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fromインターン三谷❆高校生プログラム「Glocal Shift Programme 」中間報告レポート❆

コーディネーターのとにーです^^
今日は高校生の活動の様子について、インターン生の三谷くんからレポートをお願いします!よろしく~!

⛄Glocal Shift Programme 中間報告レポートby三谷翔

こんにちは!インターン生の三谷です!
2020年12月19日(土)に、高校生Glocal Shift Programmeの中間報告会が行われました。このプログラムは、半年間をかけて高校生自ら社会課題を見つけて解決策を社会に提案するものです。中間報告会では、ゲストをお迎えしてフィードバックをしていだきました。高校生にも我々スタッフにもたくさんの良い学びを受けられた場だったためレポート記事で紹介していきます!

<中間報告会のゲスト>

村上尚史さん

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株式会社日本政策金融公庫 京都創業支援センター所長代理

・石山紗希さん @オンライン参加

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現Next Commons Lab弘前 コーディネーター(弘前市地域おこし協力隊)
元NPO法人EITC職員、元JICA青年海外協力隊 

・高津遥さん

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京都産業大学現代社会学部4回生 
4月から大阪大学大学院 人間科学研究科 臨床教育講座 教育工学分野に進学予定

<提案内容>

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▲写真は順番決めのくじ引きの様子です

①環境チーム
「仕掛学と日々の行動で地球を守る」
プラスチックやごみ問題について

②貧困チーム
「貧困で困っている人たちを教育によって助けよう!」
絶対的貧困地域や海外の教育について

③健康医療福祉チーム
「自然コミュニティで健康に生きられる社会を作る」
生活習慣や健康寿命について

④平和チーム
「日本を良くしたいんです!」
戦争や選挙、幸せについて

⑤働きがいチーム
「Let's 働きがい」
過重労働やジェンダー(男女の働きやすさの差)について

⑥青森チーム
「青森からの提案 みんなが笑顔になれる社会」
生死や自殺、青森地域創生などについて

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<提案を聞いて>

1チームそれぞれ約5人の高校生が、自分たちが関心を寄せる分野で集まり、社会課題について調べ学習やフィールドワークに取り組んでいる。今回すべてのチームの発表を聞けなかったのがすごく残念だった。私が発表を聞き感じたのは、純粋な視点で面白い提案ができていたことである。社会に対するバイアスが少なく、自分たちの言葉で柔軟に調べ学習ができていた。なおかつプレゼンテーションがすごく上手で私より能力があると感じ、おもしろい伝え方ができていたと刺激的でもあった。普段おとなしそうな子がハキハキと提案する姿を見たり、高校1・2年生が大学生レベルの提案を準備していたり、私も負けていられないと感じる良い機会であった。

<内容について>

村上さんは最後の講評で「もっと話を深堀りできたらとても良い」「ストーリーを作って提案をする」という2点について話された。私は高校生の提案を聞いて同じようなことを考えていた。例えば環境チームでは「日本人たちにプラスチック問題について当事者意識を持ってもらい、分別などの身近なことに積極的に取り組んでもらえるようにする」とあるが、当事者意識をどのように持ってもらうのか?学校の学びに取り入れると提案していたが、それは参加型なのか受け身的な授業で全員参加するのか?など、内容や今後目指していくゴールを深く掘っていけばもっと面白い提案になると感じた。

<自分も当事者!>

高津さんの講評の部分で私はすごく感動した。働きがいチームで「大人たちが月曜日に死んだような顔で出勤しているのがすごく悲しい」「大人の人は仕事が楽しくなさそう」とのプレゼンに対して高津さんは、「じゃあ、君たちは学校の勉強が楽しいだろうか?」と返していた。私はそれを聞いて、他人事ではなく当事者でもあるのかと自分にまったくない視点でわくわくした。働きがいチームのプレゼンでは働くことに対してマイナスな思考が多かったが、そんなこともなく働くことに対してプラスな考え方を持っている人もいるんだよと私は伝えたかった。しかし全員が当事者なんだと自分では言葉にできないもどかしさがすごくクリアになってそんな伝え方もあるのかと学びになった。

<高校生へのメッセージ>

今の高校生はここまで素晴らしいプレゼンをするのかと面白い中間報告であった。3月末まで時間もあるため、自分たちのなりたい姿い向かって学びや経験を積んでいってほしいと願っている。私がもし社会課題の解決策を社会に提案するにはどんな提案ができるのだろう。実際に自分が同じように考えてみるのもすごくおもしろいかもしれない。

<学ぶ姿勢について>

私自身今回の中間報告を終えて、高校生の姿勢を見て学ぶべきこともたくさんあった。村上さんの講評にあった、「話を深堀をすること」「ストーリーをもってロジックを組むこと」は、今の私に足りていない能力に重なる。最近は色々な人から刺激を得られる機会があり、「それを学びとして受け入れよう」と感じられている。そんなことをしている自分が素敵でとても楽しい。高校生に私も負けず知識の吸収などを行ってどんどん成長していきたい。

以上、三谷くんからのレポートでした^^

中間報告からそれぞれの冬休みを経て、1/12(火)は年明け最初の活動相談会(@オンライン)が行われます。

インターン生の三谷くんだけでなく、参加している高校生も、ゲストで来てくださっている皆さんも、お互いの発表や取り組み姿勢から刺激を受け合っている様子。距離を越えてこういった場が開けることを嬉しく思います。

引き続き、雪やコロナにまけず、頑張っていきますので、応援よろしくお願いいたします!

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