見出し画像

地球の上のわたしの小さな農園

昔から、土を触りたいという願望はぼんやりとあったけど、都会暮らしの人間よろしく、汚れることの億劫さと虫への恐怖心、物理的な土との距離感から、ずっとただの憧れのままだった

ところが無職専業主婦歴が9か月になって、何か作りたい、クリエイトしたい欲求が高まったかして
「畑 貸りる」を検索して、家から一番近い場所を探し当てていた

旦那くんに、こんなんあるんだけどどう思う?
(半分責任を持たせる魂胆ありありで)
と、持ち掛けたところ、意外に乗り気な反応で、週末には現場へ足を運んで、気がついたら一年の契約を結んでいた

言い出しっぺの私の名義になったので、ほんの小さな小さな一角だけど、曲がりなりにもわたしは自分の畑を持ったのだ

長らく階層の高いマンション暮らしで、地面と関わらずに何十年も生きてきた
野菜は高くてもやっぱりオーガニック!とか言いつつ、虫でも見つけた日には、農薬まみれでいいと節操もなく叫んだりしてた

戦前生まれの母が、
「小さくても庭を持つことにこだわったのはいざという時に畑になるからよ」と言ってたのを思い出した
その時は笑ってしまったけれど、今はちょっとわかる気がする
少しでも地面を持ってるか持っていないかは、実は雲泥の差があるのかもしれない

タワーマンションは快適で便利だけど、経済の循環にしがみついていないと生きていけない
自分で頑張り続けたり、市場に一喜一憂したりで落ち着かない
お天道様が照っていても、なんの足しにもならないのだもの、母なる大地からは切り離されてる感覚になるよね

この度お世話になる「シェア畑」のスタッフさんによると
水やりは基本しません、とのこと
完全ビギナーのわたしはこれを聞いてびっくりしたのなんの

じゃあ、お世話って何するんですか?と聞いたところ
草むしりや紐でしばって補強したり、(最大の難関が予想される)虫退治 とからしい(;´∀`)

虫はともかく。。。地球すげーっっ‼
太陽があれば育つのかっっ‼

地球の恵みの循環とつながっていると感じられるのはどんなだろう
最低限食べていけるという安心感
太陽に生かされているという実感
アーシングやグラウンディングによる安定感

…わくわく妄想はとまらないが
まずは小さな一歩からよね

お世話になる「シェア畑」さんはなかなかよくできたプログラムなので、へっぴり腰ながら安心しております

旦那くん曰く、
農地を持て余らせている人にとっても、生産緑地制度の対象になるのでよいのかもねとのこと
win winならますますいいね!
グッドアイデア賞~‼

教えて下さるスタッフさんも充実していて、苗や種、道具など必要なものも用意してくれて、講習会もあるらしい

夏野菜の苗を植えるタイミングが過ぎてしまっていたので、申し込みは秋からかなぁと思ったら
苗を植えて途中まで育ててくださっている区画を
借りることができたので、ちょっとズルしつつのスタートになりました( ´∀` )v

次回は「畝を作る」というレクチャーをマンツーマンでしていただく予定です
立派な教科書もいただいたのでこれからすこし予習してみるかな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?