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ずぼらさんの一人暮らし入門【スケジュール編】──まずはこれ!!

 大学在学中に引っ越しを3回経験したずぼら大学生、もりみーの引っ越し体験談です。この経験を元にした、一人暮らしの引っ越しのスケジュールを皆さんにご紹介します!

 第一章では、チェックリストの形で引っ越しスケジュールについて簡単にまとめています。お忙しい方は第一章だけお読みください。
 第二章以下では、このチェックリスト作成の元になった引っ越しエピソードについて書いているので、興味のある方はこちらも読んでみてくださいね。いろんなタイプの引っ越しをしてきたので、皆さんの状況に参考になるエピソードがきっとあると思います。

0.こんな人におすすめ!

・これから引っ越しを始める人
・これから引っ越しを始める人のご家族さま

1.最重要!【引っ越しチェックリスト】

※印刷などして使うのもおすすめです!

・1ヶ月前
◻︎家電を買い揃えて、指定日配達をお願いする
(冷蔵庫、洗濯機、ガスの場合はガステーブル)
◻︎家具を買い揃えて、指定日配達をお願いする
(カーテン、机、ベッド)
→引っ越しシーズンは、家具家電の注文が殺到してなかなか商品が手元に届かないので、早めに買い揃えておきましょう。

・2週間前
◻︎転出届を発行する
◻︎ガス水道電気の手続きを済ませておく
→引っ越し当日の仕事を少しでも減らしておくと、当日焦らなくていいです。

・1週間前から
◻︎荷物をまとめる
→以下の順番になった経緯を知りたい方は、ぜひ第三章を参考にしてください。
(▶は荷物をまとめる順番になります)
 ▶︎服(季節に合っていない服、仕舞って問題ない服など)
 ▶︎教科書、本、その他書類
 ▶︎収納家具(衣装ケース、本棚等)

・引っ越し2,3日前
 ▶︎家電(電気ケトル、電子レンジ等、段ボールにしまえるもの)
 ▶︎家具(机、ソファ、姿見等)
 ▶仕舞っていなかった服

・引っ越し前日
 ▶︎お風呂グッズ(シャンプー、リンス、スポンジ等)
 ▶︎キッチングッズ(お玉、フライ返し、鍋、お皿等)

・引っ越し当日
 ▶︎寝具(布団、毛布、マットレス等)
 ▶︎雑貨(なんでもボックス)

・引越後
◻︎転入届を提出する



2.引っ越し体験談集

2-1.実家から寮へ【食事&家具付き物件に引っ越す人へ】


 大学進学を機に上京してきた時、私はまず寮に入りました。その寮は、キッチン、洗濯機、お風呂(大浴場)が共用で、各部屋に冷蔵庫(レンタル)、机、棚、ベッドがありました。更に、ご飯は朝も夜も出るタイプの寮だったので、新しく買い揃える家電はほとんど無かったです。

 引っ越す際に実家から持って行ったものは、服、大学で必要な書類、文房具、PC、寝具くらいでした。実家にものを置いておける人は、とりあえず春から夏までを過ごせる服を新居に持っていけばいいです。新しく買ったものはテレビ、掃除機、電気ケトル、ハンガーラックですが、これらも在庫切れになっていることは少なく、私は買った当日にそのまま家に持って帰れました。
 
  まとめると、食事・家具付きの寮や学生マンションに引っ越す場合は必要最低限の荷物で大丈夫です。引っ越してから必要なものが出てきても、後から買い足してなんとかなります。あると便利そうだと思って事前に買ったものが、結局要らなかったというのは引っ越しあるあるです。



2-2.寮から家具付き学生マンションへ【家具付き物件に引っ越す方へ】
 

 この寮で一年過した後、私は家具付きの学生マンションに引っ越しました。引っ越し前夜、私は遺憾なくずぼらさを発揮していました。まったく引っ越し準備に手がつけられていなかったのです。実家からの引っ越しと一人暮らしの引っ越しは勝手が違います。引っ越し前日でも風呂には入るし、引っ越し当日でも歯は磨くし、コップを使って物を飲むこともあります。このように何を段ボール詰めして良くて、何がダメなのかを判別する作業が大変面倒くさい。さらに、段ボールに詰める際にも種類別に分けて詰め込む必要があります。整理整頓嫌いのわたしには地獄のような時間でした。実際、引っ越しのトラックが来るギリギリに終わりました。

 この経験から、私なりにどう荷物をまとめれば良かったのか、日程や順番を考えてみました。早く荷物をまとめ出しても部屋を圧迫してしまうので、まとめ始めるのは引っ越し前の休日くらいからで良いと思います。
 まずは引っ越し当日まで着ないであろう服から段ボールに詰め込みましょう。段ボールに服を直入れしたくない人や、コンパクトにしたい人は百均の真空パックを使うことをお勧めします。次に、教科書や本や書類などをまとめます。これだけ終わっているだけでも心は軽くなります。仕舞ってしまっても問題のない家具なら、ここで段ボール詰めしても大丈夫です。(部屋を出る前に掃除をする必要があるので、掃除機などは残しておきます)引っ越し前日になったら、明日着る服や歯ブラシ、タオル等を残して段ボールに詰め込んでしまいましょう。
 ここでコツなのは、なんでもボックス的な段ボールを作ることです。全てを整理しようとすると、やる気を失って先延ばしにしてしまう可能性があります。その辺りは割り切ってしまって、荷物をまとめることを最優先に考えた方が良いです。
 上の引っ越しチェックリストにこれらのことはまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。

