わたしが初めて夢中になったおじいさん - イエスマン "YES"は人生のパスワード (YES MAN) -
イェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエス!!!!!!!!!!!
思い出すだけでも大ジャンプしたくなるような
楽しい映画を観ました。
2009年に日本公開された映画です。
ヒット作なので「今更観たんです」という恥ずかしさ満載ですが、
この映画に出てくるテレンスというYESセミナーの代表(おじいさん)にぐっときてしまったので書きます。
前半は丁寧に書きますが、だんだんテレンスに対し熱がこもりすぎて狂っていく様子をお楽しみください。
私が言うまでもない有名作品ですが、
短く言うと「とにかくアッパーなアメリカ映画」です。
YESを言い始める前は悪かったことがYESを言うようになってから全部好転していく主人公を通して、
・やりたいという気持ちの波にのって始めたことは必ずどこかで活きる
・人との出会いはいろんな状況で良い結果を生みやすい
というひたすらポジティブなメッセージを発信し続けるというストーリー。
もう少し詳しいあらすじ(ネタバレ多量につき閲覧にはご注意ください)
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何に対してもNO, 言い訳ばかりの主人公・カール
あらゆる誘いを断っていたら孤独死して、友人からもしらんぷりされる夢をみてから、YESセミナーに行くことを決断。
テレンスの開催するすごいセミナーで「YES」と言い続けるcovenant(誓約)を結ぶ。
ホームレスの要求をすべてYESと答えたら現金すべてなくし、ケータイの電池は切れ、ガス欠に。
とぼとぼ歩いてむかったガソリンスタンドでアリソンに出会い、自分の車まで送ってもらい、その場でキスしてさよなら。
YESの効果を信じてYESと言い続けていたら悪いことは起こらず、一度NOと言ったらひどい目にあう。
YESと言い続けたら仕事、友達関係がとんとん拍子に良くなり、アリソンとの恋まではじまる。
しかし再びNOと言ったら悪いこと攻め。
誓約をキャンセルすべく、テレンスの車に潜む主人公
運転中に話しかけたら驚いてテレンスは運転ミスをし、交通事故を起こす。
事故後の搬送先でゆっくりテレンスと話しをし、今までの自分の誤解に気付く
本当のYES の使い方を理解したカールの情熱が発揮されるラスト
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そんなかんじです。
可愛い子が好きな人はこちらのツイート添付画像をどうぞ。
はい、これ以降は "YES" セミナー主催者であるおじいさんの話しかしません。
かわいい子が好きな人はここから離れて
`Zooey deschanel`
でググってください。
話を映画内容に戻します。
まずセミナーの導入ムービーの迫力に心を奪われました。
以下、日本語訳抜粋
人生
我々は本当に生きているのだろうか?
変化は意識から生まれるが
意識は何から生まれるのか?
外界からだ
外界を操るのは何か?
1つの言葉だ
その言葉とは?
YES
ひゅーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
YEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEESSSSSSSS!!!!!!!!!!!!!!!!
あ、失礼取り乱しました。
こんなにかっこよかったら信者も増えるよなぁと思ってしまうカッコよさです。私もあの場で熱狂したい。エキストラでもあのセミナーに出たい。演出が一部古臭いのではという意見は求めていません。
前述したとおり、主人公・カールはこのセミナーでYESと言い続けるcovenant(誓約)を結びます。
そこに至るくだりの中に、この映画の中で最も私の心に残ったセリフがあるので書き残します。
初めてセミナーに参加した人枠で
テレンス代表から呼ばれた際のシーンです。
「来たまえ 未来のイエスマン」
「ただの見学なんで」
「人生は見学できない
前へ来なさい」
「ノー・サンキュー、遠慮します」
(中略)
「来ぬのなら 私が行こう」
人生は見学できない
!!!!!!!!!!
かっこいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんてかっこいいんだ TERRENCE BUNDLEY(テレンス バンドリー)。大勢のセミナー参加者を抱えていて、舞台まで用意されているのにたった一人のために走ってしまうテレンス。
それはもうかっこよさにあふれていて、どれくらいかというとYESと母音が同じで発音が近くなる形容詞や名詞を考えあぐねるという気持ち悪い行動をしていてもありあまるかっこよさです。
セミナー直後に絡んできたホームレスにYESと返事し続けたことで新しい生活をはじめたカールですが、しばらくしてから本当に嫌なことに対してNOと言った際にひどい目にあいます。
これはYESの誓約を結んだせいだと思い込んでいるカールがむかったのはテレンスの車。
誓約をキャンセルすべく運転中にテレンスに話しかけたことで起こる交通事故!!!ひゅーアメリカン!!!!!!
事故に巻き込まれた後、
これもNOと言ったからだ、と頭を悩ませる病床の主人公に対し「意味はない」と吐き捨てた見舞いに来た弁護士の友人。
そこで!
「意味はない」とかぶせるテレンス登場
待ってましたぁああああああああああああああああああああ!!!!!
カールが契約をキャンセルしたいと伝えた直後のやりとりを抜粋します。
もう好きすぎる。
「そんなものはない。ただのでまかせだ.みんなの前で恥をかかされそうだったから」
「嘘なの?」
「違う。教えを誤解している」
「ムリにイエスを言うだけだろ?」
「最初はそうだが、体を慣らすためだ。
自然とイエスが出るように。
義務からじゃなく、心からそう言えるように」
本当に嫌なものについてはNOといったっていい。
でも、NOと言いがちな人は断ることが習慣づいている。
だから、無理やりでも新しい習慣を作るんだ。
そこから変化は始まる。
テレーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンス!!!!!!!!!!!!
舞台上の人が、舞台を降りても佇まいはそのまま。
さらにはセミナーを上回ることを言っちゃう。
セミナーで1度絡んだだけのカールのことをちゃんと覚えてるという設定も最高。
生真面目だけど若者を受け入れる懐の深さ!もう治療費負担するからハグして!!!!
きっと「しかたねぇ若造だな」とか思ってるんでしょ!やだもう!それでもいいからハグして!!!!
じいちゃんなんかwww と思っているような人にこそぜひ観てほしい映画です。
年上への敬意が薄すぎて日々反省していた私は、翌日から会社の人たちを
「社会人経験年数」という新たなフィルターを通して敬意が持てるようになりました。
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