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「あとかき」

               執筆者:風景

4月1日から始まった。
御坊さんの四コママンガ。
投稿すること四十九日。
昨日、無事に満中陰を迎えた。
あっと言う間に、時間はたった。

ほんの少しだが。
なぜ、四十九日間の呟きを始めたのか。
このnoteに綴ってみたいと思う。

私の話で恐縮だが。
幼少期から絵を描くことが好きだった。
と言うよりも、
私が絵を描くと周りにいる人たちが褒めてくれた。ただ、それが嬉しくて、、。
単純に、好きになったのだと思う。
それから、中学の部活に入る時。
進学する時。
美術という名が付くものを選んできた。
当たり前のように選んで入った場所には、
私よりも絵が上手くてセンスと情熱がある人ばかりだった。そして自分にガッカリした。
いつしか。
絵を描くことは、私の趣味でもなくなった。

だいぶ時間が経った今。
私は、初めて四コママンガを書いた。
きっかけは。
時間を、持て余したから。
ワラバン紙に鉛筆を適当に走らせると、
丸と線がスラスラ描けた。
一夜にして、物語ができた。
描きたいものがあった、ことに驚いた。

なんだか嬉しくて、友人知人のLINEに送ってしまった。稚拙なマンガを面白いと言ってくれた人たちがいた。本当に嬉しくて、調子に乗った私は。たいそうにも「チーム御坊さん」号を作り、友人知人を半ば強引にも乗っからせて、未航海な海原へ出航した。

そんなこんなで。
無事に今日という日を迎えている。

始終こだわった「#四十九日」。
世の中にある四十九日の呟きが、亡き者へのメッセージで溢れていることが気になった。
そして同時に、死と対面し営む私の生活に、ちゃんと四十九日があるのか?とも思った。
だから、それを。探したいと思った。

やはり、文章を書くのも難しい。
スラスラとはいかないものだ。
結局、つんのめりながら書いている。

たった、今も。
夕方5時の延長線上に間に合いそうにない。しまいもビシッと決められず、ちょっとカッコ悪いなぁと思っている。先に準備しておけば良かったと後悔もしている。

ダッサイなぁと思うことは日常茶飯事だが。私は私を嫌いに、なれないでもいる。

なんだかんだと言っても。
私は私しか、いないのだから。

あっと言う間の四十九日。
この世でたった一人しかいない私と。
たった一人しかいないあなたに。
出会えたことを有り難いと思っています。

感謝しています。

本当に、ありがとうございました。



、、、って、えっ。もう、夕方6時半!!
    あっと言う間に時間が過ぎている、、、

   、、、嗚呼、やってもーた、、、。  



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