フィリピンは超女性社会! ジェンダーギャップなんてないよ

2020年6月22日 11:00

フィリピンは男女格差が少なく、どちらかと言うと女性上位の国。

企業の管理職、学校の先生、医師、士業などに就いている人の大半が女性で占められ、女性が社会の最前線で活躍しています。

フィリピンの女性社会について解説。

アジアで一位

「世界経済フォーラム」が発表した2016年版の男女格差報告によると、フィリピンは世界114か国の調査対象の内、男女格差の少ない国として７位にランクされました。

なんとアジアでは1位。

特に、識字率や就学率の「教育分野」、男女の寿命の差など「健康分野」での男女格差は、世界でもトップクラスの少なさです。

フィリピンには、女性が社会に出てお金を稼ぎ、家族を養うと言う文化があります。

家族を守るため、親兄弟の生活をラクにするために、自分が働かなければと思う意識が、女性はとても強く、子どものころから一生懸命勉強し、収入を得られる仕事に就こうとします。

結果として、企業やお店、銀行、学校、そして行政機関でも、管理職に就いているのは、男性よりも圧倒的に女性の方が多いです。

社会だけではなく、家庭内でも同じことがいえます。

父親より母親の力の方が強く、家族の決めごとの決定権は、ほぼ母親が握っています。
母親の収入で家族が食べているのですから、当然と言えば当然です。

女性が頑張っているのですから、男性も、と思いますが、フィリピンの男性は総じて怠け者。

仕事をせず、意志が弱く、人に甘えて生きている。

その原因は、「ぜんぶ女性がやってくれるから」と言う甘えた考えが根底にあるからだと思います。

このままいくと、世界で初めての「逆男女格差」が生じてしまうかもしれません。

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