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雰囲気で珈琲を飲んでいる【日記:2023/2/27】

私は、緑茶よりも珈琲・紅茶派だ。
同じように、ビール・焼酎よりもワイン・ウイスキー派でもある。
味はどっこいどっこいというか、どちらもまあ好きという程度で大きな差異はなし。ですので、前者と後者を分けるのは味ではありません
じゃあ何か、というとそれはカッコよさです。

今まで話したことがある人には誰にも納得してもらえませんでしたが、
この世の全ての物はカッコ良さゲージのようなものを持ち、それは食品でも飲み物でも同じというのが私の持論です。
例を挙げるならば同じ数字でも、4よりもⅣと表記する方がカッコいいし、
時計なら、チープカシオのようなシンプルなデジタル時計よりも、オーデマ・ピゲなどのガチャガチャした機械式時計の方がカッコいいと思う。

これなんてめちゃくちゃカッコイイ。
まあ3850万円ですけど……

あくまで、自分の感性なので万人に共感されるものではないと思いますが、同じジャンルのものを比較した時に、カッコよさ度のようなものが異なって感じられるという感覚については、納得して頂ければ。
私の感性は、中~近世欧州っぽいものをカッコよさの最上位に置いていますが、そうじゃない人もいるでしょう。

そんな感覚があるので、昔からもっぱら珈琲・紅茶、ワイン・ウイスキーを飲んできました。
とはいっても、そんなに酒は好きではないのと、紅茶は入れた後の茶葉の処理が面倒なため、珈琲がメイン。
カフェイン中毒の毛もあるので、一日10杯以上飲む時もあるのですが、飲むのはいつも面白みのないインスタントばかり。
それで珈琲好きを名乗るのはちゃんちゃら可笑しい話ですが、
ついに最近、ちょっとしたきっかけもあり豆で珈琲を買ってきて、自分で挽いて飲み始めました。

やる前は面倒だと思っていたが、やってみると豆を潰す感触が気持ちよくて意外と楽しい。
それに何より、豆から挽いて飲むと無性に美味しく感じて、楽しくなって色々調べながら、飲み方を試してたりしています。
今真似しているのはこの人のやり方。よく分からないが世界一位らしい。
すごい。

ざっくり言えば、粗挽きにして、段階的にお湯を注ぐという方法。
時間や量を測りながら入れると、本格的な感じがして気分が上がる。
肝心の味の方は、正確にはよく分からないが、適当に入れていた時よりは
美味しく、飲みやすくなっているような気がする。
またこれ以外にもやり方が色々あって、それに応じて味が変わるらしい。
淹れ方ってただのお洒落だと思っていたので驚きです。

豆もたくさん種類がある。
グアテマラ、キリマンジャロ、ブルーマウンテン、コスタリカ、マンデリンなどなど、何がどんな特徴などというのは未だに覚えられていませんが、飲んでみれば違いがあるのはなんとなくわかる。
この店だったら、キリマンジャロがおススメだよ」みたいな感じで、他人に華麗におススメする奴をやりたいので、早く覚えたい。

以上、やってみたら意外と楽しかった趣味の話でした。
なんとなくカッコいい、何かを始めるのなんてその程度の理由で良いのかもしれません。
あなたも日常のちょっとカッコイイと思える、好きなものを探して趣味にしてみてはいかがでしょうか。

私達は雰囲気で珈琲を飲んでいる。
だが、それでいい。



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