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博士がゆく 第3回「博士になって良かったこと」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

今日は博士になって良かったことを
3つ紹介していきます。

博士ってなんだろう?
って人は第1〜第2回の博士がゆくを読んでみてください。

第1回「博士とは?」
第2回「博士になるには?」

では早速良かったことを3つ紹介していきましょう。


①学費はかからない

一般的に大学院で勉強するうえで
お金は必要ありません。

正確には、指導してくれる教授の授業を
手伝うことで給料が発生します。

その金額が、学費と同額程度であることが
多いのです。

ただし入学に際し、先立つものは必要です。

一体いくらかかるのか?

こちらを見ていただくとわかりますが

初年度にかかかるおおよその費用は、国立82万円程度、公立70~100万円程度、私立(文系)80~180万円程度、私立(理系)100~180万円程度、私立 専門職大学院(法科大学院除く)70~260万円程度、法科大学院(私立)90万円~200万円程度、通信制大学院60~100万円程度となっております。

大学院へ行こう!

多少大きな金額が必要です。

僕はこれに貯金を使い果たしました。

返ってくるとは分かっていても中々のリスクですが

リスクを取らずに得られるものはありません。

もちろんリスクに見合うリターンもあります。


②物事の本質を見抜く

大学院生になると

教科書を勉強していた学生時代とは異なり

教科書に新事実を書き加えられなければいけません。

つまり

既存の事実を網羅した上で

他の新事実書き加えようとしている連中の動向を

探らなければいけません。

教科書に載ってないのにどうやって?

はい

論文を読むのです。

もちろん英語で。

えっ、英語だと?

勉強量は学生時代の比ではありません

毎日無限かと思うくらい発表される論文

その中から自分が読むべき論文を探りあて

内容を理解しなければなりません。

最初は1つの論文を読むのに

とても時間がかかります。

それでもライバルたちは待ってくれません。

それでも読まなければ前に進めない

ひたすら読みます。

するとどうでしょう?

自ずと短時間で論文を理解するコツを掴めてきます

そのコツとは

論文のメインのアイディアすなわち本質を見抜くこと

この力が自然とついていきます。

本質を見抜く力というのは実生活でも重要

例えば

・世間のウワサやデマに流されない
・手段ではなく目的を見据えて行動できる
・視野が広がり、客観的に物事を捉えることができる

なんてことができるようになったりします。

さらには…


③海外へのチャレンジが容易

②でも書いたように

論文を日々英語で読むことになります。

するとどうなるのか?

英語へのハードルが少しずつ下がってきます。

皆さんもそんな経験ありませんか?

最初はボールを狙ったところに蹴ることもできなかったのに、サッカーを続けてたら動いている相手に鋭いパスを出せるようになっていたり

毎日noteを書いていたら、書くことが日常の一部になっていたり

そんな感覚です。

さらには

博士になった暁にあなたに与えられる「博士号」

これは世界共通のライセンス

あなたの運転免許証は

海外では使えませんよね?

ですが「博士号」は違います

日本でとっても

アメリカでとっても

「博士号」は「博士号」

万国共通で使えるライセンスなのです。

このため、海外挑戦へのハードルが下がっていきます

え?

細胞くんはどうなのかって?

はい。

実はアメリカ在住です。

こっちで研究員をやる傍ら

博士についてもっと知ってもらうために

noteをはじめたのです。


まとめ

ひとまずは

以上の3つが博士になって良かったことかなー

と思います。

細かいことはおいおい書いていきます。

気になったら、質問があれば

ぜひコメント欄にお願いします😊

またね〜♪

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