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赤裸々告白。大嫌いな仕事が天職になるまで。


はじめまして。
グラスフィッター徳永と申します。


緑豊かな神戸三田で
予約制の眼鏡セレクトショップ
GLASS Fitter SASADAを運営しています。


2009年に開店しその販売件数は
現在9000件を超え、



北は北海道から南は沖縄まで
たくさんのお客様にご利用頂いてます。



以下簡単な経歴です。
決して自慢したいわけではなく



僕のような落ちこぼれでも



自分の仕事が
天職であることに気づけば



幸せに生きれることを
あなたにも知って頂きたく
熱い気持ちでこれを書いています。

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●1987年
大手眼鏡量販店入社。

●1992年
同店退社後、地元個人眼鏡店へ入社。

●1999年
支店店長就任

●2002年
業績不振で支店閉店

●2009年
グラスフィッターササダの店長就任。

●2011年
メガネ美人花計画をスタート。

●2012年
横田流フィッティング術
全国初ゴールドフィッターに認定される。

●2013年
大丸梅田店「日本のものあわせ」へ
創作眼鏡職人として参加。

●2014年
HOYAインディヴィデュアルレンズ
MSi販売件数で全国1位を達成。

●2017年
HOYA累進レンズWellna販売件数
関西光研グループで1位を達成。

●2018年
NPO法人BGPに参加。強度近視女性を助ける
クラウドファンディングで情報誌の編集責任を担当。

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以下は本当のお話です。
恥ずかしい話も含めて赤裸々告白します。
(所要時間約5分間)


この仕事で30年以上。
気づけば大好きなお客様ばかりに
囲まれていました。



自分の得意を活かして人の役に立ち
仕事を楽しみながら業績も安定し
最高の喜びを感じる毎日です。


でも実は・・・・
以前は全く逆な日々でした。



そもそも内気で人見知り、
コミュニケーションに問題を抱え



小学校で円周率の授業から
数字アレルギーになった僕が



なぜ、他人との
コミュニケーションと



数字の計算が必要とされる
眼鏡小売業に就いたのか?



当時は本当に自分が
愚か者だと思いましたが



落ちこぼれだったので
 選べる仕事が無かったのです。


苦しくて苦しくて
逃げたかった20代。


毎日のようにお客様から
厳しい言葉を浴びせられました。


「もっと安くしろ!」

「どこで買っても同じだろう!」

「本当はメガネなんか買いたくない!」

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それはまるで



「お前が売っているモノには価値がない。」


 ↓   ↓   ↓


「お前には価値がない。」



と言われている様に聞こえました。


いつも値切られ、自尊心が傷つき
無理難題を言われる毎日が苦しかったです。


当時の先輩に相談しても
「俺ら頭下げてナンボやからな..。」



何も解決できませんでした。


当時の上司は
足りない売上目標を達成するため
自己犠牲し自分でメガネを買っていました。


何でこんな仕事を選んだんだろう。
もうイヤだ。


遂に限界を感じました。


勤めていた大手量販店を
逃げる様に辞めました。



それでも他の業界へ行く勇気が持てず
結局地元の小さな個人眼鏡店へ。



田舎だからのんびり出来るだろう..。


しかしそんな甘い期待は
すぐに裏切られました。



そこでは更に
過酷な日々が待っていました。



逃げたつもりが更に
厳しい状況へ追い詰められました。


そこは田舎の小さな眼鏡店なのに
客数がとても多い繁盛店でした。



ミスをしては商品代金を値切られる
日々が待っていました。


「これ以上びた一文安くできないのか?!
お前じゃ話にならん!社長を呼べ!」



すみませんとお客様に頭を下げ続け
社長に代わってもらう時の情けなさ。


計算間違い。

加工破損。

仕上がり遅れ。



同じ失敗を
何度も繰り返し



あのお客さんが悪いんだ
と相手を責めてみたり



オマエはアホか?と
自分を責めてみたり。



でも本当は
値切るお客様が悪いのでなく、



値切られる自分が
全部悪かったのです。

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それでも少しづつ
仕事に慣れていきました。



30歳を過ぎたある日に
一軒の店を任されました。


この当時は、仕事が好きか?
と聞かれたら、まだ胸を張って



「好きです!」



とは言えませんでしたが
お店を任せてもらえた事は



正直うれしかったです。



遂に初めてのチャンス!
何とか活かしたい!



でも、スタートしてみたら期待外れで
全くお客様が来てくれませんでした。


技術や安さをアピールしても効果が無く
全くレジが動かない日がつづきました。



夜はいつもため息をつきながら
お店のカギを閉めて帰りました。



その後何をやってもうまく行かず
たった3年で完全閉店へと追い込まれました。

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辛くて、逃げて、更に辛くなり、
せっかくのチャンスもモノに出来ず


最後は自分の無能さを
思い知り絶望する。



絶望した後に
認めざるを得ない気持ちが
込み上げてきました。



実はもう分かっていました。
正直に言います。



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僕には才能も


 能力も何も無い。

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どうせ自分は
落ちこぼれだからな。



放課後に補習を受ける
落ちこぼれ生徒だった
記憶が蘇りました。



みんなは先に帰ったり
校庭で楽しそうに遊んでいる。




情けない。



そして大人になった今も
結局また落ちこぼれ...



