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春の疫学勉強会

こんにちは!M1のK23です。
お久しぶりですね!!!先生からも国家試験が終了してから更新していないじゃないかと言われている今日この頃です。

さて、国家試験も終わり羽伸ばしも終わり(スキーした)、先週から我が研究室の学部3年生を対象に、春の疫学勉強会がスタートしました。

疫学勉強会をスタートしたきっかけ

 疫学勉強会は、昨年夏に研究室の現4年生を対象に行なったのが始まりです。始めた理由は、私自身が学部4年生の時に疫学研究について何も知らず、データ分析や疫学知識の必要な内容の卒業研究を右も左も分からないまま進めていたのがとてもしんどかったからです。
 当時、右も左も分からなかったため、もはや「何が分からないのかも分からない」という学ぶ者としてもっとも最悪な状況でした。同じ研究室の同級生とともにもがきながら、なんとか卒業研究を終わらせることができました。なので、同じように卒業研究に取り組んでいく4年生の力になりたいと思い、疫学勉強会をスタートさせました。
 また、もう一つの理由として、大学院へ進学し疫学研究についてなど学ぶ機会も増えた私にとって、良いアウトプットの機会になると考えたからです。

人に説明できるようになって、初めて理解したことになる

かっこつけているように聞こえるかもしれませんが、私が中学生の時から大切にしている言葉です。中学の先生がおっしゃっていた言葉で、これは本当にその通りだなと思います。
 これは、疫学研究についても勿論当てはまると考えていて、アウトプットをさせてもらう=人に伝える機会を設けさせてもらう、自分自身の理解を深める・確認する、この疫学勉強会は私達ファシリテーターからすると、そういう機会でもあると捉えています。
 なので、学部生の皆さんにも、最終回では何らかの形でアウトプットをしていただきたいと思っています。何事もアウトプットありきのインプットだと思います、アウトプットを通して、疫学勉強会で色々聞いたことは身についたんだと自信にしてもらえたら嬉しいなと願っています。

第1回疫学勉強会

 さて、そんな疫学勉強会、第1回の先日は、疫学研究とは?疫学研究デザインとは?ということを冒頭でお話しさせていただきました。まだまだ私も勉強中で未熟者ではありますが、、、夏の勉強会よりもしっかり説明できたのでは?と思います。
 そして日本語のコホート研究の論文をSTROBE statementに沿って読み進め、統計解析についても少しだけ説明をさせていただきました。
 次回は、TKさん担当で横断研究を扱います。

勉強会の裏話

 隔週で行う勉強会。実は正直言うと、猛烈にしんどいです笑
なんでやろうと思った…?なんで開催することを提案してしまったんだと、軽く頭を抱えることも時にはありますw
 普段の毎日のタスクに加えて、文献探し、勉強会資料のPPTの作成、自分自身の知らない内容があれば下調べをして説明できるよう準備、、、特に文献探しが時間がとてもかかります。内容、statementと並べて読みやすいか、満たしているのか。特に日本語の論文で探すというのが、なかなかに困難を極めます。英論文の方が、良い文献が多いので、、、。
 そんな形で、時に弱音を吐きながらも準備を行っていますが、なんだかんだ終わった後の達成感で満たされてしまうんですよね笑 皆そんなもんですよね笑

というわけで、次回の疫学勉強会は3月末!

2021.02.14 K23
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