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デザイナーよ「書を捨てよ、市場へ出よう」。機能するデザインをつくるためには?

今回はデザイナーの僕が、なぜマーケティングを学び始めたのか?

の話です。

こんにちは。
栃木県宇都宮市が拠点の、ほぼマーケティング会社glitchです。

今回のテーマ
「なぜ僕がマーケティングを学び始めたのか?」ですが
いきなり結論から言うと、

「全然反応がないチラシを作っちゃったから」

です。
インハウスデザイナーだった6年前、工務店さんからの依頼を受けてイベントの集客チラシをデザインました。
デザイン的には悪くないと思う、印刷も大丈夫。やることやったぞ!と思って納品したんですが

結果は「ほぼ無反応」。ぶっちゃけ反応ゼロに近い内容。
申し訳ないと同時に、デザイナーとして正直かなりショックでした。

最初は「なぜ…!?」と思ったけど、今考えれば原因は明白。
工務店の担当者さんはマーケティングの知識を全く持っていなかったし、そもそも「誰に向けて発信すべきか」がめちゃくちゃぼんやりしてた。
つまり、顧客像が見えてなかった。
で、そのぼんやりした顧客像のまま、言われるがままに僕も何も考えずチラシを作ったわけです。そりゃ反応ないよ〜。
その時は

「これはそもそも、チラシを作ることが正解なのか?」

という疑問符すら浮かんできてない、作業系デザイナーだった気がします。

そんな経験を何度か繰り返すうちに、必然的に僕の中で
「ダメだなこれは。自分でマーケティングを勉強して、効果の出るものを作れるようならないとゴミを量産してるだけだわ」ってなりました。

それからです。マーケティングの勉強を本格的に始めたのは。
「購入したい顧客が、本当は何を求めているのか」
「どう伝えれば動いてくれる?」
を知りたくて、デザインだけじゃなく戦略も考えられるデザイナーになりたいと思い今に至ります。

今では、あの失敗がなかったらマーケティングの勉強もしてなかったし、ただの「なんとなくビジュアルがいいだけのデザイン」を量産するデザイナーになってたかもしれません。(それはそれで大変そうだけど)

これからも「ちゃんと結果を出すデザイン」を作れるように、もっと学び続けていきます。

困ってる人はまず気軽にglitchにご相談ください。


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