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介護職を始めた理由

僕は20代の頃、音楽に夢中になっていた。
ラップグループを作り活動に専念していた。
バイトしながら食い繋いでいるような状況で、将来の事を考えると不安になっていた。
誰に聞いたか覚えてないけど、これからはパソコンや福祉の資格を取っておくといいって事で、当時どこにでもあったアビバっていうパソコン教室に通い出した。
介護は嫌だって思っていたからパソコンを選んだ。
順調にパソコンの資格を色々と取得した。

おっぱいの大きな先生に色々教えてもらえたから頑張れたのだろう。

アビバ最後の日に、おっぱいの大きな先生から電話番号渡された😏
「せっかく仲良くなれたからまた連絡して」って!
ムフフフフ💕💕💕



自慢じゃ無いけど僕は今まで、資格試験に落ちたことが無い。
僕は中卒で勉強なんて殆どやってこなかった。
高校は強制退学になっちゃっだけど、色々あって大学検定を取得する事ができた。
その時に初めて集中して勉強した。
はっきりとは覚えてないが、短期間で取得し、皆んなにびっくりされた事は覚えている。
(また機会があればこの頃の事も書きたいと思っている。)
きっと僕は地頭が良いのだ。
昔からやればできる子って言われてたから、そのうちやればいいやって思っていた。

しかし、パソコンの資格を持っていても給料安すぎの事務職しか見つからなかった。


介護かぁ…😩
とりあえずやってみようって事で、ホームヘルパー2級取得を目指した。
しかし実習期間中に心折れた。
実習内容にオムツをはいてそこで排尿し、どれだけ気持ち悪いか試し、感想を後日伝えるというものがあった。

知らんわ!!!!

僕はやらずに「ベタベタして気持ち悪かったです!」
講師には皆んなが答えそうな内容を適当に伝えた。
皆んなは本当にやったのだろうか?
うんこしてみたという強者もいたが、本当なのか??
やらなくても想像つくだろ??

徘徊する認知症老人、排泄介助、初めての介護施設はまるでゾンビの巣窟だった。

ふざけた感じで強引に食事を口に突っ込む介護職員。
レクリエーションでは、無理に明るく振る舞う高齢男性の介護職員を見て、気持ち悪かった。
こんな恥ずかしい事はできない!
異世界だった。
講師にはあなたは介護に向いてるから、資格取ったらウチで働かないか?とのお誘いもあった。
実習先のデイサービスも誘われた。
ただの人手不足だろう。
全くやるつもりはなかった。
周りはおばちゃんばかりだったし、面白くない。
実習先の歳近そうな介護職員も怪しくてダサそうな奴ばっかりだったし…
資格取るのはやめようと思った。

のだが!

女ウケいいやん!



音楽活動していた僕はクラブで女の子にヘルパーの資格を取りに行ってることを話すと…

「わたし介護の仕事してる人尊敬する💕」とか

「すご〜い💕」とか

「本当は優しいんだ💕」とか、やさしくねーけど…


介護職モテるじゃん!!


なんとも不純な動機でホームヘルパー2級を取得したのであった。



そして新規オープンのデイサービスの面接へ行く事となる。


※ホームヘルパー2級の正式名称は訪問介護員2級養成研修課程。
2013年の法改正によって廃止され、介護職員初任者研修に移行した。





 

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