見出し画像

まんがでわかる 「LIFE SHIFT」

記事をご覧いただきありがとうございます。

今回「まんがでわかる LIFE SHIFT」を読みましたのでまとめたいと思います。下にリンクを貼っているのでよければお読みください。

この本の原作も下に貼っておきます。

それでは内容をまとめていきます!

■序章:100年生きる時代がやってきた

〇私たちの平均寿命は「100歳」になる。

 理由としては
  ①近年は平均寿命が右肩上がりに伸びてきている。
  ②これからも医療は進展する。健康管理の理解も進む。

 つまり技術の発展と共に平均寿命は延び続けていく。

〇ライフシフトが必要

 私たちが100歳まで生きるには「ライフシフト」が必要!!

ライフシフトとは
⇒これからの「100年時代」を生き抜く力」を手に入れること。

■1章:「ライフシフト」でどんな荒波も乗り越える

〇時代は激しく変化している

 インターネットの登場からAIなど時代は激しく変化しています。
 更には「今の職業の半分はなくなる」とまで言われています。
 この変化の激しい時代に古い価値観のままでは生き残ることは困難です。
 古い価値観のままではなく「価値観」もアップデートしていく必要があり  ます。


〇3ステージの人生

3ステージの人生

一般社団法人 日本ライフシフト協会より引用

 上の画像は、「3ステージの人生」です。
 「3ステージの人生」とは

①教育を受ける
②仕事をする
③引退を迎える

 この順番通りに歩く人生のことです。
上の画像を参考にしてください。


〇私たちの人生は「100年時代」へと突入

私たちの人生は「100年時代」へと突入します。
これまでのように「60代まで働けば引退」では済まなくなります。
公的年金はあてにできません。
引退後の全てを賄うほどのお金を貯めるのも難しいです。

つまり、私たちは80代まで働くことが求められる世代です。

なので私たちは従来の生き方のモデルをシフト、つまり変えなければいけない。それが「ライフシフト」です。

〇具体的には

従来の「3ステージの人生」から「マルチステージの人生」へ移行する。


〇マルチステージの人生

マルチステージの人生

KOKUYOより引用


マルチステージの人生とは
⇒2つ3つのキャリアを持ち、生涯を通して再創造を繰り返すことで、
 人生の選択肢を広げていく人生
のこと。
 ステージを変えるごとに新たな力を身に着け、視野や人とのつながりも広 がり、強くなっていく。これが「マルチステージの人生」です。


〇マルチステージを実現するには

普通に生活しているだけでは無理です。
自分が心底楽しめてやりがいや高揚感を持てる。
そんな新しいステージに移行する為の「自分への投資」が必要になってきます。

ただ、やみくもに何かすればいい分けではありません。
自分が何者かというアイデンティティを常に意識することが重要です。
つまり、「自分らしく生きる」とはどういうことか?イメージして行動することです!

これからは与えられた仕事をこなす受け身の人生
ではなく
意識的に選択していく時代です。


〇3ステージからマルチステージへ。人生がシフトする

これまでは「3ステージの人生」を想定してきたかと思います。
しかし、年金もあてにならない。
65歳までの労働で老後の貯蓄も難しい。
そうなれば、できるだけ健康に過ごし、長く働くことが必要になります。

そうした生き方を可能にするのが「マルチステージの人生」です。

20代~60代までを仕事一筋で過ごさず。
仕事・遊び・学びのバランスを取りつつ柔軟に人生を組み立てていく。

自分らしい人生を生きる。
それは既に始まっています。

■2章:あなたを守る見えない「資産」

〇有形資産と無形資産

資産には2種類あります。

①有形資産
②無形資産

〇有形資産

①有形資産とは
⇒貯金・土地・家など「お金」で表せるもの

〇無形資産

②無形資産とは
⇒家族・友人・人間関係など「お金」で表せないもの

〇無形資産は大きく分けて3つ

①生産性資産
②活力資産
③変身資産

〇生産性資産(所得を得る)

生産性資産とは
⇒稼ぐためのスキルや知識・仕事仲間や評判のこと

知識やスキルをただ蓄えているだけでは不十分。
環境の変化に合わせて常に更新していかないといけない
なぜならテクノロジーの進化が早い現代ではすぐに古びてしまうからだ。

仲間やネットワークも重要な要素の一つ。
目には見えないが相互補完できる人たちや、信頼できる人たちと協力関係 を築くことが大切です。

〇活力資産(心身の健康を維持する)

活力資産とは
⇒バランスの取れた生活や家族との良好な関係など。肉体的・精神的な健康のこと。

仕事のストレスは健康に大きな影響を与える。
ストレスを発散することが重要になってくるが、そこで大切なのは家族や友人との関係です。
家族との時間が良好であれば仕事にもいい影響が出る。
関係が悪ければストレスは更に溜まるだけ。
また、友人との関係も長く生きるほど価値は大きくなる。


〇変身資産(変化に柔軟に向き合う)

変身資産とは
⇒社会の変化に柔軟に対応し、人生の途中で何度でも新しいステージへの移行を成功させる意思と能力のこと。

〇変身資産のポイント

①自分についてよく理解し、自分の将来の可能性を知ること
②幅広いネットワーク
③積極的に新しい経験をしていく

つまり、自分自身を変えたいという気持ち!


