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2023年、悠々として急げ🐇🐢

本年もよろしくお願い申し上げます。GLOCAL CENTER行元です。

みなさまにおかれましては、ご家族やご友人、大切な仲間のみなさまと思い思いに健やかな新年を迎えらえたことと思います。

一番暗いと言われる"寅の刻"が明け、気持ちの良い朝の光を世界中の人と一緒に感じられる日が参りました。🐇

うさぎとかめ

突然ですが、2023年、うさぎどしと聞くと私は「うさぎとかめ」を思い浮かべていました。

📖
うさぎさんとかめさんが競争することになりました。
 うさぎさんは油断してお昼寝をしてしまいました。
 先にゴールしたのは・・・

https://www.yumearu-ehon.com/stories/3309/

かめさんが先にゴール!そのあとに発せられた言葉に感動です

「うさぎどん、一緒に走ってくれてありがとう」

・・・めちゃくちゃかめのマインド、最高だと思いませんか?

正直このセリフにはちょっと泣きそうになりました。多分、かめとしては、うさぎどんが先に行ってくれたから頑張れたりバランスが取れたのではないかなと思います。(そんな速く行ったら体力もたないとかw)

うさぎがいないと、かめもがんばれない。逆もまた然り

さて、私もこのお語に学びたいです。

もどかしさを堪え、耐え忍びながら過ごした日々から開放される今、ぴょーんっと駆け出したくなります。(私は完全にフライングするタイプのうさぎです)自戒を込めていい感じにゆっくり行きたいと思います。高め合うという意味の競争は大切だと思いますが、年を重ねそしてGLOCALという場にいて色んな方々に触れるたびに共創の大切さを感じさせられます。

うさぎにひっぱってもらいながら、伴走者であるみなさんやチームへの感謝を忘れず遠くにみなさんとゆっくりいきたいです。🐢Are you ready?

目に見えにくい課題は時間がかかる

2022年、学生からは”見えにくい課題”を見つめ、それらと向き合う勇気と忍耐力を培った大きな1年でした。多くの課題の解決は急がれても、複雑な構造を見つめるプロセスやひとりひとりの内面の気づき、意識へのアプローチ、深い根っこからの本当の意味の解決は急げないことが多いです。

世界でも同じ問題意識を抱える仲間や学生と出会うことができました。それらの繋がりや活動はみな日々のみなさんの共感によるサポートによって支えられています。

「効率的」「こっちの方が早い」ということではなく、失敗をしても少し遠回りでも一人一人がプロセスをし考え、そしてまた行動する環境を一緒につくっていただいていることに本当に心から感謝しています。プログラム参加者は地域や国を超え高校生に加え、中学生まで拡大しています。彼ら彼女たちの納得度を軸に大人が心配だからと必要な過程を奪ってしまわないよう見守り、信じていたいです。

GLOCALとしての役割

昨日、新春年賀交歓会が開催されました。ワコールの塚本会長(京都商工会議所会頭)より昨年度の「一」を土台に、「十」を今年の一文字に掲げ長期的な視座で未来に向けた活動をと念頭挨拶がありました。西脇府知事、門川市長、はじめ多くの方々からご挨拶が述べられる中で「多様性」「文化庁移転に際し、真の文化価値向上、発信」について言及されていたように感じます。

「多様性」については、GLOCALとしましてもプロジェクトのテーマや事業全体でこれらが体現されるよう引き続き取り組みます。そして私自身も、若者と女性の代弁者としての代表として尽力してまいります。

「うさぎ年なので耳をぴーんと伸ばして情報の感度を上げる」という西脇知事からの言葉も心に留めておきたいと思います。🐇

昨日2023年1月5日、新春年賀交歓会にて
学生に負けないくらい少年な大人✨多様性の実現には、面白い大人の存在が必要不可欠。

2つめ。文化庁移転に際しても再度勉強を重ねます。

GLOCAL CENTER理事舩橋晴雄さんの著書です

私が、文化芸術を語るには畏れ多すぎるのですが、私は心から藝術を愛しています。本当に今生きていたらこの人と話してみたいという数多くの芸術家がいます。

経営に長期的視座や社会性がますます求められる中で私はいつか本当の意味で藝術と経営を架橋したい、そうして収益をあげ認定NPOとして寄附金・自主事業・補助金/助成金のバランスを整え自立を図りたいと無謀ながら本気で思って信じています。

” 千載具眼の徒を待つ ”(せんざいぐがんのとをまつ)
自分の絵の理解者を千年先まで待つ

これは有名な伊藤若冲の言葉ですが1000年は長くとも、今年の漢字「十」を意識し今私たちの活動をだれに届けるかを考え行動していく所存です。

🐇これは急いでください!退蔵院・福田美術館 1/9まで☆

尊敬するレジェンドの皆さまとの時間の後は、退蔵院と福田美術館に足を延ばしてきました。🐢

なんと退蔵院では、お寺の役割の1つである「人を育てる」を体現すべく無名のアーティストを条件に襖絵の制作を依頼。11年の時を経て公開された見事な襖絵、、、文字通り新たな扉を感じてきました。1/9までです🐾🐇これは急いでください!

写真より実物を是非見に行ってください✨

ため息が出る力強い美しさ、圧巻でした。

伊藤若冲、82歳の時の作品。

LOCALをどんどん探求する1年に✨

"小さい方がやることが多いけど磨かれる。"

ー逆は真なり。NPOという形態、そして小さな組織であるからこそ生み出せる価値や挑戦があります。これだけ多くの人に助けられ支えられ繋がりをいただいていることに感謝しています。

尊敬する方々といつも勇気をくれる誇らしい学生と一緒に歩めることに感謝して。

2023、GLOCALは10才に


~GLOCALのテーマ変遷~
 2020、Survive
 2021、Surprise
 2022、Space

2023、Slow Down。2月15日でGLOCAL CENTERは10才を迎えます。

うさぎとかめのように助け合い高め合い、楽しく本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

卒業生がインターン生として支えてくれている高校生プログラム!


ータイトル「悠々として急げ」は意訳ですがこれがふと思い出されました。開高さんを心から尊敬しています。


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