キャリア上のレゾンデートルを探し続けましょう！

アイデンティティって
キャリアを考える際には重要ですね。

これがプロティアンキャリアに繋がるのですけど
意外と私たちは自分の事が見えていないものです。

分析ツール等もいろいろありますけど
どうも私には違和感があります。

自分のことって
そんなに簡単に見えませんし、
３年もすれば変わりますから。

ある種の哲学的アプローチが必要なのでしょうけど
そもそも自己分析って
安易に答えを見つけるようなものではなく、
ずっと問い続けていくものではないでしょうか？

そうでないと
答えらしきものに雁字搦めになって
逆に身動きが取れなくなったり、
自分の可能性をシャットダウンすることにもなりかねません。

もちろん一旦これを答えとするような
そういうシーンはあるんですけど、
それを金科玉条のようにするのは
むしろ自分にリスクを負わせることになると思います。

私はキャリアを考える際には、
「キャリアの４ステップ」を
丁寧に踏むことが大事であると考えています。

まずは「キャリアドリフト」です。
多様な経験を積み重ねていきましょう。

その結果として
「キャリアアンカー」を見い出しましょう。

この価値感や判断基準や欲求を叶えるために
「キャリアプラン」が見えてきます。

大枠の方向性が手に入れば
あとはそれを具体化していくための
「キャリアパス」を考えましょう。

この４ステップを
何度も何度も回していくことで
自分の「キャリア観」が磨かれていくのですね。

もともとキャリアというのは
中長期的な戦いです。

それをいきなりキャリアアップしたい、
もっと自分に相応しいキャリアがあるはずだと
目先ばかり考えるから上手く行かないのですね。

これではアイデンティティであったり、
プロティアンキャリアに到達しません。

すると条件面や待遇に翻弄されて、
結果的に充実感に繋がらないのです。

中長期的な視点を持って、
キャリアの４ステップを着実に踏まないと
出世はしたけどつまらないとか
成功はしたけど空しいとか、
自分にとって大事なものを
置き忘れたままになってしまいます。

キャリア上の大事なもの。

もしかしたら今の自分にはわからない、
気づけないものかもしれません。

でも探し続けていくことにこそ
大きな価値があり、
自分にとって心地良いものなんですね。

今だけカネだけ自分だけから脱皮して、
自分がこの世に生きる
「レゾンデートル」を手に入れたいですね。

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