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note感想🌟 共作小説【白い春~君に贈る歌~】第3章「繋ぎとめるもの、思いとどまらせるもの」③
インドカレーが好きである。
特に好きなメニューはバターチキンカレーだ。チーズナンとサフランライス、そして野菜にオレンジ色のドレッシングも添えてあるのが最高である。
ああ思い浮かべるだけで唾液が分泌されてくる。ここ数年食べていないから、無性に食べたくなる。
食べることは、命。
生きる源になります。
美味しいものが、繋ぎとめてくれますね。
カレーに含まれるクルクミンが、アミロイドβの蓄積を抑制し、認知症予防に効果的。週3回以上のカレー摂取が推奨されており、40〜50代から続けることが重要。他にも運動や社会活動、バランスの取れた食事も認知症予防に役立つ。カレーを日々の食生活に取り入れることで、認知症リスクを下げられる可能性がある。
カレーは認知症予防にも効果があります。
愛を失って、三浦さんの命が危険にさらされている…
闇がくっついて離れない。
暗闇へ引き寄せられていく。
闇は完全に支配していない。
冷静さもある。
命を繋ぎとめるものがあるから。
声が聞こえる?
未来の紗良さんが、呼んでいるよ。
未来から助けてくれてるから。
三浦さんは、愛されてきたから。
そして、これから愛されるから。
三浦さんは、闇にはなれないよ。
大切に思われているから。
闇が嫌うのは愛。
中途半端で格好悪くて、情けなくて、偽物で、憐れで滑稽でも、生きている三浦さんがいい。
親が証明してしまったのである。私は確かに愛を受け取っていることを。受け取るべき存在であると。
私が消えてしまうことよりも、親の悲しみを思う気持ちが勝ってしまうのだ。
出口はあるよ。
もう光につかまれているから。
現実はいつも変化していく。
ああ、私は生きているんだな。
当たり前なのだが、そう思った。
すると突然、涙が溢れて止まらなくなった。
インドカレーが繋ぎとめる。
美味しいものは、生きる喜び。
心を喜ばせるものは、闇を遠ざける。
あなたには、生きていて欲しい。
きっと、誰かの光にもなるから。
私をこの世に繋ぎとめるもの。思いとどまらせるもの。いつもすぐそばにあったのに、遠く遠くに感じられるもの。世界は闇でも、絶対に闇にはならないもの。
その輪郭が浮き彫りになって、叫びたい衝動に駆られた。
いつもそばにある。
忘れてしまうこともあるけど。
見えなくても体にまとっているもの。
その源泉を少し見失っていただけ。
繋ぎとめ、思いとどまらせるもの。
あなたが生きていて欲しいから。
🌸この記事は仲川光さんの企画参加記事です🌸
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