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グロービス・テック・マガジン

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グロービスではどのようにプロダクトを開発しているかをPdM、エンジニア、デザイナー、データサイエンティストなどの視点から発信します。
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#PMの仕事

開発の優先順と最小構成の決め方

こんにちは!GLOPLAのPOの松尾(@tamatsuo)です 今回はリリースから3年を経て落ち着いた、プロダクト開発の優先順と最小構成の決め方についてご紹介します はじめに社会人教育や経営大学院を営むGLOBISがどのように事業展開しているか、その中でGLOPLAの位置づけを図解しました toBサービスはどれも決裁者が人事で、利用者が従業員という点は変わりませんが、次のような違いがあります 学習事業の収益モデルがフロー型なのに対して、GLOPLAはストック型 学習事

多忙なPOがストレスゼロで働くためのココロとカラダのととのえ方

みなさんこんにちは! グロービス学び放題でPOをやっている前嶋です。 今回は多忙なPOがストレスゼロで働くための習慣について共有させていただきます。 今はPOをやらせてもらっていますが、キャリアの大半(20年くらい)はデザイナーです。 ※元ヤフーデザイン責任者。グロービスに入社してPOをやるようになりました。 本格的にPOをやり始めて気づきましたが、POって大変じゃないですか? 限られた情報で優先度を意思決定。 開発中に発生する色々な課題や問題と向き合い、なんとかする。

プロダクトマネージャー14年目の学び直し

人事トレンドワードのリスキリングについて、PdMとして自らがどんな取り組みをしているかを振り返りました こんにちは!GLOPLAのPOの松尾(@tamatsuo)です。 ここ数年 PdMという職種の認知の高まりから、何からやればいい?どうやってなったの?と聞かれることが多くなりました。 巷にはPdMについて書かれた本や情報が溢れているので、今回は何を意識してキャリアを進めてきたか、その中で学びをどう位置付けてきたかを紹介します。 はじめにキャリアや学びに対するわたしの考え

なぜシード期のプロダクトを外注で内製しているのか?<創発的開発のすゝめ>

こんにちは!GLOPLAのPOの松尾(@tamatsuo)です。 GLOPLA LMSのプロダクトローンチからもうすぐ2年になりますが、おかげさまで利用企業も順調に増え、これから事業はシードからアーリーへの移行期に入っていきます。 今回は成長する事業を支えるプロダクトについて、どのように開発体制を拡充しているか、「内製」と「外注」の視点でご紹介したいと思います。 はじめにGLOPLAはレガシーな企業内育成の市場をディスラプトするべく後発で市場に参入しています、このため先輩プ

【エクストリームキャリア教育】プロダクトマネージャーってどんな仕事?編

小学生向けキャリア教育を題材に、プロダクトマネージャーに必要なスキルやグロービスの取り組みをご紹介します はじめに こんにちは!GLOPLAのPOの松尾(@tamatsuo)です 毎年クリスマスシーズンにキャリア教育の講師をしています、プロダクトマネージャーってどんな仕事?という話を小学6年生にしているのですが、今回はそのスライドを使いながら、プロダクトマネージャーになりたい人に向けて解説していきます 1.自己紹介 名前と家族構成、写真で出身地当てクイズなどしながら、

新規事業開発の改善に向けた4つの枠組み

MBAやVC、企業内研修を運営するGLOBISで実践する新規事業あるあるへの改善アクションとは はじめにこんにちは!GLOPLAのPOの松尾(@tamatsuo)です。 今回は担当している新規事業開発の難所を、どのように乗り越えようとしているかをご紹介したいと思います。 課題GLOPLA LMSはローンチから1年が経過し、当初描かれていたビジネス構想も事業が進捗するにつれて解像度が上がりプロダクトとして成長させる方向性も定まってきました。 とはいえ、事業ステージがシードか

開発組織づくりの3ステップと3つの役割

中途入社で引き継いだ新規事業を、マネジメント視点で振り返りました はじめにこんにちは!GLOPLAのPOの松尾(@tamatsuo)です。 グロービスの社内ベンチャーに参画して1年が経ちました。今回はPOとTLという役割を中心にDevチームをどう運営してきたかをご紹介します。 グロービスのPO・TLとはPOとTLは同じ人や別の人などチームによりますが、わたしは4月にPO、5月にTLにアサインされました。 マネジメント引継ぎ時の状況事業は立ち上げから2年経ったプレシードか

エンジニアリング組織を正しく伝える採用ピッチを作った話

こんにちは!GLOPLAのPOの松尾(@tamatsuo)です。 今回はエンジニアやデザイナー採用のピッチ資料を作成した話をご紹介します。 このテックブログも大学院を運営するグロービスがデジタルサービスを自社開発しているということを世のエンジニアやデザイナーに広く知ってもらうために、多くのメンバーが記事を上げていますが、同じく採用ファネル(図1)の、認知から興味の段階で必要になる広報素材に取り組みました。 採用ピッチ資料にはどんな情報を掲載するべきか、認知や興味を集める