【2023年5月まとめ】ティアキンで他ゲームを遊ぶ余裕が無いぜ/こういうSF世界観のデザイン大好き『∀stralbringer』/物語の美しさに涙した『午前五時にピアノを弾く』
かつてないほどの危機。『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は「ニンテンドーカタログチケット余ってるしPVで見てビビッときたからちょっとやってみよ」と軽く手を出していい代物では無かった。おかげで今月は他のゲームをほとんどやらずに、ティアキンを起動し続けている。面白い、非常に面白い。が、この「最高すぎるゲーム体験」はガチャとはまた別の中毒性すら感じるというのは言い過ぎだろうか。
…言い過ぎだな。うん。あんまり何かサゲたり誇張して作品を語るのは良くない。時間の管理が出来なくなるほど面白いのは確かだが、自制心が効かないのは己のせいなのだ。
というわけで、今月はクリアできた作品が非常に少ない。来月はもう少し頑張る所存であります。
・『Dungeon Drafters』
カードを集めてデッキ構築してダンジョンを踏破するRPG。最初に少し触ったくらいで積んでる…。思った以上に要素が多いのとダンジョンに歯ごたえがあったので時間がかかりそうな感じで二の足を踏んでる。
カードバトルのランダム性とデッキ構築の戦略、シミュレーションRPGの戦術と状況判断の面白さが上手い。それゆえに一番最初のチュートリダンジョンでほぼ攻略不可能のボスのイベント戦で、負け確演出になってるのはちょっとテンション下がった。
・『ブレイズ・ユニオン』
ものすごく丁寧にチュートリしてくれるので実際プレイする時は問題無いのだけど、改めて文章にすると要素が多すぎて書くのが大変な超変化球で有名なシミュレーションRPG。味方との位置関係が非常に重要になる「ユニオン」システムがとてもクセになる。ハマる人はハマる作品。
『ユグドラ・ユニオン』に登場したとある人物の過去を描く前日譚(というかif世界線?)。起用しているイラストレーターが違うのでそこはちょっと違和感。ロリの頭身がおかしなことになってるのは直してほしかった…。こちらも序盤ちょっと触って絶賛積みゲー中。どうしたものか…。
・『Gain Foxes』
毎日2回、子分に命令を出して一定の金額を稼ぐシミュレーションゲーム。稼ぐ過程で怪しい薬を流通させたり、カブ(株)でギャンブルできる。子分の人件費の上がり方がエグい。もたもたしてるとすぐ賄えなくなるのでなんとか速攻で金を稼ぐほかクリアの道は無い。そういう意味ではバランスがちょっと大味。
・『午前五時にピアノを弾く』
これはねぇ、とっても刺さった。物語の流れや着地点はそこまで珍しいものではないけど、ゲームのビジュアル、UI、ゲーム性、ストーリー、音楽、テキストの文体、その全てが一つの作品として『午前五時にピアノを弾く』というゲームにまとまっていることが、とても美しい。「ゲームは総合芸術」と誰かが言ってたが、まさにそんな感じ。
・『狐ト蛙ノ旅 アダシノ島のコトロ鬼 Demo 』
日本のようで日本でない、不思議な島に降り立ったキツネとカエルを操作して島を練り歩くアドベンチャー。インディーライブエキスポなどでビジュアルが公開されて以来かなり期待値の高い作品。そして今回のデモ版でさらに期待値が高まった。街を灯す暖かいオレンジ色と、建物が作り出す影の暗さのコントラストが「綺麗だけどどことなく怖い」世界観。それが「探索してみたい気持ちと、早く安全なとこに帰りたい気持ち」を綯い交ぜにして心をかきむしる。ドキドキして、ワクワクする。ゲームって良いな、と改めて実感させられる。はやく本編をプレイしたい。
・『Demonschool Demo』
ゲームメディアの記事ではペルソナにインスパイアされた…って書いてあっててっきり3以降のハイカラRPGに影響受けたのかと思ったけど、実際触ってみると1,2の学園モノ+怪奇,ホラー,悪魔のテイストの影響が強い。ジャンルはシミュレーションRPG。攻撃行動ができるのが二人、デバフ要因が一人、回復役が一人と明確にロールが決まっている。さらにHPも全員3なので、けっこう動きを考える必要がある。
公開されてるデモ版に日本語はけっこう誤字というか表示バグがあったけど、ストーリーの雰囲気も良さげ。2023年に発売。
・『あつめて!カービィ』
ニンテンドーDSで発売されたタッチペンで動かすカービィ…のミニゲーム「空中探検隊EOS」を主にプレイ中。タッチペンで最大10体のカービィを動かす縦スクロールSTG。ミニゲームにしては6面までしっかりある大ボリューム。カービィが沢山連なると強くなる分、挙動も独特で、意外と敵に引っかかったりと仕様の奥が深い。カービィはミニゲームとしてシューティングを入れてくることが多いけど、1回ガチのSTGを単品として出してほしい。カービィのグルメフェスみたいに。いけないかなぁ…。さすがに無理か。
