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派生的レガシー

電化製品の修理を依頼したいのに、メーカー修理の電話が繋がらない。

街の小さな電気屋さんって、どんな家電も修理してくれたなって思い出す。

今日はクリスマスイブ。

ケーキでも食べながら、息子と過ごそうと思っていた。

しかし、知り合いからお誘いをいただき、息子と一緒に参加させていただくことになった。

あまり出かけたがらない息子が、珍しく参加するという。

それは友達のお父さんのお店だから。

前から行ってみたかったそうで。

私も行きたいと思っていた。

結果、最高に美味しかった。

味も雰囲気も、とてもスキ。

息子も喜んでいた。

大人になったら、飲みに来たいと。

こんな店が、ずっと続いてほしいと思った。



自分の代で終わりだよ。

もうお店を閉めるんだ。

なんとなく、そんな話が多くなっている気がしている。

もうこの店に来れないとか、この味を食べられないとか、すごく寂しく感じる。

私は継ぐことは出来ないけれど、若い誰かが自分のスキと重ねて、継いでくれたりしないだろうか。

私はその架け橋になれないだろうか。

街の小さな電気屋さん。

街の小さな美味しいお食事処。

大切なそんな場所が、ずっと続くように、私が力になれることがあるだろうか。

そんなことを真剣に、考えているのです。

偶然、息子が見ていた動画も、そんなことを考えなさいと、引き寄せていたのかもしれません。


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