 追加アドバイスとしては、思ったより段ボールとガムテープが必要だということです。私は2回追加で買いに行きました。百均のガムテープは量が少ないので、ホームセンターなどで買った方がコスパがいいかもしれません。スーパーで無料で段ボールをもらえることもあるので、早めから集めておくことを本当にお勧めします。
 (トラックの運転手さん曰く、大きな段ボールに詰め込むより、小さな段ボールに小分けした方が楽ならしいです。私は大は小を兼ねるだろうと大きな段ボールを使い、腰を痛めそうになりました)


2-3.家具付き学生マンションからアパートへ【普通の物件に引っ越す方へ】


 家具付き学生マンションで一年住んだ後、次に私は普通のアパートに引っ越しました。

 この引っ越しでも私のずぼらさが遺憾なく発揮されました。喉元過ぎればなんとやら。私はまた荷物を纏めるのがギリギリになりました。その反省については上記をご覧ください。
 今回の引っ越しの特徴は、これまでの住居と違い揃えるものが多いことや、手続き諸々を自分で把握して行わなければならないところです。それを時系列に沿ってお話ししていきたいと思います。

 引越ししたら何をするか。まずはガス水道電気の手続きです。「私はもう住んでないよー。次からここに住むよー」という手続きをします。これをしないと、住んでない場所の料金を払うことになったり、水や電気が使えないという状況に陥ります。この手続きはまだ引っ越していなくても、「〇〇日に引っ越す」と分かっていれば事前にできます。引っ越したその日からライフラインが使えます。そのことを認識はしていましたが先延ばしが得意な私は、当日になってようやく重い腰を上げ手続きを行いました。まあ、なんだかんだライフラインなので水も電気も初日から使えましたが、下手すると止められたかも知れません。皆さん、とりあえず水電気ガスの確保だけは早めにやっておきましょう。

 次に私が困ったことは、家電がまったく揃わなかったことです。私は家電(冷蔵庫、洗濯機、ガステーブル)を全く持っていなかったのですが、「購入したら3日くらいで届くでしょ」と新生活シーズンの家電の需要を舐め切っていました。引越しした次の日に家電量販店で家電を買い揃え、「いつ届きますか?」と店員さんに問いかけたところ「1週間くらいですかね。今混んでいるので」との返答が。その後私は1週間コンビニだけで三食賄い、洗濯物は極限まで溜めて乗り切りました。悪いことは言いません。皆さん、引っ越す場合は家電を1ヶ月前には購入し、引越し当日又は次の日には家電が届くようにしておきましょう。

 まだ私のずぼら伝説は続きます。家電を買っていない私が家具を買い揃えているはずがありません。カーテンも机もソファもベッドも棚も姿見も引っ越してから注文しました。ここでは家具の優先順位順位に紹介していきたいと思います。まず、カーテンは絶対に当日までに準備しましょう。前の住人が置いて行ってくれた時はラッキーですが、カーテンがないとプライバシーも何もないです。最寄りのニトリに走ってください。
 次に机です。先程の家電と同じで、3,4月は家具類の注文が殺到していて、なかなか届きません。注文してから5日後に机が届きました。それまでの間私は、大きな段ボールをひっくり返して机がわりにしていました。汚いし、すぐへたるのでお勧めしません。あんなに悲しいご飯はもう食べたくないですね。
 最後にベッドです。これは4月に注文して6月に届きました。ベッド用のマットレスを布団のように敷いて寝ていたのでそこまで不便はありませんでしたが、床で寝ると落ちている埃や髪の毛と近くなるのでこまめな掃除は必須です。やはり少し高めの位置で寝たいですね。4月に注文したことで2ヶ月も待たされたので、ベッドが必要な人は3月上旬には注文してから指定日配達しておくことをお勧めします。

 最後に、引っ越したら住民票は移しましょう。転出届は遅くとも2週間以内に出さなければなりません。提出を忘れると、最悪、過料(罰金)が科されます。引越される方は、選挙の投票用紙が貰えるだけでしょと楽観視せずにきちんと転入届は出しましょう。


3.まとめ


 実家から寮や家具付きマンションに引っ越す場合は、準備をそんなに焦らなくていいと思います。足りないものがあっても、それに気づいた時に随時買い足していけば良いからです。足りなくても生活ができないということは滅多ありません。行政手続きに抜けがないか気をつけて、ある程度の収納があればいいと思います。何を最低限しなければならないかチェックリストを作るのがお勧めです。家族の方や、すでに一人暮らしをしている友人などに助言を仰いでも良いですね。
 家具などが一切ついていないマンションやアパートに引っ越す際は、早め早めの準備が必要になります。上に私が作った[引っ越しチェックリスト]を記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。


 これだけ引っ越しを脅すようなことを書きましたが、本来引っ越しは新生活への始まりでワクワクするものだと思います。私の失敗談を参考に良いスタートを切ってください♪

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