在外ジャーナリスト協会所属ジャーナリストたちが、様々なメディアに寄稿した記事を転載したマガジン
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#岩澤里美
岩澤里美:環境問題に意識高いヨーロッパは「昆虫食」を受け入れたか?
<SDGsへの対応が叫ばれる一方で、コオロギをはじめとする昆虫食は炎上する日本。一方、欧州での取り組みは......>
栄養価が高い食用昆虫は、家畜類の飼育に比べて環境負荷がとても少ないことから、注目を浴びている。昆虫は成長が速いことから短期間での大量出荷が見込め、将来の食糧危機への良策だとも考えられている。
ヨーロッパでは、昆虫食はすでに10年ほど前から一部の大手スーパーや自然食品店が販売した
岩澤里美:生理休暇、意外にも日本女性は恵まれてる? なぜ欧米で普及しないのか 体調不良全般に関する政策を整えるべきだとの声も
<女性を弱者として見なし差別を助長するとの声も>昨年11月、英スコットランド議会で生理用品をすべての人に無料提供する法案が可決された。適切な生理用品の購入が難しい状況、いわゆる「生理の貧困」に向けた対策だ。これを皮切りに、ニュージーランドやフランス、そして日本でも一部の自治体や企業が無料提供を実践し始めた。このムーブメントがどこまで広がっていくのかわからないが、月経への社会的関心は、ここにきて
岩澤里美:スイス、カーシェアリング最大手が全車をEV化へ
写真©Mobility Cooperative
カーシェアリングの発祥国といわれるスイスでは、その利用者が増え続けている。国内最大規模の事業を展開する協同組合「モビリティ」は現在3120台を提供しており、このうち130台が電気自動車、100台がバイオガス車だが、2030年までに全車を電気自動車にすると宣言した。
真っ赤な色で知られるモビリティの車は、スイスの都市部でよく見かける。2019年の年