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2020年11月23日 大宮にて

覚書として、2020年11月に出かけたライブのことを。

11月23日(祝)大宮ソニックシティ

THE COLLECTORSのリーダーでボーカリスト、加藤ひさしさんの還暦記念のコンサートへ。

このコロナ過の中、様々な感染対策を整え考えながら、久々の関東への遠征、久々の新幹線、久々の京都駅のサンドイッチ、久々の東京駅からの乗り換え、初めての大宮駅での下車。

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日帰りパッケージ格安往復チケットだったので、早朝6時台、ほぼ始発の新幹線に乗車。東京駅から乗り換え大宮到着が午前中だったので会場から徒歩10分ほどのホテルをデイユースで予約。到着後、大宮を散策するわけでもなく、コンビニでお弁当を購入して、すぐにホテルにチェックインしお昼寝(朝寝?)、部屋の大きな画面のテレビで大好きなラグビーの試合を見たりと、ごろごろしながら、コンサート開場時間間際になるまで、部屋にこもる。

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新しい落ち着いたホテルで過ごすことができて、心地よくすっきりした頭と気分で午後に会場へ向かう。

コンサート会場の受付では、評判の悪い厚労省のアプリのダウンロード、検温センサーの前を通り、スマホでチケットの確認などなど、いくつかの作業をしてからホールの中へ。

私の席は、二階席の前から二列目、上からステージが落ち着いて眺められるある意味ではよい席。

♫ミリオンクロスロードで始まったコンサート、

今回のコンサートは席から立つのは禁止、声出しも禁止。

一席ごとに間をあけて、点、点、点とお客さんが着席している、ライブ映像を収めるためのいくつかのカメラ、照明はセットリストに合わせてかなりこだわりを持って作りこまれていて綺麗、それにこたえるかのようなしっかりとした演奏。

二階席から見る景色は、まるでライブコンサートを撮影しているのを見学しているようなちょっと不思議な感じだった。

常のライブもこれくらいの演奏クオリティで見ているはずなんだけど、何かが足りない、何かが欠けてるという 気持ち悪さ。

メンバーはかっこいいし、いい演奏だし、加藤さんの声が久々に聴けたし、大好きな♫たよれる男 はかっこいい演奏で大満足で 新曲の♫お願いマーシー もいい演奏でうれしかったし、何かの曲でふと泣きそうになったりもした、それでも何かが足りない。

コレクターズのライブって、聴きに行く、見に行くというのはもちろんで、それがノリノリで見ているわけでもなく、遠くからぼんやり見ていたとしても、いつも「ライブに参加している」感があるのに、それが大宮のコンサートでは私には希薄だった。

実は今回のこの大宮でのコンサート、参加することに意義がある、というような心意気で出かけたにも関わらず、だ。

コロナ禍でライブハウスは何度か出かけたけれど、この状況下での初めてのホールコンサート体験、私にとって、一席ごと開けて着席のため隣の人の熱量が伝わってこないからなのかもしれないし、照明がきれいにきまりすぎていたから二階席からの景色はライブを映像で見ているような気分になったからなのかもしれない。

コンサートの内容が良い悪いじゃない。

こんな時世で様々な制約がある中で、私がコンサートを楽しむためにはどうしたらいいか、と、「ああ、そうや!ペンライトとか持っていけばよかったのかも」とか思ったりもした。

この状況下でどうやって楽しむ体温を温度をあげるのか、聴き手も創意工夫しながら、楽しまないとな、と。

コンサート終わった後は東京在住の友達と合流、二人で東京駅でかるく乾杯、ゴーツークーポンを使い切り20時台の新幹線に乗り、自宅に戻ったのが23時前。とっとと風呂に入り、翌日の弁当のための玄米を水につけて、25時には就寝。

短いような長い一日だったけれど、良い一日だった。どうであれ、今、コレクターズをちゃんと見れてよかった、加藤さんとコータローさんの会話は相変わらず楽しかった。見に行けたことに感謝。

コンサート模様を年末に配信されたが、ばたばたしていて見逃したのが本当に悔やまれる。DVD化希望。

余談だけれど、ゴーツーなんとか活用させてもらって旅費が安くついて旅先の食費も安くついてありがたいとは思ったから、言えたぎりじゃないけど、使ってみて、これ税金だよな、と考えたら、、つくづく、絶対に政府はお金の使い方間違ってるな、と。使ったことに若干の罪悪感も感じたりもした。

ゴーツーはまだまだ先にして、今は他の方法でその業界にお金を回して、そしてほかの目的にももっとお金を回してほしい、、と、ほんとに思った。

2020年11月23日(祝)新幹線から見た富士山

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