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NGO x 国際協力をコンサル目線から考えてみた

みなさん
こんにちは。松田です。

今日は「GLOCAL」アプリの立ち上げを通して、ビジネスx国際協力を書こうかなと思います。

ビジネスx国際協力を語る前に、、、
まず”国際協力”の業界には、面白いことにNGOの数が多く存在します。
その数はどれぐらいだと思いますか。

下記内容によると、国際協力に携わるNGOは400〜500団体あるそうです。

考えてみてください。
日本の都道府県が47なので、ざっくり1県あたり10個の国際協力に関わるNGOが存在するということですよね。
それだけあるのに、それ以外にも全国には国際協力機関や民間企業などあるのに”国際協力”のことを知らない人がまだ多くいます。
そしてその多くの団体が事業資金を集めるのに苦労しています。

なぜだと思いますか。
よく”広報が弱い”と言う人がいますが、そんなことNGO/NPOの人達が認識しています。そうやってざっくり言うのはただの”批評家”です。

重要なのは、”なぜ”広報が弱いのかと、”どうしたら”解消できるかです。

そこを民間企業に対してコンサルをしている立場から見て、話します。

”なぜ”広報が弱いのか
私は2つあると考えています。
①リソース(ヒト・カネ)
②営業力が圧倒的に低い

①は単純に”お金”が足りないと言うことだけではありません。
誰をターゲットに、いつ、どこで、何を、どのように広報するのが効果的かをしっかりと把握する必要があります。

ただ、広報に関するノウハウを知らない人が上記の内容を考え広報を出したとしても期待した結果が得られるわけないです。
じゃあどうするか。結論、仮説を構築しTry&Errorを重ねて最適解を見つけるしかないです。

例えばいつ広報を出すべきかの最適解を出すためには、どこの媒体で、何を出すかの組み合わせで出す必要があります。

例)
いつ x どこで x 何を出すか
ケース1:毎月3週目の金曜の18時 x ホームページ x 活動方向&寄付依頼
ケース2:毎月3週目の金曜の19時 x ホームページ x 活動方向&寄付依頼
ケース2:毎月3週目の金曜の19時 x Facebook x 活動方向&寄付依頼

正直組み合わせの数は多いです。ただ、NGO/NPOは試せる機会が凄く多くあります。
例えば、”PR TIMESは、CSR活動として社会貢献活動に取り組む非営利団体にプレスリリース配信サービスの無償提供プロジェクトを実施”しています。

正直無料で利用できるプレスリリースを活用している団体は多いです。
ただし、重要なのは、広報することではなく、広報した後のアプローチ数とコンバージョン率です。

プレスリリースの条件を設定し、アプローチ数とコンバージョン率の仮説をたて、それに対して実際どうだったかを検証して、ナレッジをためていくべきなんです。

それをどれだけやっている団体が多いでしょうか。
僕だったらそこまで突き詰めて広報を本気で行います。
理由は民間企業はコストがかかるので、仮説に対してROI(費用対効果)を分析し実行する必要があるからです。

参考資料:
https://www.recipe4fundraising.com/partnership/service_to_npo/

もしこれをみて本気でやろうと思った方がいればご連絡ください。
次回は②営業力が圧倒的に低いについて書いていきます。

ありがとうございました。


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