・『Lright Reflection』
魔女に攻撃魔法を奪われてしまったルミスが、魔物に襲われた母を助けるために魔女を倒しに行く短編RPG。攻撃魔法が使えないので、相手の攻撃をタイミング良く反射してダメージを与える。いわゆる音ゲー。最初はそれなりに戦えるのだが、終盤~ラスボスになると3種類組み合わせてたノーツが飛んでくるのでもう頭がパニック。音ゲーはデレステとかjubeatとか画面を直接タップするタイプばっかやってたからパッドで音ゲーに慣れていない。けっこう難しいぞ。
・『東方花映塚』
対戦型シューティングゲーム。新作が同じ対戦型形式なのでその予習としてプレイ。シューティングなようでシューティングじゃない、わりとパズルゲームっぽい独特なシステムで、今でも対戦オフ会が開催されるほど奥が深い。深すぎる。有志の攻略同人誌を読んでもその深さが果てしない。ちゃんと理解できるようになるのに何か月何年かかるか…。今はストーリーモードのクリアと、他の猛者たちの対戦動画の内容が理解できる程度にはなりたい。
・『東方獣王園 体験版』
2023年に発売される(ハズ)の新作東方原作。花映塚を踏襲した対戦型シューティングで、過去作のケモノキャラがいっぱい出る。なかなか現段階の研究を追えてないので、6月以降にすこしずつ練習して本番に備えようと思います。所感では、花映塚とは似ているけど違った印象で、案外棲み分けができる対戦ゲームなのかな、と。ぶっちゃけバレットフィリアから1年しか経ってない中で、対戦ゲームとしてどこまで調整がいってるのか分からないのと、発売後にキャラ調整のアプデをどこまでしてくれるのかが不明なのが不安といえば不安。でもきっと面白いものになる感触と、東方STGコミュニティが盛り上がる予感がする作品でもある。
・『スターガニアン』
あの高橋名人が監修した縦スクロールSTG。ノーマルがちょっと難しくてひとまずイージーで練習。エクステンドが早いので残機ゴリ押しでクリア可能。常にボタン連射を求められるのではなく、「連射することでショットがパワーアップする」機能で、往年STGの連射に意味を持たせている。
ただまぁ、STGは速攻撃破がセオリーなので、敵が多く出たり、硬い敵が多い後半面は連射場面が多くなり結局疲れる。筋トレ必須。
・『ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム』
このゲームさえあれば一年…短くとも半年は他にゲームをする必要が無いレベルのボリュームと面白さ。小学生とか、大学生とか時間に余裕のあるタイミングで出されなくてホントに良かった。
・『∀stralbringer -蓋影のアーカリウム-体験版』
回避不可能な敵弾を強力な武装とマウス操作の超軌道でいなす快感がたまらないアクションSTG。去年のゲーム展示会(ゲー博だったかな?)で出会った当初は、かなり難しめなゲームという印象だった。今回Steamで公開された体験版では、自機の強化が実装されており何度も挑戦していけばクリアはいずれクリアできる。さらにアーケードSTGのような「1~6面をぶっ通しで続ける」方式ではなく、1ステージ毎で区切られてる(マリオタイプと言えばいいだろうか)しチェックポイントさえ通過できれば、そこから再挑戦可能なとこも良い。
余談 新しいゲームパッド『
retri-bit SEGAサターンパッド』を買った。
「メタルブラック」プレイ中…というよりアーケードSTGは比較的「大きく機敏に動く」ことが求められるので、普段使ってるスーファミタイプのコントローラーだと難しいかもと思い始めた。試しに眠っていた8bitdoM30(メガドラとサターンの中間みたいなコントローラー)でプレイ。そうしたら不思議としっくり。けどこのパッド、どうにも方向入力の際に引っかかるし、稀にキーが戻らなくなるので、いっそのこと新しいのを買おうと決意。そこでとあるSTGが激ウマなVtuberさん激推しの、retro-bitのSEGA公認サターンパッドを購入(5000円)。
有線なのもあってかなり軽い。dパッドは斜め入力がしやすいし押し心地も軽い。ボタンはやや特殊な配列と角度だけど許容範囲。LRボタンのクリック感も嫌いじゃない。むしろ好き。ニンテンドーswitchでも使えるのも良き。惜しむべくは接続時はD-Inputで、X-Inputに変更するのにスタートボタン+Bボタンを5秒ほど押して切り替える手間が毎回必要な点。まぁひとつの儀式と思えば。
dパッドの感覚に慣れるためにももっとたくさんSTGをやってクリアしていかなくては、と思う矢先に世界樹の迷宮とループエイトが発売されるので今度こそ”終わり”だ。6月はおそらく世界樹祭りになると思います。
先月までの振り返り
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