『光る・雲』

　　　　　　　　　　　　　執筆者：かずみち

「光る・雲」

風がなびく　ひとつふたつ
はるか遠いやみへと
虹が光る　みっつよっつ
たどりつけない国へと
道が走る　いつつむっつ
ぼくの前を超えて
心さわぐ　ななつやっつ
深い迷いで

あーどれだけ走れば　たどりつくだろう
夢の中までも　コントロールされる
あーあの時のように　たどりついたなら
ぼくは同じように　ほほえむだろうか

どこまで行っても　何もないのに
走る意味があるのならば
あの雲は光る

波が寄せる　ひとつふたつ
名前のない島へと
空に雲が　みっつよっつ
やがて光は消える
道が走る　いつつむっつ
闇の中では見えず
心さわぐ　ななつやっつ
だけどぼくらは

あーきっと信じてる　あの雲のむこう
かがやく朝日は　いつも照らしてる
あの雲がどんな　はるか厚くとも
悲しいくらいに　どす黒い限り

どこまで行っても　何も見えないが
どこまで行っても　何も聞こえない
どこまで行っても　何もないのに
走る意味があるのならば
あの雲は光る

あーきっと信じてる　この雲のむこう
かがやく朝日は　いつも照らしてる
この雲がどんな　はるか厚くとも
かがやく光に　いつも照らされる

どこまで行っても　いつも照らされる
どこまで行っても　感じられないが
どこまで行っても　何もないのに
走る意味はきっとあるさ
この雲は光る

♦️楽曲はこちらから→https://youtu.be/6GzQMUcu-bc
「光る・雲」

作詞作曲　山田一道

御讃題
光雲無碍如虚空

　
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