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なにかしらの転換点にしか感じないような絶望感

私は慢性的に絶望しているので、敢えて「絶望した!」と叫ぶようなことはかえって稀になってきているのだが、今日はその稀な絶望感に襲われている。

何もしていないのに物凄い疲労感を感じるし、やり場のない、表現しがたい薄暗い気分が続いている。起き上がるだけで体力の大半を使い切ってしまうし、普段暇をつぶしているような趣味を始め、目に映るすべてが色褪せて見える。
もはや眠るしかできることはなく、実際今日は一日の半分以上を眠りに費やした。

これほどの絶望感は滅多に感じるものではない。
小中学生の時の夏休み最終日だったり、預金残高がゼロのまま迎えた家賃滞納数か月目だったり、どうしようもない無力感に苛まれて辞める連絡をする直前のバイト二日目だったりと、なにかしらの転換点にしか感じないようなそれだ。

それらの日々に比べれば今の私が抱えているものはまだマシな範疇のもの(途方もなく面倒な障害年金の書類)だと思われるが、まぁ忘れてきているだけで、そうした転換点以外にも今日のような絶望感を感じる日はちょくちょくあったのかもしれない。

とにかくめちゃくちゃに陰鬱な気分であるということをどこかにぶちまけなければ内側からの圧力で破裂してしまうような心地がして、衝動的にこうした文章を書いている。おかげで多少は楽になったような気がしないでもないが、そもそもこうした絶望感のほとんどは言語化しがたいものであるので、根本的には何も解決しておらず、陰鬱な気分は全然晴れていない。

明日が訪れるのが本当に嫌だ。書類を書くのが嫌だ。外出するのが嫌だ。健康な人っぽい評価を受け始めていそうなのが嫌だ。先行きの見えない現状が嫌だ。考え事をせざるを得ない夢の空隙が嫌だ。
嫌な事だらけだ。どうしろというのだ。

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