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ワゴンアテンダントは超絶ブラック

こんばんは、突然ですがみなさんは新幹線の車内販売を利用したことはありますか?

なかなか高いイメージがあってそうそうなことがない限り買わないという人がほとんどだと思います。

実は筆者は一時期ワゴンアテンダントとして働いていました。

働いてみるとその値段が安く感じるほど過酷で、かなり驚きました。今回はその過酷さについて何点かお話します。


まず当たり前ですが新幹線発車時刻に合わせて出勤のため、遅刻は本当に厳禁です。

始発に搭乗する場合は駅舎で寝ることもあるのですが、壁が薄いのでろくに眠れませんし大概終電と始発はセットのシフトなので寝不足です。

筆者は乗り物酔いも相まって体調を崩し、このシフトが入った次の日に仕事を辞めました。


次に色々厳しい仕事だということです。

身だしなみから歩き方、新幹線の号車を移動する際には必ず客席に向かってお辞儀、そして言葉使いなどなど…

研修の際に隅から隅まで見られます。

研修が終われば登場するのは自分ひとりなので先輩になにか言われることは無いのですが、それでもカスタマーハラスメントや酔ったお客さんからのセクハラを受けやすい仕事です。


そして最後にそこまで給与が高くないこと。

上述した通り駅舎に泊まるような日がある仕事なのに、給料はほかの接客業とあまり変わりませんでした。

駅舎に2泊3日している先輩もおり、ライフワークバランスのラの字も感じられません。


よっぽどアテンダントとしての憧れがある人や、頻繁に東京へ行きたい人なら合う仕事だとは思いますが、それ以外の人にとっては相当なブラック企業だと思いました。

苦労が多いアテンダントからのサービスだと考えると、多少割高の物販でも許せますよね。

ちなみにいちばん手軽に買えるホットコーヒーが最も危ない仕事です。

揺れる車内でお客様に珈琲をかけないように気を張りながらやらなければ行けないですからね。

この記事を読んだ皆さんは、アテンダントを支えるためにもぜひワゴンサービスを利用してみてください。

筆者も仕事から逃げた贖罪として今度なにか購入します。

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