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「忘却」と「慣れ」という素晴らしい機能

私は毎朝、駅まで車で通勤しているのですが(帰りにそのまま保育園までお迎えに行くため)、今年2月頃、育休から職場復帰するにあたり「復職したら毎日クルマを運転するなんて嫌だな」と強く思っていたのを思い出しました。


子どもが1人だけだった時は、クルマは家に置いておいて、一旦帰ってきてからクルマで保育園に迎えに行っていたのです。時間のロスは多いけど、駅に車を毎日止めるとなると高くつくから。でも、子どもが2人に増えての職場復帰後、とてもそんなこと、できる気がしなかった。だから多少の駐車場代は投資ということで、朝も駅まで車で行って、帰りもそこから直接迎えに行こうと、そんな算段をしたわけで。


でも。

私は本来クルマの運転が嫌いなんです。どこかに書いたと思うのですが(でも記事が見つからなかった)、運転が下手だし、好きじゃないから、不安なんです。だから極力運転したくない!


だから、毎日短い距離、基本的に同じルートとはいえ、運転しなきゃいけなくなるのはイヤだなと思っていました。不便だけどバスに乗って行こうかなとか、なんなら時にはタクシーで保育園までつけちゃう?!なんてことまで考えていたような。。。。


と、そんな気がするのですが、今となれば、毎日毎日クルマに乗っているわけですよ。今でも運転は好きじゃないけど毎日運転しているし、「毎日乗るなんて憂鬱😭」と思っていたことすら忘れていたという。。。そのことがありがたい。



その昔、ドリカムの吉田美和さんのソロ曲に「人は皆忘却の生き物。 全部全部覚えてたら 穴に入りたいどころじゃなく 死にたい」(A Happy Girlie Life)という歌詞がありましたが、まぁ、たしかにそうだなと!「忘れる」という機能が人間に備わっていることが奇跡。これが無かったら、色々大変よね。


そしてもう一つ、「慣れる」という機能も素晴らしい。これがあるから人はいろんなことに挑戦できるし、慣れるまで頑張ろうと歯を食いしばれる。そして、実際慣れれば楽にもなる ^^


そんなことを、クルマの運転で思い出したのでした。ほかにもいろいろ、思い当たるフシありますよ。忘れたことと、慣れたことで、楽になったことの数々。


最近すっかり寒くなってきたけれど、この冬を越えて春になれば、2人目を育てながら働いて1年。まずはそこまで、ボチボチ、頑張ってみましょっかね。笑。そしたらまた一段楽になる世界が待ってるーーーはず。