でもこのままはイヤだ。
このまま終わりたくない。



それならもっと実力を
身につけるしかない。



いつかそのうちじゃなくて
今日たった今から
やれる事をやるんだ。


今は空っぽな自分。
でも空っぽだからこそ


満たしていく事ができる。
無限の伸びしろがある。


そこから覚悟を決めて
試行錯誤と行動を始めました。


他府県まで同業他店を見学して回り
自己啓発や専門技術など
数々のセミナーを受講しました。



人にも会いに出かけて教えを請い
経営や販売に関する本も
相当たくさん読みました。


でも読んで学んでも「わかる」だけ。
僕が本当に得たかったのは


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「できる」ようになること。
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本物の実力で自分の価値を
高めて貢献したい。


無理して買ってもらう
ノウハウでは無く



お客さんから求められて
買って頂き、喜んで頂くこと。


それにはお客さんの抱える問題の
本質に着目し応えるんだ。



そんなことばかり
考えていました。





何の裏付けも
自信もありませんでしたが



何度も自分の夢を思い描き
イメージを育てていきました。



上手く行かない自分に
何度も失望し嫌気がさしました。



でも



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心に波風が立っても
常に心を整えて
平常心で淡々と。
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やがて幸運にも、次のチャンスが
巡ってきました。


ずっと構想を練り夢見てきた
技術とファッションを両立させた


本格志向の眼鏡コンセプトショップを
立ち上げることが決まりました。

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今度こそ絶対に成功させてみせる!


丁度その頃、大学時代の親友が
経済界で大成功しました。


彼は日本の企業の中で
社員の給料が一番高いと言われる
有名な会社で社長に大抜擢されました。


親友の成功は嬉しい反面
自分との大きなギャップを
思い知りました。


僕はすがる思いで
彼に聞きました。


「俺は、どうしたらいいと思う?」


彼からのアドバイスはこうでした。



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才能なんていらないぞ
それよりも 

 日々素振りを続ける事だ。

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その素振りが何につながっているか
よく見て行動を続けることだ。



そして誰でも出来る日々の素振りを
どれだけ飽きずに繰り返せるか?



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どれだけ継続できるか?

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そして全ては
まず相手のために。


自分のためにやっているか?
相手のためにやっているか?



その視点の違いが
結果を大きく分ける。


才能や能力が無くてもいいなら
自分でもやれそうな気がしました。

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ちょうどその頃
出会ったお客様の一言に
衝撃を受けました。


「メガネを掛ける事は、女性である事を
あきらめる事だと思っていました。」



それくらいメガネを掛けることが
イヤだったと言われました。



目の病気でコンタクトレンズを
止めなければならない。



でも強度近視のメガネでは
レンズが分厚いために
顔が大きく変わってしまう。

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その人にとって
メガネを掛ける事は



人生をあきらめる事だったのです。



人が人生をあきらめるなんて
あってはならない!



絶対に見過ごせない。
自分が何とかしなければ!



人ひとりの人生が
 自分の仕事にかかっている。



女性にとってのメガネは
イヤなものという現実。



でも、メガネスタイルでも
魅力的になれることを広めたい。


強度近視女性を助ける運動を始め
そのために様々な実行項目を
決めて取組みました。

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途方もない日々の積み重ね。
何度も失敗し何度も中断し、



また振り出しに戻って
行動を繰り返す。


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心に波風が立っても
常に心を整えて
平常心で淡々と。

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華々しさなんて全然なく
泥臭い行動の繰り返し。



でもそれは
やろうとすれば
 誰でもできること。



やがて着実に安定的に
結果が出るようになりました。


他府県からもお客様が
来られるようになり


当時HOYAから新発売された
高付加価値な眼鏡レンズの
販売件数で全国1位となりました。


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20代の頃あれほど嫌いで
辞めたかった仕事。



苦しくても
逃げきれなかった仕事。



そのあと覚悟して
小さな実行項目を決めて



毎日繰り返していたら
ある日


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あれ?!


もしかしてこれ、


天職とちゃうの?

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と気づきました。



お客様の抱える悩みや問題に
真正面から向き合い



自分にできることで
全力投球している。



100%自分を使い果たして行く
日々が待っていました。



今では集客ではネットに頼ることもなく
ご紹介でのご来店ばかりになっていました。



何よりも自分一人でなく
たくさんの人たちに支えられながら
ここまで辿り着けた事に気づきました。

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そして今は
より質の高い仕事のために
休養も大切という考えのもと


お店の定休日は毎週2日間に増やし
年に一度は長期クローズして

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昔は夢だった海外旅行にも
 毎年行けるようになりました。



平均単価では全国平均の約3倍の
予約制アイウェアショップですが



現在は営業時間を短くして
  安定した業績を続けています。



僕の目的はお客様が
メガネで新しい顔になり



ご自分の本当の目的や
使命に目覚めて



わくわくドキドキしながら
 カラフルな人生を歩まれる。



そんなお客様を
陰で支え続けること。



毎日この仕事に幸せを実感し
天職を全うしています。

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僕たちは良い思考と
習慣を持つことで



いつからでも
何にでもなれるし



何歳からでも
何でも出来ると思います。



人生は自分が思うより
もっとカラフルに成りえます。



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・夢と志を持って人生を歩みたい。

・働いている自分を好きでいたい。

・お客様も自分もハッピーにしたい。

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そんな事をいつも思いつつ



悩んでばかりだったあの頃の僕に
道しるべになる言葉を届けたい。



そして今ここで共感して頂けた
あなたにも届けたい。



これからもこのnoteで発信しつつ
新しい目標に向かって



わくわくドキドキしながら
日々を重ねて行きたいと思います。



今後もフォローをお願いします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。



もしも共感して頂けるなら
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                     グラスフィッター徳永


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