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祝え!新たなる音楽の夜明けを!/シャニマス生配信イベント『MUSIC DAWN』感想

新たなる流行り病により世界が混沌に包まれている中、音楽の祭典『アイドルマスターシャイニーカラーズ MUSIC DAWN』は行われた。
もともとなんの不安もなかったが、彼女たちは最高のパフォーマンスを魅せてくれた。
こういったライブのレポをまとめるのは初なのだが、なんとか感情をまとめていこうと思う。当方2日目のみの参戦なのでレポは2日目基準となります。


・ストレイライト

メジャーリーグでは「強打者1番理論」というのが流行ってるらしい。
ライブのセットリストにこの理論が適用するかは定かではないが、ストレイライトの放つ強烈な光はトップバッターで強打者と呼ぶにふさわしい。
その力強いパフォーマンスで画面前のプロデューサーたちのテンションゲージを一瞬でMAXにした。
新曲『Hide&Attack』『Transcending the World』この2曲を聴けただけで値段の元を取れたと言っていい圧巻のステージ。愛依役の北原沙弥香さんの力強さ、冬優子役の幸村恵理さんの可愛さの中に見せる芯、まるであさひを思わせる豹変ぶりの田中有紀さん。
これぞストレイライトというようなライブだった。
特に接近するドローンに対して前蹴りをみせる北原さんがカッコよくて最高だった。


・アンティーカ

トップバッターが強打者なら2番のポジションは? そう、強打者だ。勢いに乗ったままシャニマスのクールユニットへとバトンが渡される。
『バベルシティ・グレイス』は1stライブの時から幾度も歌われたからか、かなり安定した強さを感じ、披露はリリイベ以来という『ラビリンス・レジスタンス』の慟哭のような激しい歌い方に息も忘れて見入ってしまった。
個人的な見どころとして、『バベルシティ・グレイス』の2番サビでドローンが菅沼さんに最接近した時、菅沼さんがニヤリと不敵に笑ったのを映した時とても「摩美々」を感じた。


・アルストロメリア

幸福論ここに誕生。このサツバツな世の中を明るく照らしてくれる3人のステージに心が洗われるような気持だった。
1曲目『アルストロメリア』なのですが、現在行われているイベントストーリー『流れ星が消えるまでのジャーニー』を読むと2番歌詞の「アイデンティティ見つけた」の意味が深く聴こえるようになる。
それとサビ部分で舞い上がった花吹雪と3人が映るようなカメラアングルには幸福のあまり手を合わせて拝むほどでした。

・放課後クライマックスガールズ

『夢咲After school』と『よりみちサンセット』のコンボは反則でしょう…。
『夢咲After school』サビ時、カメラがドローンに代わってダイナミックな動きをしていたのが最高でした。放クラはこれくらい動いてる方が「らしい」ので今回のドローン撮影導入は大成功と言える。
じゅりなつ(永井さん涼本さん)が互いに背中を預けてポーズしてるの最高だったし、星型の円陣をも見れた。放クラに対して「最高」しか頭に浮かんでこないくらい感情がでかくて困る。助けてくれ。
『よりみちサンセット』果穂((河野さん)の「時間が止まればいいのにな」の声色が少し上擦って泣きそうになってるけど「さあ行かなくちゃ」で笑顔になる瞬間が本当に感情移入度がすごい。
そこから間奏に入り、下手のカメラに切り替わりになって5人がカメラに向かって歩くところで。最後尾の夏葉役の涼本さんがウィンクと投げキッスした瞬間が完全に夏葉でした……。本当にありがとう……。

・イルミネーションスターズ

披露曲は『光のdestination』『トライアングル』。この曲を聴くと思い出す……「Catch the shiny tail」…「star n dew by me」。シャニマス屈指の名シナリオ……。今回は特に『光のdestination』歌詞の「あの空へと 響き渡れ いつまでも」が、まるで画面越しの私たちのいる空まで届け、という願いが込められているような力強い歌声でした。
真乃役の関根さんが常にカメラの向こう(つまり私たち)に笑いかけているように常に目線を合わせてくれていて「これがアイマスのセンターか」と驚嘆。
ゲームのシナリオやリアルイベントを経て、時間とともに熟成されていくイルミネの魅力が見えて、次のライブでもまた聴きたい。そう思わせる2曲でした。

・ノクチル

「浅倉、小糸、雛菜……任せた」
「……任された」

実をいうと、出演者一覧をちゃんと見てなかったので円香役の土屋さんが2日目に出ないことを直前まで知りませんでした。
一人欠けた状態のノクチルはどういった編成で歌うんだろうとぼんやり考えてたら「円香のパートはそのまま歌わない」というまさかの構成。
しかも円香の立つ場所も空けたまま進行する徹底ぶり。
円香の代わりをしない、いつだって一緒、というユニットの核を崩さず貫く構成に「ノクチルのいう物語」を感じずにはいられない。
ノクチルのファン感謝祭シナリオ追加が発表されたけどまさかこんな話じゃないだろうね?
個人的には小糸役の田嶌さんが円香パートを口パクしてた(もしかしたら浅倉雛菜もやってたかもしれないが)ところにまどこいを感じたり、曲の2番に入るところでくしゃっとした笑顔をカメラに向けてたりと田嶌さんが特に可愛くてずっと目で追いかけてました。

・MUSICDAWNユニット混合シャッフルメドレー

ついにシャニマスも混合ユニット分けて歌える全体曲が増えたんだなぁと実感する後半戦。
SWEET♡STEPの灯織と咲耶の低音パート組がかなりツボでした。このクールな見た目の二人がバレンタインに悶々とする歌を歌うというのがすごく良いですね。ユニット配置を考えてくれた人に一等賞メダルあげたいです。


あとがき/今後もやってほしいと切に願う

外に出るのが億劫&人の多いところが苦手マンにとって、ライブビューイングや配信ライブはとてもありがたい存在だ。
加えて、客席に付けられたペンライトが自動で色が切り替わっていく統一感のある演出が素晴らしいかったのは声を大にして言いたい。
ドローンによるダイナミックなカメラワークも見どころが多くて、これからドローン撮影技術が進化していたら、もっと面白くなる期待もある。
告知がギリギリだったことからホントに予定がなかったのだろう期間限定アーカイブ化も、気になった部分を気軽に見返すことができるのは大きなポイントだろう。
現にこの記事を書く上で何度も映像見返しながら書いている。
ライブ観た後って興奮しすぎて記憶が飛んでも思い出しながら書くのが難しいからね……。

そんなわけで自分にとってメリットしかなかった新しいスタイルの配信ライブ。
今後流行り病によるソーシャル的な配慮が必要無くなっても、不定期でもいいから、やってほしいと切に願うライブ体験でした。

ありがとうシャイニーカラーズ。





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