見出し画像

体育授業に悩む先生方へ

準備に勝る能力なし


はじめまして。くませんと申します。
今、私は小学校で教員を勤めております。


きっとこれを読んでくださる方は、
学校関係の仕事に
就いていることが多いと思います。


冒頭にある言葉は、
私がお世話になった方からいただいた言葉です。


「準備に勝る能力なし」


どんなに経験を積んでも、
授業の準備ができていなければ、
素晴らしい授業はできません。

反対に、いかに若手であろうが、
しっかりと教材研究をしたり、
授業の準備をしたりすることができれば、
学びのある素晴らしい授業をすることができます。



小学校の先生にお聞きします。

今までのキャリアの中で、先輩や管理職から
自分の得意教科をもとう
という言葉を聞いたことはありませんか?


小学校は基本的に全教科制なので、
ほぼすべての教科を教えます。

しかし実際には
全教科を入念に教材研究する時間はないので、
どれか一つの教科の専門性を伸ばすことで、
教師としての力量を高めようということです。


私の場合、その教科が ”体育” でした。

きっかけは教員3年目のことです。


勤務校が体育研究の発表校に選ばれたのです!
(しかも、全国大会というおまけつきです。)

全国から多くの先生方が授業を
見に来るということもあり、
そこからは体育の勉強を行いました。


恥ずかしながら、
それまでは体育を熱心に
教材研究していませんでした。

体を動かすことは好きでしたが、
体育は教科書もないため、
はっきり言って
ただの遊び時間となっていたことを覚えています。

また、当時の勤務校は
いわゆる「生活指導困難校」でした。

子供達のトラブルは日常茶飯事で、
授業の遅れも目立ち、
当然学力は低かったです。
そんな子供達にとって、
体育は”ストレス解消の時間”と化していました。

そこからは教材研究の日々でした。
教育書を読み漁り、職員間で協議を重ね、講師を招いて学ぶ機会もつくりました。
忙しい毎日でしたが、純粋に教材研究に費やす時間が一番多かった時期でもありました。


教材研究を進め、実践を繰り返すことで、
少しずつですが子供達の様子も変わってきました。

  • ルールを工夫することで、運動が苦手な子も活躍できる場ができ、
    多くの子にスポットライトが当たるようになりました。

  • 技能が身に付くように学習課程を工夫することで、
    「できた!」と達成感を得る子が増えました。

  • 子供達のよさを意図をもって共有することで、
    子供達同士で励まし合い、認め合う関係性が構築されました。

何より、
先生!次の体育はいつですか!?」と
目を輝かせながら聞いてくる子が格段と増えました!

授業をして子供達の成長を感じられるのは、
教員として最高の喜びではないでしょうか。

研究発表を終えるころには、
生活指導困難校としての姿はなくなっていました。
学びのある楽しい体育を実現することで、
学級が、いや学校全体がいい方向へ向かっていった
のです。


私にとっての体育は、
好きな教科であると同時に、
学級経営の柱でもあります。

これを読んでくださっている方にも、
きっと自分の得意教科があると思います。


では、今の時代、
特に初任者や若手の先生方、
そのような教材研究の時間はあるでしょうか?

多くの報道であるように、今の教育現場の働き方は深刻です。


人手不足に加え、
指導内容の複雑化、保護者対応、子供達の多様化などなど、
肝心の教材研究が後回しにならざるを得ない状況です。

私も15年目となり、様々経験しているはずなのに、
年々忙しさが増していると痛感しています。
若い先生方にとっては一層だと思います。


だからこそ、
私の経験や学びを発信することで、
体育を苦手にしている先生方や
若手の先生方の負担軽減になればと思っています!


冒頭でも述べましたが
「準備に勝る能力なし」です。

効率よく準備ができるよう、
このnoteでは、

今すぐ使える体育科教材や
教材研究・授業準備のコツを発信していきます。

特に、
体育が苦手な先生方や若手の先生方(未来の先生方)が
学びのある楽しい体育を実践できるよう
サポートしていきますので、今後の投稿もぜひ見てください!


公式LINEもあります。
登録しておくと
さらにお得で役に立つ情報が
GETできますのでお楽しみに!


👇クリックして友達登録よろしくお願いします😊

👇毎日、X(旧Twitter)で体育の情報発信中

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?