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ジーネクストに対して招集請求している臨時株主総会の議案の内容について

株式会社ジーネクスト(東京証券取引所グロース上場企業、証券コード:4179)の創業者の横治 祐介です。現在も私は、同社の株式を148万9,600株(発行済株式総数421万4,616株に対して35.34%のシェア)保有する筆頭株主です。

第1回目の記事「『ジーネクストの未来を創る会』note開設のお知らせ」にてご説明をさせていただきましたとおり、同社の現経営陣は、事実を恣意的に歪めた情報発信をしています。

そこで、第2回目の記事「ジーネクストに対する臨時株主総会の招集請求について」に引き続いて、私が同社に送付した2024年7月1日付「株主総会招集請求書」(同年7月2日に同社に到達)で記載した「第2 上記請求に基づき招集される株主総会における議案の内容」について、以下のとおり、そのまま開示することで「真実」をお伝えしたいと考えています。


第2 上記請求に基づき招集される株主総会における議案の内容

1 議題1(取締役4名選任の件)の議案

【議案の要領】
2024年6月28日に開催された貴社の第23期定時株主総会において不当に議長権限を濫用し、自己の経営権維持に固執する現経営陣に任せておいては到底当社の企業価値向上を見込むことは出来ませんので、速やかに以下の取締役候補者4名を貴社の取締役として選任することをお願いするものであります。なお、各取締役候補者からはいずれも、株主総会で選任されることを前提として当社取締役に就任する旨の事前の承諾を得ています。


【候補者番号①】
中川 祐輝(1982年11月8日生)

<略歴>
2007年4月 大和証券エスエムビーシー株式会社(大和証券株式会社) 入社
2010年4月 マスターピース・グループ株式会社 入社
2014年1月 同社 取締役
2023年10月 クリアデラ株式会社 代表取締役(現職)

<重要な兼職の状況>
クリアデラ株式会社 代表取締役

<所有する貴社の株式の数> 
0株

<貴社との間の特別な利害関係の有無>
なし

<候補者とした理由>
中川祐輝氏は、大手証券会社出身であり、マスターピース・グループ株式会社において取締役として、中国を含む海外での事業拡大を行い、コンタクトセンター及びBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業にも明るく、リスクインシデントに係るシステムをサポートする業務に従事された経験を有しております。また、クリアデラ株式会社において代表取締役として、経営戦略、経営管理及び上場準備等のコンサルティングに従事してきた経験を有し、貴社取締役として主導的な役割を果たしていただけると判断し、選任をお願いするものであります。


【候補者番号②】
横治 祐介(1977年7月13日生)

<略歴>
2000年4月 魔法株式会社 入社
2001年7月 有限会社ジーネクスト設立(現貴社)代表取締役社長
2005年5月 貴社設立 代表取締役

<重要な兼職の状況>
なし

<所有する貴社の株式の数> 
1,489,600株

<貴社との間の特別な利害関係の有無>
横治祐介氏は貴社の銀行からの借入金に対して自宅を担保に提供しております。その他については貴社との間に特別な利害関係はありません。

<候補者とした理由>
横治祐介氏は、創業から2024年5月に至るまで、貴社の創業者・代表取締役として、貴社の成長を牽引してきた経験から、今後の貴社の事業方針及び事業戦略に関して、貴社取締役として牽引できると判断し、選任をお願いするものであります。


【候補者番号③】
小堀 優(1973年7月11日生)

<略歴>
2007年9月 弁護士登録(東京弁護士会)みらい総合法律事務所入所
2013年2月 みらい総合法律事務所パートナー就任(現任)
2013年6月 東京ボード工業株式会社社外監査役就任(現任)
2014年4月 放送大学非常勤講師(コンプライアンスと危機管理)
2015年6月 アイ・アール債権回収株式会社 取締役兼コンプライアンス委員会委員長就任(現任)
2017年6月 債権回収会社取締役弁護士連絡協議会 代表世話人就任
2022年6月 株式会社松屋フーズホールディングス社外監査役就任(現任)

<重要な兼職の状況>
みらい総合法律事務所 弁護士
株式会社松屋フーズホールディングス 社外監査役
東京ボード工業株式会社 社外監査役
アイ・アール債権回収株式会社 取締役 

<所有する貴社の株式の数> 
0株

<貴社との間の特別な利害関係の有無>
なし

<候補者とした理由>
小堀優氏は、弁護士としてコンプライアンス・企業法務全般に関する豊富な知見及び経験を有しており、また、上場企業を含む会社役員としての経験も豊富であることから、貴社社外取締役としての職務を適切に遂行いただけるものと判断し、選任をお願いするものであります。


【候補者番号④】
西原 隆雅(1994年3月4日生)

<略歴>
2016年9月 司法試験合格
2016年12月 最高裁判所司法研修所入所
2017年12月 西村あさひ法律事務所入所
2020年4月 株式会社スーツ 
      アクセラレート法律事務所 代表(現任)
2020年10月 株式会社VAZ社長室長兼メディア部GM
2021年7月 株式会社イエマルシェ 代表
2021年9月 株式会社Fusic 社外監査役(現任)
2022年7月 ETフロンティア株式会社 代表
2023年12月 株式会社MiRESSO
2024年4月 株式会社MiRESSO 執行役員兼経営企画部長(現任)

<重要な兼職の状況>
アクセラレート法律事務所 代表
株式会社イエマルシェ 代表
株式会社Fusic 社外監査役
ETフロンティア株式会社 代表
株式会社MiRESSO 執行役員兼経営企画部長

