパークリングの組み合わせなら飲むかもしれません。

富山|宇奈月温泉(同47位)

山岳スキー日本選手権の開催決定

「北陸・信越観光ナビ」から山岳スキーの日本選手権が宇奈月温泉スキー場で行われるというニュースです。

スキー離れでさまざまなスキー場のある温泉地は厳しい状況という話を聞きますが、するスキーだけでなく見るスキーとして、なかなか見ることのできない山岳スキーは面白そうですね。
オリンピックの中継くらいしか見たことがないので、気になります。

見ているだけだと寒そうですが、だからこそ温泉の良さもいきそうですしね。
なおこの大会開催が宇奈月温泉の開湯100周年記念の最初の事業だそうです。

黒部・宇奈月温泉観光局で大会の観覧情報を調べようとしたのですが、まだ情報は掲載されていませんでした。

その他

  • 対象となる温泉地は観光経済新聞による温泉ランキング「にっぽんの温泉100選2021」です。

  • 温泉地名は温泉100選に則っており、掲載はランキング順です。

  • 温泉地情報はスマートニュース、グノシー、dニュースといったニュースアプリで掲載された記事です。

最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございます。

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