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キャリアプランの注意点㊲

成功したときは
「自分の力ではなく
 ”他力の風”が自分を成功へ運んでくれた」
と謙虚になろう。

逆に失敗したときは
「努力したけど”他力の風”が吹かなかったんだ」
とあっさり諦める。

こう考えれば難儀な人生にも
活路を見い出せるんじゃないか。

藤原正彦さんの言葉です。
その通りだと思います。

自分の力だけで
できることなど少ないですし、
仮に成功したり、上手く行っても、
実はその要因は
支えてくれた他者や
組織の力が大きかったということは
わりとある話しです。

それなのに
自分のことばっかり考えている人は多いですし、
人様のサポートをする
キャリアコンサルタントが
自分、自分と、自分がどうしたいかを考えろと
完全なミスリードをしていることも多いです。

いいですか?
この世の中は自分よりも
他者のほうが圧倒的に多いんですよ。

あちこちに自分はいるんですけど
自分以外はみな他者なんですよ。

いかに他者と共生するか?
どう他者に貢献していくか?

こっちのほうがずっと重要であり、
それができてこその自分なんですよ。

自分がどうしたいのかも大事ですけど
いかに自分を他者に役立てるかのほうが大事であり、
それができないのに自分のことばかり考えたら
そりゃ居場所を失いますって。

自分は何で人の役に立つのか?
自分の何が社会に貢献できるのか?

人の役に立ち、社会に貢献できれば
自ずと自分は見えてきます。

そのプロセスを見誤って
自分、自分と自分を最優先するから
自分のやりたいことができなくなるのです。

キャリプランって
自分の活かし方を考えることです。

自分のことを考える以上に
他者や社会を考える必要があります。
だってそれこそが自分のためになるのですから。

自分の考えや行動は間違えることも多いです。
それに気づかせてくれるのは他者や社会です。

変えられないのは他者と過去。
変えられるのは自分と未来。

どこにフォーカスすべきですか?

私なら変えられる自分と未来のために
今から行動を起こします。

それがキャリアアップに繋がりますから。

変えられない他者や過去のことばかり
やいのやいの言ったって
そりゃ何も始まりません。

愚痴と後悔の嵐です。

キャリアプランって
これからの未来を
今よりも良くするために
どうしますか?という話しなんです。

過去の棚卸や現状分析は必要ですけど
視点は未来にあるのですよね。

自己満足の世界から脱して、
他者や社会を満足させようとすれば
必然的に自己満足に近づくのではないでしょうか。

自分は得したいばかりの発想は
だいたい上手く行きません。

損得勘定というのは
「いま・ここ」についての勘定であって、
長期的な課題に対しては
ほとんど意味も持たなければ
指南力を発揮することもできません。

損得勘定には
「時間」という概念が含まれていないのです。

これが損得でキャリアや人生を考えると
上手く行かない理由です。

中長期的視点のないキャリアや人生なんて
ただの偶然ですよね。

偶然を必然にしようとするのが
キャリアプランであり、
時間軸の発想は必要不可欠です。


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