二次元キャラクターになるとしたら？【日記：2023/4/6】

もし二次元キャラクターになるとしたら、どんな作品のどんなキャラみたいになりたいか、こんな妄想をしたことはないだろうか？
私は数百回している。
オタクたるもの一度は考えることだと思うが、これが中々悩ましい。
読者として、外側の人間としての好きと、実際に中に入り経験したいかは
全くの別物だからだ。

例えば殺伐としたような作品、デスゲームものやバトルものが好きだったとしても、実際にそこのキャラになりたいかと言われると難しいだろう。
悪役を華麗に倒すその姿には憧れるが、大抵の場合そこには多大な痛みや苦悩が詰まっていて常人が耐えられるようなものではない。
(ギャンブルデスゲーム系の主役とか、頭がおかしい奴ばかりなので平気で命かけたりするしね……)

かといって、ラブコメなどの恋愛系作品に入りたいかと言われるとそれも少し違う。
現実に近すぎると、せっかく”二次元キャラになるなら～”という仮定をしている意味が薄くなってしまうし、学生に戻って沢山の美少女に好かれて～
なんていうのも、いかにもオタクっぽくて嫌だ。
(ラブコメだと原作キャラからNTRしてるみたいで気分もちょっと悪いしね)

なので、私個人の回答が中々まとまらなかったのですが、最近”このキャラになりたいな”という人が見つかったので紹介します。

ジャンプ＋で連載中の漫画「マリッジトキシン」に登場する城崎君です。
彼は結婚詐欺師の女装男子で、毒使いで暗殺者の主人公下呂に助けられた際にした契約に基づき、下呂の婚活を手伝うアドバイザー。
殺伐とした下呂の日常に付きあって、危険な戦闘のサポートをしたり、デートの予行演習と称して一緒に出掛けたり、奇妙な友情を築きます。
可愛いんですが、下呂はノーマルなので恋愛等にも発展する様子は0。
相棒という安心感で支える立ち位置がとてもグッドです。

個人的に、二次元キャラクターになるなら美少女になりたいと思いつつ、
今の自分の中にある男的感性を完全にはなくしたくはないので、可愛い男っていうのがイメージ的には完璧。
彼自身がバトルに深く関わることはないにせよ、下呂に同行する過程で非日常もたっぷり味わえるので中二的感性も満足です。

ちょっと前はブルーアーカイブの先生になりたかったので、多分幸せど真ん中というよりは、誰かが幸せになっていく過程を横で眺めて、サポートするような立ち位置が性に合っているんだろうなぁ……
もしくは、作品世界のレールにただ乗りして、エンディングにたどり着こうとする精神が気に入らないのか……

皆さんだったらどうなりたいですか？
あまりこういう話をしたことがないので、他の人がどう思うか気になります。前に会社でこの話をした時は、同期の奴がやたらきららアニメに入りたがっていたっけな……

◆余談_マリッジトキシンPV(見て！！！！)

上田麗奈さんの中性的にも感じられ、結婚詐欺師らしい危険な匂いを孕んだ声が最高！！！！
0:59～1:00のところの「あはぁ↗ふぅ↘」っていう、
吐息混じりのところが特にね！！！！！必聴！！！！！！！！

マリッジトキシン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)