15-映画を見ようじゃないか、その2。
こんばんは。
今日の雑談と導入。
社会に生きている以上、人間関係という問題がついて回る。
僕も過去に人間関係で苦労してきた。
大学生時代、「人脈」という言葉が一部の意識高い系の中で流行った。僕は、そこまで意識が高い人間ではなかったので、知り合いは多いに越したことはないなぐらいで考えていた。
人間関係や人脈という言葉は「広く浅くか、狭く深くか」という二元論で語られることがある。本音を言えば「広く深く」がベストなんだろうが、きっと、体力的にも精神的にも続けるのは難しい、人生を送る上でどっちがベターなのかという話になったはず。
僕個人でいえば、「狭く深く」のほうが楽だ。人の顔を覚えるのが苦手だし、無闇に交流を広げたいとは1mmも思わない。関係の構築や維持にコストやリソースを割くよりも、物事を考えたり自分の世界に入り込んだりするほうが好きだから。
仕事の内容や趣味等で「広く浅く」の付き合いが多い人もいるだろうし、体力・精神力お化けで「広く深く」の超人もいるかもしれない。そこには決して優劣なんかなく、その人が所属しているコミュニティの属性が関係しているだけである。つまり、この「浅く広くか、狭く深くか」の議論は無駄であるということ。
結論のない話だった。僕の趣味は一人で楽しめるものが多い。これも僕の所属しているコミュニティ由来なんだろうか。
閑話休題。
昨日、告知したように機能の続き。
映画編第2弾、始まります。
映画。
よく見る映画の5パターン。
詳細については、昨日出した毎日日記に書いてあるので、そちらもぜひ、ご覧ください。
①については、昨日書いたので、今日は②から。
②事実に基づいたストーリー
映画冒頭に「Based on true story」が流れる物語。
まあ、観終わってから「これ実話だったの!」って思う作品もあるけど。
この作品をなぜ観るか「実際に起きたことを追体験ができるから」。これに尽きる。
例えば「エベレスト 3D」。
1996年に起きたエベレストでの8人が亡くなった大量遭難事故を描いている。
ストーリーは壮絶そのもの。山岳ガイドの不手際、登山初心者ならではの問題、嵐などの気候、登山希望者増による混雑など様々な問題が重なって起きた遭難。
僕はエベレスト登山がどういうものかを知らない。近場の1000mもない山にしか登ったことのない僕は、エベレスト登山がどれだけ危険なものか、どれだけ過酷かをしらない。実際に起きた事故がテーマになるということは、山の危険が身近にも起こるものだと認識させられる。
つまり、事実を基にした作品はリアリティが高く、自分もその作品の世界に、より入り込みやすいという特性がある。
このカテゴリーでいえば、僕の好きな作品は「グリーンブック」。
人種隔離政策時代の1930年から60年代のアメリカでは、公共交通機関から黒人は隔離されており、車での移動が中心だった。しかし、ガソリンを売られない、宿泊や食事を断られるなどの問題が起きていた。困難を回避し旅を快適なものとする情報を与えるという目的で創刊されたのがグリーンブック。ジャマイカ系アメリカ人のピアニストとイタリア系アメリカ人のボディーガードが黒人差別のひどいアメリカ南部をまわるコンサートツアーで起きた物語。
正直、この作品を観終わって、晴れ晴れとした気持ちになることはない。
黒人差別はひどいものだし、それが作中で解決することはない。黒人というだけで、警察から車を止められ取り調べを受ける。黒人というだけで、白人が泊っているホテルとは別の安宿を紹介される。黒人というだけで、控室はなく物置で着替えるように指示される。黒人というだけで、ホール併設のレストランへの入店を断られる。招かれた側というのに。
ただ、2人の関係性は話が進んでいくと如実に変わっていく。最後、家路を急ぐ2人には明確な絆が生まれているし、家に戻った後の家族たちの接し方にも変化がある。そんな心の片隅に残る、温かさを感じられる名作。
後、好きな作品でいえば、「スノーデン」。
元CIA職員で米国国家安全保障局(NSA)の秘密を暴露した、エドワード・スノーデンの半生を描いた作品である。
まあ、出てくる内容はなかなかにショッキングなものだった。アメリカがやっていたという話だったが、日本でも行われている可能性は否定できない。
この作品をアメリカ人が出したというのも驚きだったし、スノーデン本人が最後出てくるというのも衝撃的だった。1作品としても完成度が高いし、メッセージ性が強い。こういった作品は、どんどん認知されていくべきだなと思う。
他にも事実を基にした作品の名作でいえば、ベンアフレックのアルゴとか、クリントイーストウッドの運び屋もおすすめ。
③邦画アニメ
「君の名は。」や「おおかみこどもの雨と雪」、「サマーウォーズ」、各アニメの劇場版なんかが該当する。
これらのアニメ作品を映画館で観る理由は1つ。
いつサブスク配信や円盤化するか分からないから。
ほんとこれなんです。
興味がある作品は映画館で観ないと、次にいつ観られるか分からない。サブスクで配信されたとしても、違うプラットフォームなんてことはザラ。アマプラにしか入っていないのにNetflixだけだったり、Disney+で独占配信!なんて作品もあったりする。こうなってしまうと、もうどうしようもない。その作品を観るためにサービスに入るのか。いやそれは無駄じゃないかと考え、結果として観られず仕舞いという結末。
こうならないためにも映画館で観るようにしています。
このカテゴリーでいえば、No1はガンダムSEEDの映画版でしょう。
僕がガンダム好きということもあるけど、盛り上がりというか、お祭り感はすごかった。めったにアニメ映画を観ない僕が2回観に行ったぐらい。
あとは、同じくガンダム系のNTと閃光のハサウェイ。
この2作品は、劇場では見ていなくてどちらもサブスクで鑑賞。観られたのは幸運だったな。逆シャアやUCなんかで宇宙世紀シリーズを多少見ていたこともあって、面白さが倍増したなって印象。
勿論、「君の名は。」に代表される新海誠作品、「時をかける少女」に代表される細田守作品も大好きです。
最後に。
今日はここまで。
映画館でしか観ない作品の紹介でした。もっといろんな作品を紹介したいなという心残りがハンパない。
今日の最後
明日で映画編は終了です。もちっと続くんじゃ。
今日はおわり。
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