<所有する貴社の株式の数>
0株

<貴社との間の特別な利害関係の有無>
なし

<候補者とした理由>
西原隆雅氏は、弁護士としてコンプライアンス・企業法務全般に関する豊富な知見及び経験を有しており、また、上場企業を含む会社役員としての経験も豊富であることから、貴社社外取締役としての職務を適切に遂行いただけるものと判断し、選任をお願いするものであります。

(註)
・上記各候補者のうち、小堀優氏及び西原隆雅氏との間では、会社法第423条第1項に規定する責任を負うこととなった場合において、その職務を行うに当たり善意にしてかつ重大な過失がないときは、会社法第425条第1項に規定する最低責任限度額を限度として貴社に対して損害賠償責任を負うものとし、その額を超える部分については免責することを内容とする責任限定契約を締結する予定です。
・小堀優氏及び西原隆雅氏は社外取締役候補者です。
・小堀優氏及び西原隆雅氏を社外取締役候補者とした理由は、弁護士として企業法務全般に関する豊富な知見及び経験を活かし、客観的立場から貴社の経営を監視することが期待できると判断したためです。


2 議題2(監査役3名選任の件)の議案

【議案の要領】
2024年6月28日に開催された貴社の第23期定時株主総会において不当に議長権限を濫用し、自己の経営権維持に固執する現経営陣に任せておいては到底当社の企業価値向上を見込むことは出来ませんので、以下の監査役候補者3名を貴社の監査役として選任することをお願いするものであります。なお、各候補者からはいずれも、株主総会で選任されることを前提として貴社監査役に就任する旨の事前の承諾を得ています。

【候補者番号①】
鎌形 尚(1991年12月5日生)

<略歴>
2018年1月 弁護士登録(第二東京弁護士会)
       TMI総合法律事務所入所
2020年4月 鎌形総合法律事務所 設立
2020年5月 selfLegal株式会社 設立
2021年8月 サイブリッジグループ株式会社入社
2023年6月 株式会社fonfun 監査役就任(現任)
2023年8月 大江・田中・大宅法律事務所 入所(現任)

<重要な兼職の状況>
大江・田中・大宅法律事務所 弁護士
株式会社fonfun 監査役

<所有する貴社の株式の数> 
0株

<貴社との間の特別な利害関係の有無>
なし

<候補者とした理由>
鎌形尚氏は、弁護士として企業法務全般に関する豊富な知見及び経験を有しており、貴社監査役としての職務を適切に遂行いただけるものと判断し、選任をお願いするものであります。


【候補者番号②】
小峰 孝史(1971年9月21日生)

<略歴>
2004年10月 弁護士登録(第二東京弁護士会)
西川綜合法律事務所(現シドリーオースティン法律事務所・外国法共同事業)入所
2010年10月 Sidley Austin法律事務所香港オフィス出向
2013年3月 TMI総合法律事務所入所
2014年10月 C.P.Lin & Co.法律事務所(香港)出向
2018年8月 OWL Trading Limited(香港法人)設立(Director就任)
2022年6月 株式会社OWL Japan代表取締役就任

<重要な兼職の状況>
OWL Trading Limited Director
株式会社OWL Japan 代表取締役

<所有する貴社の株式の数> 
0株

<貴社との間の特別な利害関係の有無>
なし

<候補者とした理由>
小峰孝史氏は、弁護士として海外を含む企業法務全般に関する豊富な知見及び経験を有しており、貴社監査役としての職務を適切に遂行いただけるものと判断し、選任をお願いするものであります。


【候補者番号③】
浅利 卓人(1989年9月17日生)

<略歴>
2012年4月 ソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社 入社
2018年1月 有限責任監査法人トーマツ 入所
2024年3月 アイスリーメディカル株式会社 入社 管理本部部長(現任)
2024年3月 浅利卓人公認会計士事務所 公認会計士(現任)

<重要な兼職の状況>
2024年3月 アイスリーメディカル株式会社 管理本部部長
2024年3月 浅利卓人公認会計士事務所 公認会計士

<所有する貴社の株式の数> 
0株

<貴社との間の特別な利害関係の有無>
なし

<候補者とした理由>
浅利卓人氏は、公認会計士として財務及び会計全般に関する豊富な知見及び経験を有しており、また有限責任監査法人トーマツにおいて上場監査、IPO監査やIPO課題調査に従事し、中期経営計画の評価業務、内部統制助言業務、有価証券届出書作成の助言業務等に従事されております。貴社監査役としての職務を適切に遂行いただけるものと判断し、選任をお願いするものであります。

(註)
・鎌形尚氏、小峰孝史氏及び浅利卓人氏と貴社との間では、会社法第423条第1項に規定する責任を負うこととなった場合において、その職務を行うに当たり善意にしてかつ重大な過失がないときは、会社法第425条第1項に規定する最低責任限度額を限度として貴社に対して損害賠償責任を負うものとし、その額を超える部分については免責することを内容とする責任限定契約を締結する予定です。
・鎌形尚氏、小峰孝史氏及び浅利卓人氏は社外監査役候補者です。
・鎌形尚氏及び小峰孝史氏を社外監査役候補者とした理由は、弁護士として企業法務全般に関する豊富な知見及び経験を活かし、客観的立場から貴社の経営を監視することが期待できると判断したためです。
・浅利卓人氏を社外監査役候補者として理由は、公認会計士として上場企業の財務及び会計全般に関する豊富な知見及び経験を活かし、客観的立場から貴社の経営を監視することが期待できると判断したためです。

以上

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