成功？失敗？わからない？どうする自分。

失敗事例はあまりオープンになりません。

成功事例はバイアスが掛かって
真実から遠くなります。

どっちが信頼できるかと言えば
失敗事例ではないでしょうか？

運だけで成功はできますが、
失敗には必ず理由があります。

ただ恥ずかしいのか、
隠されてしまうことが多いのが残念ですね。

過去の失敗談義だけを
シビアにまとめた本などを出版すれば
メッチャ売れそうな気もします。

成功談義は話しがどんどん膨らんで
実態とは違う
脚色されたストーリーになりかねませんが、
失敗談義は真実に近いものが多く、
真実以上に失敗にフォーカスして
実態と違った話しなりがちでも
それはそれで学びになるものです。

想像力は必要ですけどね。

ただ成功した人の
過去の失敗談義は信頼できません。
物語の一環ですから。
所詮、キレイごとのひとつです。

成功は美しく飾ってしまうことが多く、
失敗は成功のように憧れることができません。

成功と失敗をゴッチャにしてはいけませんね。

キャリア論として考えても
失敗から学ぶところは多いですが
成功はむしろ翻弄される事が多いです。

オレもあの人みたいにって
そんな簡単じゃないですよ。
むしろあの人じゃないところを
目指したほうがいいというケースはよくあると思います。

失敗しないようにすることは容易ですが
成功しようと思えば思うほど失敗に近づきます。

失敗はチャレンジした証、
何もしなければ失敗はしない。

失敗を経験し失敗をしなくなる。
こうありたいものですね。

ついでに…
わからない…という事に対して、
どう対処するか？こそが
成熟のバロメーターではないかと考えています。

自分にとっての成功とは何か？
自分はどんな失敗をしがちなのか？

今、わからないことを
素直に認めることも必要ですね。

わからない事を放っておけるのは子供、
わからない事をわかろうとしたり、
わからないなりに挑戦するのが大人。

キャリアも将来もわからないなりに
プランニングしなければなりません。

それは中長期的に見たときに
成功要因のひとつになり、
失敗を防ぐことにも繋がるでしょう。

わからなくても
わからないなりに、
考えたり、行動するのは
とてつもなく重要ですね。

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