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変わる時代、若手エンジニアに向けたキャリアの考え方

こんにちは。グローバルウェイのビジネスアプリケーション事業部のYです。おじさんになってきた証明なのか、社内外の若い人にエンジニアのキャリアについて相談される機会が増えました。

どうしたら技術力はつきますか?
どうしたら上流工程ができますか?
どうしたら稼げますか?

時代の変化に伴い、これらの質問に対する回答が私の中で変化しました。今回の記事では、その変化に焦点を当て、若手エンジニアの皆さんが新しいキャリアパスを模索される際に役立つ考え方を共有できればと思います。

過去の回答

キャリアに関する質問はどれもこれも答えにくい質問なのですが、ひと昔前ならば、自分が実際そう育ってきたように以下のように回答していました。

大企業でプログラムを学び、プロジェクト管理を学び、契約を学び・・・
順序よく経験していく事が、エンジニアのキャリアとして必要です!

回答変化の背景

ただ最近はそれを言うのをやめました。なにか違う気がして。

なぜなら、学問的なものであれば手を伸ばせばすぐに学ぶことができる機会が沢山あるからです。「無料 プログラム 学習」で検索するとテクノロジーを学ぶことができる何百ものサイトに出会うことができます。

学びの機会が広がり、入手できる学習リソースが豊富に存在するが故に、これからのエンジニアとして必要とされるスキルはリープフロッグ現象のごとく、色々なものを一気に飛び越えて世の中に広がり、一般化されていきます。

※リープフロッグ現象とは…
カエルのジャンプのごとく、通常の段階的変化を経ずに新たなサービスが急速に広まる現象のこと

リープフロッグ現象

また、ローコード、ノーコードツールがそれを後押ししていくと思います。自動車でいうと、マニュアル→オートマ→自動運転のように。知らぬ間に、世の中に広がっていると思います。もうmalloc(メモリの開放)なんて、あまりしてないですしねw

このような時代だからこそ、自由に選択できるようになったからこそ、エンジニアとしてのキャリアは「いつ、どこで、だれから、なにを、どのように」学ぶかにより一生を左右することになります。

キャリアを考えるうえで大切な要素と「転職」

生きたプログラムを教えてくれる会社、または先輩に出会うこと」は非常に大事です。

ただ、会社が若い子にプログラミングや開発プロセスの経験を積ませていくことは、非常に骨が折れる作業(コストがかかる)ではあります。そのため、大きな企業へ行けば行くほど、プログラムを書けないor書ける先輩がいない可能性があります。

エンジニア・プログラマーは、参入障壁が高い職業でもあるので、もし今あなたが「プログラムを書けてない。」、「書くチャンスが見えない。」と思っているのであれば【転職】を考えてよいと思います。私は転職推進派ではないですが、私自身も転職によって接点が増え、財産が増えたのも事実であるため、選択肢の1つとして持ち合わせるべきと考えます。

ただし、その転職先は様々なプログラムをスクラッチで書いてきた会社を選択することが重要だと思います。1つの製品を作り上げている会社も素晴らしいですが、今後のキャリアを考えて、最初はどんな要件もこなしているスクラッチ開発をやっている会社を選択すること望ましいです。

toCなどの会社は、キラキラしていて魅力ありますが、「どのタイミングで幅広なスキルを習得するか」がポイントとなる認識です。

まとめ

若手エンジニアがキャリアや転職を考えるうえで重要なこと

・「いつ、どこで、だれから、なにを、どのように」学ぶか
様々なプログラムをスクラッチで書いてきた会社を選択すること

最後になりますが、是非ご自身の「キャリア=軌跡」はご自身の意思で描いてください。キャリアとは夢や目標に向かって前進する旅路であり、他人やエージェントが決めるものではありません。ご自身の軌跡や夢を追求することが重要です。皆さんの未来の成功に向けて、新たなキャリアの可能性を探求していってください。


最後までお読みいただきありがとうございました。
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