あなたは語る派？　飲む派？　私たちの働く場所

生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。番組を盛り上げてくれている出演者の一人、乳桃みゆさんのコラムです！「女性に戻って、結婚したい」そんな目標に向かって頑張る彼女の姿をお届けします。

わんばんこ、乳桃みゆです。
先日、都心にあるニューハーフの飲み屋さんに遊びに行ってきました。

前に一緒に働いていた友達が今はその店で頑張ってるということで会いに行ったのですが、土地柄的にもそうだと思うけど、お店の雰囲気って店によって全然違うんだなぁと実感しました。

私が働いてるお店のある街は少し寂れていて、昔からやってる個人経営の小さな飲み屋さんとか、あまり聞かない名前のカラオケ店がちょこちょこあるって感じで、まぁ地元に根付いて頑張ってますという雰囲気です。

なので近くにお住まいの方が比較的多めだし、お仕事終わってほっと一息会話をしたいって感じの方が多いように思います。

一方で、友達のいるところは眠らない街、娯楽と欲望に溢れた歓楽街にあるので、ワイワイ楽しく盛り上がって飲みたいお客様が多いんだろうなって感じでした。

そうなると接客法も変わってくるじゃないですか。

ノリの良さとパワーを求めて来てくださる方が多く、指名してくださるお客様の9割が若い女性だそうです。出勤前に女性客に誘われホストクラブに行ってそのまま同伴とか、アフターで一緒にサパーに行き、若い男女とニューハーフでテキーラやらコカボムやら飲みまくって浴びまくるという、体力ガテン系ガッツモリモリのワークスタイルだそうです。

たしかに接客してくれた他のキャストの方々もキャラ強めテンション高めでした。一言で例えるなら遊園地。アトラクションのような楽しさがありました。

もちろん私の働いているお店にいらっしゃる方で、盛り上がりたい、ワイワイしたいという意気込みのお客様もいらっしゃいますが、おひとりで来られる方も多く、しっぽりとやりましょうや、語りましょうや、て方が多いですね。街とお客様の年齢層が高めなのもあると思います。

私はゆっくりとおしゃべりしたり、お話を聞かせてもらったりするのが好きなので、どちらかというと今のお店の雰囲気の方があってる感じがします。引き続き今のお店でしばらくは頑張ってこ。てなりました。

ショーがメインのお店だとショーががっつりと数十分くらいあるから、お客様とお話する時間は減るけどショーを観ることはできます。新宿2丁目に行くとニューハーフじゃなくゲイのお店がたくさんあるみたいで、雰囲気は全然違ってくるんだと思います。

そういうわけで目的に合わせてお店を選んで楽しんでみてくださいな〜。

編集者コメント：ニューハーフバーはいつの時代も人気ですよね。私自身は数回しか訪れたことはないのですが、特異な経験をされているママさんの言葉からは愛情と説得力を感じたことを覚えています。このご時世、話を聞いてもらいたいと思う方は多いでしょう。乳桃さんと過ごすひとときに救われている方も、きっといるのだと思います。

前回の記事はこちら＞コロナの影響で「進路」に悩んでる……

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