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大人の世界で100点とは何だ?というキャリア論

子どもの頃は勉強すれば100点が取れた。
それほど勉強しなかったですけど(笑)。

高校くらいになると
さすがに簡単には100点が取れなくなったけど
まあ何とかはなりました。

大人になると100点が取れない。

いや、そもそも100点って何だ?
実際に100点なんてあるのか?

あちら立てればこちらが立たない世の中で
こうなったら100点ですというのが見えない中で、
別に完璧なんて目指さなくていいよと
スパッと諦める訳にも行かなかったり。

自分なりの目標を設定して、
知恵と工夫で
少しでも100点に近づける。

これこそが仕事と言えるのでしょう。
できる事は山ほどあるはずですね。

とは言えこの世知辛い現代社会…
我が身を守るのは自分だけ。
そんな時代になりましたね。

寄らば大樹は消えかけていて、
上司や先輩はモデルケースとならず、
頼れるものは少なくなるばかり。

まあ考えようによっては
いつの時代でもそんなものだとも言えますし、
当たり前っちゃ当たり前ですけど、
意識を変えてライフシフトしないと
私たちのリスクは大きくなるばかりです。

いかに自分を守るか?

早くこのフェーズをクリアしないと
本来すべき戦いに集中できません。

リスクはマネジメントすればいい。

そうなんですけど
どんなリスクがあって
それにどうマネジメントすればいいのか
ハッキリ言ってわからないんですよね。

ただ気を付けるべきは、
曖昧なまま、
情報不足の状態で動いてはいけないということ。

何かにチャレンジする
「攻め」の戦いであるならば
無謀な1歩もありだと思うんです。

しかし「守り」の戦いには
確実性が必要です。

リスクと曖昧さは全くの別ものですから
まずはリスクの正体を明らかにすることです。

敵の正体がわからなければ対処のしようがありませんが、
全貌が明らかなリスクなんてそうありません。

見えないものを見る。
これにはコツがありますね。

子どもの頃の100点って
自分次第だったじゃないですか。

つまり主語は自分だったのです。
自分が頑張れば100点が取れたのです。

でも大人の世界は100点が見えないのです。
どうすれば100点なのか…。

リスクマネジメントと同じですね。

100点って何だ?
リスクって何だ?

すべては問題を発見するところからスタートです。
主語を自分に置いていては
問題は見えず、
自分勝手な見解で挑むしかなくなります。
これでは上手く行くはずがありません。

自分、自分、自分…ではなく、
主語を相手や社会に置きましょう。
自分の外にある問題を発見しましょう。

問題が正確に掴めてこそ
対処のしようが出てきます。


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