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トランスジェンダーとオリンピック
生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。番組を盛り上げてくれている出演者の一人、乳桃みゆさんのコラムです!「女性に戻って、結婚したい」そんな目標に向かって頑張る彼女の姿をお届けします。
はろー、乳桃みゆです。
トランスジェンダーYouTuberの『あんどう』さんという方が最近投稿された、オリンピックの重量挙げの代表選手にトランスジェンダーの人が選ばれたというニュースについて議論しましょうという動画を観ました。
あんどうさん曰くその選手は性別適合手術も受けてるらしいのですが、このことにあんどうさんは反対の姿勢を示していました。
女性ホルモンを投与していたり性別適合手術によって体力や筋力が衰えているといっても、元は男性だったのだから骨密度とかも女性と比べると違う。
なんでも差別反対というふうにしていくと却って自分達の首をしめてしまうことになるのではないかと、あんどうさんは仰っていました。
まぁそうですよね。私もこのことについて同じだなぁと思いました。
自分の望む性別で生きたいという気持ちは分かりますし、だから自分の望む性別で出場したいというのもなんとなく分かるけど、こういった場合には慎重になった方がいいと思います。
普通の女性選手の立場から見ると不公平だと感じて当然です。
この場合どうすればいいのか私なりに考えてみました。
私は、トランスジェンダー部門を作って、そこでやってもらうのがいいんじゃないかななんて思います。
トランスジェンダーといってもホルモン投与しているかなどで筋力など変わってくると思うのでひとまとめにできるのかといったらそうとも言えませんが、とりあえず一回そういうジャンルでやってみればいいんじゃないかと思いました。
世界的にトランスジェンダーのことがどんどん注目されている今こそ、やるのが良いんじゃないかなと思います。
スポーツに関してトランスジェンダーの立ち位置っていうのは本当に難しいなぁと感じます。
私もトランスジェンダーが恐らくの理由で、スポーツに関して困ったことがありました。
数年前にバドミントンの社会人サークルに入りたくて、代表の方とメールで連絡を取っていた時のことです。
途中までは滞りなくサークルの詳細や次の開催日を聞けていたのですが、「トランスジェンダーなのですが大丈夫でしょうか」と質問をしたらそれから返信がなくなったんですよね。
向こうからしてみたら予想外すぎて戸惑うのも当然かなと思い、普段は女性として過ごせています、とか怖くないですとかわざわざ付け足して再度メールしたけど、やっぱり返信は届きませんでした。
えーひど、何かしらの反応はしてよ。いたずらだと思われたのかな、なんて思って終わりました。
男女どっちで組ませたり試合させればいいか、更衣室はどっち使うかとかいろいろ考えるのが面倒臭かったのかもしれませんね。
企業ではLGBTについていろいろやってます!ていうところ増えてるみたいだけど、まぁこんなもんだよなぁーって思いました。
もしかしたら他のサークルでは違ったのかもしれないけど、いちいち確認したり気を使うのこっちも面倒臭い。
それなら性別適合手術をして、戸籍を変えてからの方がいいかなってことでこの問題について考えるのは終わりましたけど、オリンピックとか公式な試合となるとまた変わってきますもんね。
特殊な事案に対してルールを作り、定着させるのって時間もかかるし反対意見もたくさん出て大変だろうけど、こうしてニュースになったり声をあげたりしてちょっとずつ出来上がっていくんだろうな。
と思うと、性別適合手術をすれば性別変更ができるようになったことについても、これまでに時代を変えようと行動したトランスジェンダーの方々やお医者さん、あとそういう法律作ってくれた人たちに感謝の気持ちを改めて感じました。
あと普通に接してくれる周りの人達にも。
編集者コメント:トランスジェンダーの方の競技参加時の男女区別については議論のある所ですよね。解決は難しいかもしれませんが、体に大きな変化が起きた後でも競技を続けようと思えるタフさは素敵だなと思います。
前回の記事はこちら>漢方を学ぶ!
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