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note感想🌟 共作小説【白い春~君に贈る歌~】第2章「海を眺めていた」②



どこまでも優しい風が、胸を吹き抜けていく。


三浦さんの優しさがわかるのは、あなたも優しいから。

切り裂かれるような痛みを感じるくらい、その場にいて、三浦さんになりきっているんだね。

誰かの人生を追体験できるほどの共感力。

あなたの才能は、神様からの贈り物。


三浦さんの痛みも優しさも共感するあなた。

幸せな結末にならなかった愛。

その名残りが、美しく聴く人の胸を打つ。


直球が響くのは、きっと、あなたも直球だから。

変化球は似合わない。

素のようでいて、冷静な分析も忘れない。

あなたの優しさと重ねるように三浦さんを理解していく。



彼女の闇の深さに呑まれそうになる。

絞り出す愛では足りなくて

どれだけ愛すれば、どれだけ愛し続けたら、救われる?

闇が足を引きずり込んで

闇がまた、深まってしまう。

救いたいと思っていた。

今、救われたいのは自分。

彼女の闇が深すぎて深すぎて…


聴く人の心はゆさぶるけれど、もう限界なんだ。

もう曲を書けなくなってしまう三浦さん。

愛がこぼれ落ちる。

あの星屑のようだった砂のように。

あのとき、三浦さんは、闇に呑み込まれそうになっていた。


救いのない愛を感じてしまうあなた。

その涙は、優しさ。

彼女を救いたいと思う。


芸術に光と影があって、影が深すぎるなら、つらさの方がまさるかもしれないね。

本気で彼女を愛した三浦さんは、素晴らしい。

誰かを真剣に愛したことは、心を宝石のようにする。

その宝石をちりばめた歌が、聴く人の心を響かせる。

歌を通して、その豊かな感性で、あなたは三浦さんを理解したんだね。

あなたの続きの日記を読ませてください。








🌸この記事は仲川光さんの企画参加記事です🌸

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