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【Day3】ちがうって面白い!異なる世代とのコラボレーションでしか見えない景色。

こんにちは、行元です。突然ですが、みなさんは、異なる世代のコラボレーションの価値を信じていますか?

今回は、学生×企業人【違いをおもしろがる実践】をGOALに掲げ、生涯現役クリエイティブセンター×GLOCAL CENTER ニューフロンティア挑戦コース最終日の様子をお届けします✨

📝Day2の様子はコチラ

チェックイン

▽学生とのセッションにあたって参加者の声(抜粋)
「普段、部下に自分の言葉が届いているのか?」
「うっとおしいとか思われてないか・・。今日はリアルな話を聞きたい。」
「あとから来るものについていけ。という教えを普段から実践している。」

GLOCALのプロジェクトやインターンとして活躍している3名の大学生・大学院生を迎え、ドキドキしながら会がスタート!

アイスブレイクでは、言葉を聞いて連想するイメージを絵で表現してもらいました。あんぱんまん、ペガサス(ユニコーンと間違う人がちらほら)最後に、、リーダー!みなさんはいかがでしょうか?

みなさんのリーダー像とは?

これは、正解がない問いです。聴衆に向かってスピーチしている人、旗を持って先導している人、ピラミッドの頂点を描く方が多かったように思います。

下記の動画を見て幅広いリーダーシップの発揮の仕方と、リーダーの概念についてみなさんと対話を深めました。

子ども、高校生と聞いて連想するものは?

「幼い」「ストレスがない」「自由」「無邪気」「未来」などなど

GLOCALでも設立当初から、大人が教えるもの、学生は教わるものという考え方から「大人も学生もともに教え学び合う(teach other)」の精神・風土をみなさんと育んでいますが、今、国内外で色んな組織が、子どもや学生を下記のように再定義しはじめていることを共有しました。

"地球のこれからについて子どもたちと語り合う中で、現在の経営陣だけでは「不十分」と気付かされました。未来のことを決めるときに、未来を生きる当事者たちがその議論に参加していないのはおかしい、と。
そして誕生したのが18歳以下のCFO(Chief Future Officer)" 
                      (ユーグレナ社HPより)

違いをおもしろがる!ブレストワーク

お馴染みブレストワーク!今日メインの学生×社会人のワークのためには、まずアイデアが出やすい状況をみんなでつくることが大切です。遠慮し合って、気を遣いすぎたり、かっこつけていてはよい話し合いができません!

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5分間でいくつアイデアがだせるか?という練習では、2回目で最初の2倍になったチームも!これってすごいことだと思いませんか?✨そして頭がブレスト脳になった状態で、学生に聞きたいことを各テーブルから出してもらいました。

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「ナウい」という言葉「CDをいれるやつ!?」の話

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ここからは先ほど社会人から出た問いを眺めながらの、学生とのセッションです!(三谷君はオンラインで参加してくれました)

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〇セッションの様子(一部抜粋)

参加者:「そもそも、みんなナウいって言葉わからないんじゃないの・・?」

学 生:「ナウい、、使わないっすね」

※ナウいとは:「現代的」「流行に乗っている」などを意味する俗語である。この俗語は英語の「NOW」を形容詞化したもの

参加者:「流行っている音楽は?どうやって聴くの?」

学 生:「Spotifyできいて流れてきていいなと思ったものの曲名を見るという感覚です」

参加者:「!!!...CDでは聞かないの?」 

学 生:「聞かないですね。お母さんは聴いていますが、CDをいれるやつで」

参加者:「それは、CDプレイヤー!入れるやつ・・・(驚)好きな音楽は欲しいと思わないの?」

学 生:「みんなで無料で聞けるので、所有したいと思わないですね・・・どこまで好きかによるかなと」(続)

  親友の電話番号をしらない、電話とラインは別。などなどこの後も学生がスピーカーになりセッションが繰り広げられました。参加者のみなさんの驚く顔が面白かったです。オンラインで参加のインターン生三谷君からも、日々感じるGAP(連絡方法やホウレンソウについて)お話ししてもらいました。これはみなさんの組織や会社でも共感してもらえる点が多いと思うので、こうしたワークショップをいたしましょう!

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Z世代の靴をはいて、つくってみよう!

このパートでは、ブレストモードの脳で、即興ワークショップです。学生の視点をトークセッションを通じて体感していただいたみなさんと、取り組むのは....

✨日本の組織文化にこれがあるとワクワクする!
①X世代としてZ世代とわかりあうための楽しいマニュアルをつくろう!!
②上記①を、X世代とZ世代が一緒に体験できる研修を考えよう!

上記、2本立てでワークを行いました!

若い人が会社や今の組織に馴染む研修は沢山あるのに、その逆のものや両者が歩み寄るものがあってもいいのではないか?という想いでこのテーマにしてみました。

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▽結果はコチラ!2チームで内容のシェアをした後、心に響いたポイントに★マークや付箋を貼って、気づきや学びを深めました。

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どちらのチームも学生の声や感性を起点に驚きながらもみなさんが乗っかって創っている様子が印象的で、この風景はどの組織でも当たり前にしていきたいな~と感じています✨

チェックアウト、次の1歩

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4 fold practiceで3日間の学びを振り返り、チェックアウトです。

▽参加者の声(一部抜粋)
・すごく学びが深い研修だった。
・志がみんな同じ。失敗談を語る研修を実践したい。
・寂しい。違う自分に出会えた。今までこんな研修受けたことがない。
・当たり前を疑う。を心がける。今どきの学生は・・と思っていたが歩み寄ることの大切さを感じた。
・参加するのを迷っていたが、とても刺激になった。
・学生さんとのリアルな対談があることで、自分のパラダイムがいかに自分(世代)寄りの目線に留まっているか、がよく分かった。
・がっつりワークが楽しい。知恵熱出そう。

【なりたい大人像】
・仕事で失敗した時に助けてくれた先輩。素敵な憧れるそんな人にならないとな。
・尊敬されるのが大人。自分はチームの中で尊敬されているか、振り返ってみる。
・世界中の子供だちが生まれてきてよかったと思えるのが大人。
・知らないことがあることを知っているのが大人。
・いろんなことに目を輝かせながら生きるのもいいんじゃないか。
・大人はだめなところもみせてくれる、きめるときはちゃんとやる。そういった人になりたい。等
【学生の声】
・大人と子供の線引きを無くす。それを考えたこの時間とても嬉しかった。グローカルにまた違った形でつながれたらなと思った。
・初めましてなのに深い話しが出来た。ZとXの言葉にムズムズ。社会人になる自立しているのが大人という認識。蓄積した経験・知識を生かしたい。
・学生は話を聞いてくれるだけで、自分もみてくれる感覚がある。大人はアドバイスをしがち。子どもからしたら、人生1回目。そういった気持ちで接してあげたい。

みなさん最後まで読んでいただきありがとうございます。

ー異なる世代のコラボレーションの価値を信じていますか?

私はとっても信じています。みなさんとの、これからの共創を楽しみにしています!

📝編集後記(ゆきもと)

若者をおもしろがる大人、若者の声に耳を傾けてくれる今日のような大人たちが日本に増えたら、この光景が当たり前になったら日本社会の閉塞感は吹き飛ぶと思います。

下記、中国古典一日一言という本が私の愛読書で3月5日のページです。これはいつになっても新しい。歴史は、先人の失敗の記録に満ちていると。先人の失敗に学ぶというのは今日のワークにも出てきましたが、要素としてどんどん取り入れていきたいです。3日間みなさんありがとうございました✨

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