博士がゆく 第32回「緊張して質問できない」
こんにちは。ドクター細胞くんです😎
今日の記事を読むべき人
→博士課程に興味がある人
→学会で質問できない人
これまで3回に渡って学会で質問することのメリットをお話ししてきました。
メリットをおさらいすると
著名な教授と会話するチャンス
質問をすることで研究内容の理解につながる
質問力を鍛えることができる
ということ。
「メリットがあるのは分かった!」
「でも」
「公衆の面前で質問するなんて」
「緊張して出来ないよ!」
そんな声が聞こえてきます。
安心してください。
あなたが学会参加している時に見かける
質問している人
全員緊張しているのです。
公衆の面前で質問するときの緊張感
細胞くんが博士課程に進学したのは2015年
かれこれ7年ほど日本国内やアメリカの学会に出席しています。
出席するたびに
先ほど説明した3つのメリットを享受するために
必ず質問するようにしています。
質問した回数なんて数えきれません。
しかし!
毎回
動悸は高まり
手足はしびれ
口の中もカピカピ
マイクを持つ手はガタガタ震える
そんなコンディションです🤣
それでも毎回
発表を聞いてる間に思いついた質問をメモ帳に書きとめ
震える己を鼓舞し
立ち上がるのです。
何がお伝えしたいかというと・・・
緊張するのは当たり前
だって学会会場にはもちろん著名な教授もいれば、
同期の研究者仲間もいます。
変な質問してしまったら恥ずかしいですよね。
それはみんな思っているのです。
ですが第31回で説明したように
いい質問をするための質問力を鍛えるためには
質問を繰り返すしかありません。
あなたが将来助教授や准教授、教授になり質問を強制される立場になった際
恥ずかしい質問はしたくありませんよね?
学生のうちは、立ち上がってマイクを握るだけで
「すごいな」
と思ってもらえます。
ですが、教員という立場になってもなお低レベルの質問をしている人がいると
その人が恥ずかしい思いをするだけでなく学会全体のレベルが落ちて行ってしまいます。
将来の自分のために
学生や大学院生のうちから
学会で質問するということをぜひ日課にしてください。
質問箱を開設しました~。「博士がゆく」を読んでの感想や、質問や相談をじゃんじゃん投稿してください。
今日はこの辺で。
またね~♪
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