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NFTと私たち母娘

1. NFTを始めたきっかけ

2020年コロナ休校をきっかけに娘Nollが不登校になりました。

引きこもって涙も枯れ果て
暗闇の中を静かに過ごすうちに
何かをたぐり寄せるようにイラストを描き始めました。

初めはアニメの模写から、ゆっくりとじっくりと
自分の中の正解をさがすように沢山の線を重ねていきました。

コピー用紙の両面に80枚ほど描き溜めた頃、
オリジナルのイラストも描くようになってきたので
デジタルイラストにして残そうと思い
2021年1月にiPadを購入したのです。

なにか彼女が生きるためのヒントをと始めたTwitterで
2022年2月、私たちはNFTと出会い
彼女はイラストを通してならば
社会や世界中の人と繋がれることを知りました。

そして2022年3月、Nollは自分のコレクションを開始。
私もイラストを描くのが好きだったので自分のコレクションを開き、
一緒にNFT活動を始めることにしました。

https://opensea.io/collection/animalcity


2. Nollのコレクションに描かれる物

実はコレクション以前のオリジナルのデジタルイラストが
40枚ありますが、これは見せないでと言われています。

怒った顔をしていたり、黒い背景、
出血してる人間、カラスや天狗をモチーフにしたもの等
どこか暗い作品が多いです。

当時暗い気持ちをはき出せるのが、イラストを描くことでした。

今、娘が描くキャラクターは中性的な10代の子供で、
どこかにを抱えているけれど、強く生きようとしています。

それは、いま彼女のなりたい自分です。

淡い色合いで表情が柔らかいキャラクターを描くようになり、
母は少しホッとしています。

彼女の成長と共に成長するイラスト、
彼女の内面があふれるイラスト、
いろんな魅力を残していきたいし、
誰かに見てもらいたい、
そういう想いでコレクションを育てています。

https://opensea.io/collection/1stnoll

私たち親子を見守って下さる皆さんに日々感謝してます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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