建築と介護の挑戦: とみきたの杜のホスピスとサ高住

ボスと新しく今月初めにオープンしたサービス付き高齢者住宅とホスピスを併設した豊中市柴原にある「とみきたの杜」にお邪魔した。こういう施設ではかなり珍しい木造の施設(もちろん消防法の厳しい基準をクリアしている)で、随所に様々な工夫があり、お客さんで行ったのにすっかりくつろいでしまった。この施設は大阪大学工学研究科の建築・都市計画論領域研究室の木多教授が監修しており、建築家として、まちづくりに精通している先生の知識と技術が凝集したような施設になっている。その素晴らしいハード面をさりげなく引き立てるソフト面として、木多教授の研究室の特任助教の杉田先生が理事長を務める日本モンテッソーリケア協会(MoCa JAPAN)のノウハウがふんだんに盛り込まれるそうだ。実は私もMoCa JaPANの理事を務めさせていただいている。モンテッソーリケアを認知症にも使えないかということで動き出している心があたたかく、かつアクティブな「とみきたの杜」の人たちと良い空間を創り上げてみたいと思う。ボスの竹屋先生もさっそくにわか講義のような解説をしたりして、強い連携体制ができそうな予感、、、。楽しみが増えた日であった。(文責:アカデミックスタッフ 山川みやえ)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?