〇まとめ

マルチステージを生きるために重要なのが「無形資産」!

無形資産には3つあります。

生産性資産 ⇒ 仕事に役立つ知識・スキル
活力資産  ⇒ 健康・良好な家族・友人関係
変身資産  ⇒ 変化に応じて自分を変えていく能力
(もちろん「有形資産」も重要になってくる)

無形資産は「よい人生」を送るうえで価値があるだけでなく、有形資産の形成を後押しするという点においても重要な資産です。

「有形」であれ「無形」であれ資産はきちんとメンテナンスしないと価値が減っていきます。無形資産を蓄積していくには有形資産に偏りがちだったこれまでの時間の使い方を見直す必要があります。

■3章:遊ぶ=学ぶ=働く

人生100年時代では従来の3ステージだけではない新たなステージへとシフトしていく。具体的には以下の3種類になる。

①エクスプローラー
②インディペンデント・プロデューサー
③ポートフォリオワーカー

〇エクスプローラー

エクスプローラーとは
⇒人生の旅をして自分と世界を再発見する。
日常生活から離れて旅したり、新しい人と出会ったりして既存の価値観から抜け出し自分についての理解を深めていく。

〇インディペンデント・プロデューサー

インディペンデント・プロデューサーとは
⇒組織に雇われずに自分で仕事を生み出す人のこと。
やりがいや人とのつながりを重視しながら試行錯誤を繰り返し、学びをどんどん深めていく。失敗してもいいので経験を重視することが大切。

〇ポートフォリオワーカー

ポートフォリオワーカーとは
⇒異なる種類の活動を同時に行う人のこと。
経験や知識を活かしていろんな自分を楽しむ。
中途半端になってもいいので多様な活動が自分らしさにつながっていく。
例えば、以前身に着けた知識やスキルが活動で活かせるかもしれないし、新しい人達ともどんどん出会える。それが人生に刺激と選択肢をもたらしてくれる。

これら複数のステージを経ることで遊び・学び・仕事の境目がなくなって柔軟な人生を歩めるようになる。そうやって100年人生を作っていく。

〇まとめ

①エクスプローラー
②インディペンデント・プロデューサー
③ポートフォリオワーカー

3種類のステージが出現し、

ステージ = 年齢 

ではなくなることが特徴です。

つまり、現在は70歳だとほとんどの人が引退しているが、
70歳でもエクスプローラーとして旅をしている。
70歳でもインディペンデント・プロデューサーとして活躍している
70歳でもポートフォリオワーカーとして活躍している人も出現します。

■4章:今こそ、自分の人生を生きよう

自分が正しいと思う答えを見つける。

ではなく

正しい答えなんてない。
自分の決めたことこそが正しい。
分からない時は自分に聞くのが一番!!

〇まとめ

あなた自信が、自分の人生をどのような人生にしていきたいかということが重要。あなたはこれまでよりも多くの選択肢を手にし、多くの変化を経験するでしょう。

そうなった時に大切なのは

①あなたがどのような人間なのか
②何を大切にして生きているのか
③何を人生の土台としているのか

ということです。

100歳になった自分が、今の自分をどう見るか?
あなたが下そうとしている決断は、未来の自分の厳しい評価に耐えられるのか?

自分はどう生きるか」という問いに、真摯に向き合う時が来たのです。

■エピローグ

「自分はどう生きるのか」という問いにどんな答えを見出すかが大切。

重要なメッセージは二つ

①3ステージの人生 ⇒ マルチステージの人生 へと変わる
②無形資産への投資が必要

大事なことは、「何を選んだか」ではなく、「自分で考えて選ぶ」こと。

ライフシフトにも、100年人生にも正解はありません。
だからこそ「選択肢を広げておくこと」と「実験すること」が大切です。

著者の一人リンダ先生のアドバイスは、
「あなたがロールモデル(規範)になりなさい」と送っています。

視野を広げて、多くの選択肢を手にしましょう。



最後までお読みいただきありがとうございました。

下にリンクを貼っていますので、是非読んでください。

原作の方も貼っておきます。

よければフォローお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?