タクシーアプリGO:ユーザ向けプロダクトの全体像の紹介
以前在籍していたタクシーアプリGOについての記事です。
現在は所属していませんので記載当時の情報としてご理解ださい。
最新情報はGO株式会社までぜひ問い合わせをしてみてください!(多分歓迎されます!)
こんにちは、フリーランスでプロダクトマネージャーをしている @go-go-pdm と申します。
https://twitter.com/go_go_pdm
弊社では「プロダクトマネージャーブログリレー2022」を企画しておりまして、今回はその一環でブログを書かせていただいています。
今回のテーマは「タクシーアプリGO:ユーザ向けプロダクトの全体像紹介」です。
まずは上記の記事を読んでいただけるとより理解が深まるかと思います。
上記の記事が、事業者向け(ToB)プロダクトの紹介になっていますので、
その対照となる一般向け(ToC)プロダクトの紹介です。
タクシーアプリGO:プロダクト全体像
タクシーアプリGO。
実はかなり多くのプロダクトから構成されています。
上の図はほんの一例です。
ToC向けのiOSとAndroidのアプリがあり、一般のお客さまはタクシーを呼びますが、
その裏では、タクシードライバーさん向けのアプリや、タクシー会社さん向けのアプリがあったりなど、複数のプロダクトが重なり合って、
一つのサービスとして日々提供させていただいています。
今回はその中でも一般のお客さまのタッチポイントとなるアプリがいくつかあり、それらを紹介します。
ユーザ向けプロダクトはどれか?
先程の図には記載しきれていないですが、
ユーザ向けネイティブアプリ(iOS/And)
後部座席タブレット
などがあります。
ユーザ向けプロダクトのミッション
① あらゆるところでタクシーを呼べる
タクシーというのは基本的には幹線道路や、駅などの施設前にしかいません。
ですから、家からタクシーに乗ってどこかに行きたいと思ったとしても、
これまでは
・幹線道路まで出る
・電話でタクシーを呼ぶ
という選択肢が一般的でした。
でも、電話でタクシー会社に電話するにも、例えば東京だけでもいくつものタクシー会社があり、
どの会社に電話をすると一番早くきてくれるのか、などは慣れていない人にとってはかなり難しいものとなります。
また、大きな荷物があったときや怪我をしている時など、家の前に呼びたいニーズはそれなりにあるかと思います。
そこに対して「アプリでタクシーを呼べる」というのは課題を解決手段であり、
また、複数のタクシー会社の車両の中から、一番近いものを呼びたい、ということも可能になっています。
そして、今後としては、スマホアプリ以外での車両が呼べるようになるべきだとも思います。
② タクシーのDXやOMOを進める
また、タクシーアプリGOはタクシー自体のIT化(DX)やOMOとしての機能も備えています。
具体的に後部座席タブレットでは広告が流れるようになっており、
流しでタクシーに乗った場合でも、事前に決済予約ができる(GO Pay)という機能も提供しています。
これらは会社・ドライバーにとってもメリットが多く、例えばGO Payを利用すれば現金の受け渡しという業務がなくなり、
ウィルスの感染リスクや、また現金を扱うことのデメリット(お釣り多く渡しすぎた!など)も解消できます。
これらのことから、弊社のタクシーアプリGOは大きな成長を遂げており(下図左グラフ)、
一方ではまだまだ大きなポテンシャルを含んでいます(下図右グラフ)。
ユーザ向けスマホアプリ
タクシーアプリGOのユーザインターフェースは基本的に、スマホネイティブのアプリとなります。(iOSとAndroidで展開)
特に説明は不要そうですが、
・タクシーを呼ぶことができる
・道端で拾ったタクシーに対しては決済予約機能が使える(OMOの一面)
というのが代表的な機能となります。
詳しくは以下を併せてご覧ください。
また、多くの方に勘違いされていそうですが、
タクシーアプリGOは完成されたアプリではありません。
それもまだまだ完成には程遠いほどです。
配車事業の事業本部長の江川のインタビュー記事にも記載されていますが、昨年に解禁された「相乗り」への対応や、タクシー会社が行っているサービスの全てが「GO」に入っているわけでないため、
まだまだやれることと、ユーザへ提供できる価値はこんなものではない、というのが実情です。
後部座席タブレット
ここ1~2年くらいでタクシーに乗ったことがある方ならご存知かもしれませんが、
都市部を中心にタクシーには広告が流れるタブレットが搭載されています。
この広告ははOOH(屋外広告)の一つとして分類されているもので、
タクシー車内で動画が見れたり、ニュースが見れたりするものになっています。
※ 広告運営は子会社のIRISが運営しています。
また、広告が流れるだけでなく、スマホアプリと併用することで、OMOの一面がある機能が利用可能です。
GO Payと呼ばれる機能がそれにあたり、例えば道端でタクシーを拾って乗車した場合でも、
スマホアプリに登録されているクレカを利用して、決済予約をして、スマートに降車ができるというものです。
都市部においてはビジネスユースでのタクシー利用が多いので、こういった数秒の違いというのは、価値提供の違いを生み出しています。
後部座席タブレットの将来像
なにげなく目にする後部座席タブレットですが、将来自動運転が普及したときに大きな役割を示すことになるでしょう。
というのも、自動運転のタクシーが出てきた場合、おそらくですが乗車時間が大幅に伸びることが予測されます。(料金の面で)
その際、タクシー車内でどのように過ごすのか、というのは大きな課題になっており、
それの1つとして、こういった車内に設置されたタブレットで何かをするというのは重要な役割を担うのです。
また、自動運転車には人が乗っていませんので、アプリで呼んだ場合などの本人確認にも、
このような後部座席タブレットの利用が想定されるのです。
カジュアル面談のお誘い
ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
弊社Mobility Technologiesではプロダクトマネージャーを絶賛募集中です。
もし興味のある方がおりましたら、是非ともお話をさせていただければです。
また、ToC向けプロダクトとToB向けプロダクトで先日より求人を分けました。
書いてあることはそこまで変わりがないのですが、
これまでのご経験も踏まえて応募がしやすいようになっていますので、
よければこちらもご覧いただけますと幸いです。
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